水子供養と アセンションに向けての意識改革ブログ

命の大切さとともに
ライトボディのことや
意識改革 霊的なことについて
かなりディープな内容になります

強くなりたい

2017-10-31 09:21:15 | 気付き
昨日、父の病院に付き添った帰り道、

新利根大橋を車で走っていたら、右にクッキリと富士山が見えました。

その時、初めて浮かび上がった言葉


強くなりたい


というものでした。


強くなりたい 強くなりたい・・・・
そう呟いていたら、涙がいっぱい出てきました。


長男が強くなりたいと言います。
そのたび、男の子はそうだねと思っていましたが、
彼の強くなりたいという気持ちに同化出来ました。

わたしは、大抵のことは耐えられます。
しかし、耐えられることと、強いということはまた少し別で、

耐えられる上に、前に進む力が欲しいと思いました。

これから来る、親の死、介護、子供のさらなる成長、

自分の身体の変化、夫とともに進む身体の老い、

経済的なこと、親戚の付き合い、お墓のこと、

完全に第三の人生に突入しました。

今まで与えられる人生だったこと、

これからは与える人間になりたい。

前に鑑定を辞めましたが、

不定期ですが、出来る時に募集しようとも思っています。

父のブログの再開、わたしに出来ることです。


色んなものが見える次男に、中高生のうちに勉強を済ましたほうがいいと教えていた時、

わたしの後ろのオーブンレンジにお侍さんのような人が座っていて、

次男にそれを言っている時、わたしの背中に手を当てていたそうです。

御先祖様、守護霊様にも、改めて感謝しています。


今日も良い日を。

有難うございました^-^

救いを呼ぶ水子霊  15

2017-10-29 17:36:49 | 水子供養
あなたは、身体のどこが痛いのですか?あなたは最初は頭痛がしていたのです。それと腰ですね」



「・・・・・」



「先生、そう言われますと、娘が三十歳ころ、私に、頭の中を誰かが走り回っているなどと言ってたことがありました」

「そのころには、もう水子が教えていたのですよ」

「何を教えているんでしょうか」

「水子さんがあなたにこんなことをされたと教えているんですよ」

「なんのためにそんなことをするのですか」

「なんのために?

もし、いま私が、あなたの、手足を引き裂き、頭を大きなトンカチでつぶしたとしたら、あなたは、私をどう思いますか」

「それは・・・・・」

「そうでしょう。世間は私を鬼だ、畜生だと言うでしょう。あなたは五人もの生命を、そうしたんですよ。

しかも自分の分身を自分の命令でね」

「よく考えてください。あなたにもよほどの事情がなければ堕さぬはずです。
あなたの家族のために五人は犠牲になったのですよ。
その水子の存在と、自分の痛み、苦しみをわかってもらい、早く助けてもらいたいから、母であるあなたにすがるのです」

「先生、この痛みは水子の教えなのですね」

「そうです。一日も早く正しい供養をしてあげることが必要です。それからお母さん、あなたも腰が痛いはずですが、どうですか」

「はい、私も腰が痛んだり肩がこったりします。年のせいだと思っていますが」

「年のせいだと思いますか。この娘さんの前にあなたも一人中絶しているでしょう」

「どうして先生わかるんですか?」

「あなたが堕胎したからあなたの長女である娘さんもそうなるんですよ。すべては血です。
血液の中にそういう種が受け継がれるのですよ」



中略



水子の教えによって、全身リューマチに近かった娘さんも、わたしの指示によって吉相のお墓を建て、
二人とも二十一日間毎日よくお参りしてご先祖とそれぞれの水子さんに詫びたことで、
三ヶ月目には、自分一人で歩いてお参りができるようになったのです。

そんなある日、娘さんのほうが私のところに見えました。



「先生、今日で百八日になります。初めはとても痛かったですが、最近はなんとか一人で歩けるし、
主人の食事の用意もしてあげられるようになってきました。けれども先生・・・」

