唐招待寺は奈良市五条町にあり、鑑真和上の開基です。
芭蕉もこの寺を訪れ「若葉してお目の雫ぬぐはばや」とその感激を俳句に作られています。
鑑真和上については別の機会に譲るとして、今日は宝扇を紹介します。

柄はもう少し長く、竜宮城で乙姫様の後ろにある扇に似ています。
鎌倉時代の僧で唐招待寺中興の祖覚盛上人に由来しています。上人が夏の日に座禅を組んでいると一匹の蚊が肌を刺した。これに気づいた弟子が蚊を叩こうとすると、その弟子を制して「私は今蚊に血を与える布施行を実施している。叩くのは不殺生戒に背く」と窘められたそうです。うちわで蚊を払ったそうです。うちわの献納は法華寺をはじめ諸寺の尼僧がうちわを作り献じたことに由来します。
以来毎年うちわが献納され、5月19日の法要の後このうちわが鼓楼の上よりまかれます。
4本買い求めました
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