「わかってますよ。ともかくよく頑張りましたね。
それにご主人があなたにとって何ものにもかえることのできない人であることがよくわかったでしょう。」

「だから先生、私、よけいにつらくって・・・」



「三か月前にあなたがお見えになったとき、お母さんが一緒だったので言うのをひかえてましたが、
あなたにはもう一人の水子があるんでしょう」

「実はそうなんです。それが私とても気になって・・・・」

「ご主人との間の水子ではないのでしたら、その水子さんはお宅の家ではまつらないで、あなたの嫁ぎ先の菩提寺でご供養をさし上げてください」

「先生はわかっておられたんですか。きっとそのようにさせてもらいます」



きっと私の言うことを守られたのでしょう。この人の全身リューマチに近かった身体はずっとよくなり、
あれだけ悩ませていた激痛は、いまではまったくなくなりました。

また、痛みが激しく、手足が動かせなかったために、萎縮した筋肉もいまは一生懸命に訓練をやって、機能回復につとめている。

親子二代(母娘)にわたる水子と、本人の独身時代のかくされての水子。激しい痛みを伴う全身リューマチになった、これがその実例です。





                           救いを呼ぶ水子霊

                             佐藤玄明 著


救いを呼ぶ水子霊 14

2017-10-27 14:49:48 | 水子供養
東京の新橋駅前に、中川聖山研究所というのがあります。

ある日ここに六十四、五歳ぐらいの女性と四十歳くらいの女性が相談に見えました。

この二人連れの女性は母とその娘で、娘さんの病気のことで相談に来られたのです。

「どうしましたか?娘さんは大変苦しそうですが・・・」

「はい。この子は私の長女で近くに嫁いでいますが、実はこの三年くらい前から身体の節々が痛みだしたのです。

今日はなんとしても先生にお会いしたくてきました」



中川聖山研究所は、新橋駅の銀座側ホームに立つと「吉相墓」という大きな看板をかかげた、あるビルの三階にあります。

この娘さんが全身の痛みに耐えながら階段を昇ってこられたことはすぐにわかります。

そしてまた、私自身の身体の節々がキリでも刺しこんだように激しく痛みを感じ、とりわけ左右の首すじから両腕にかけてがひどいのです。

この母娘の霊障は「水子」のもので、それもたくさんの水子だということがすぐわかります。そこで私は言いました。

「三年前からではないでしょう、もっと前から娘さんには痛みは出てたはずですよ」

「どうしようもなく痛みだしたのが三年前で、それからどこの病院で診てもらっても、原因すらわからないのです。

もう痛くて痛くて、何度も死のうかと思いましたが、子供が可哀想でこうして生きています・・・・」

「奥さん、水子がありますね?」

「どうしてわかりますか、実は三人堕しているんです」

「いや、四人。五人かな・・・・。正直に言ってくださいよ」

「水子と私の病気は何か関係があるのでしょうか・・・」

「あなたはいま、階段を昇ってきたとき、足の方も痛み出したでしょう・・・」

「ハイ、そのとおりです」

「その痛さに耐えてでもこられたのはなんのためですか。よくなりたいからでしょう。ちがいますか」

「ハイ、この痛みさえとれれば、あとはどんな苦労も我慢できます」

「病院の検査では、どこも悪くないのにどうして痛みはひどくなるのかと思いまして。それで思いあまってこちらに相談にきたのです・・・」

「あなたは、水子は三人といいましたが、そうではないでしょう。五人はいるはずですがね」

「・・・・・すみません、そのとおりです・・・・」

「五人とも人工中絶でしょう?」

「ハイ・・・・・」

「あなたはどんなふうに中絶するか、知ってますか?」

「麻酔注射を打たれて、なにもわかりませんでした」

「胎児の頭はグチャグチャにつぶされ、両方の手足はモギ取られて引きずり出されるのですよ」

「・・・・・」

「あなたは、身体のどこが痛いのですか?あなたは最初は頭痛がしていたはずです。それと腰ですね」

「・・・・・」

                    救いを呼ぶ水子霊

                    佐藤玄明 著


救いを呼ぶ水子霊  13

2017-10-23 10:29:06 | 水子供養
どうしたとね。病気でもしたと?ああ、婦人科を手術したね!腰もまがって・・・・」





「先生、ごらんのとおりです。この一年ばかり、家内が病気ばかりして仕事にならんのですよ。
おっしゃるとおり、家内は子宮ガンとかで手術してとってしまったんです」

「病気が出はじめたころになんで言わんとね。開店のときに言ったでしょうが、

水子さんを供養してからって・・・・。病気で水子さんがせっかく教えてくれたのに、気付くのが遅かったね」

「先生、すみません・・・・私がバカだけん」




それから彼女が涙ながらに話したことは次のようなことでした。

店をはじめてニ年間は、本当にこわいくらい儲かって儲かってしかたなかったそうです。

この分では、店をもう二、三店持てるんではないか、私にはこんなにお客がついていてくれるんだ、

自分の人生は、まだまだこれからだと、毎日張り切って仕事をした。

ライバルだった店も閉店。


「私はとうとう勝った」と毎日楽しくて仕方がなかったそうです。

生活は、すべてが店のために振り向けられ、事実儲かっているうちはそれでもよかったのです。

けれども、五十を超えた身には、毎日の夜遊びが身体によいわけがありません。

とうとう彼女は疲労が重なり、気持もイライラしてくる。(中略)


とうとう彼女は疲労で倒れてしまった。

「先生、三年目に入ってからの一年は先生が見られる通りです・・・私たち夫婦のやることなすことまったく裏目に出るのです。

先生、なんとか立ち直る方法はないでしょうか・・・・」

「なんとかなるかどうか・・・、まず各部屋を見せてください」

そういって彼女たちの各部屋を見て回りました。

案の定この夫婦の家には、お位牌も仏壇もなかったのです。


「奥さんもご主人もよく聞いてください。私は、店を開く前に、奥さんに水子供養をしてから、と言いましたね」

「そう言われると・・・」

「あなた方はご先祖様もご供養しないのですか、お父さんやお母さんは無かったのですか」

「お位牌はありますが・・・」

と、ご主人が立ってテレビ台の上の棚を開けて取り出してきました。

「お店が繁盛しているときには篠栗のお坊さんが良く供養にきて下さいましたが、

ごらんの通り貧乏になってからはお坊さんもきてくれません。

それに私どもも、いまでは何万円のお布施も出せないから、こられないほうが・・・・」

「ちょっと待ってください、奥さん。供養をして下さいと、前に私が言ったのはそんなことではないのですよ。

供養というのは、あなたがたの心が形に現れたものをいうので、坊さんにお経を読んでもらうのとはちがいますよ」





私は、このご夫婦にお釈迦様が何をされたか、何を私たちに教えられたか、供養とは何か、水子とは何か、年回忌の意味などをお話しました。

「奥さん、ご自分で、本当に心から水子にすまないとおもってするのが供養です。奥さんが子宮ガンになるまで働いたから儲けたのであって、

お坊さんの読経がお客をつれて来ましたか。

それと同じように、あなた方が、ご先祖様と、自分を殺せと命令したあなたの子供三人に、何をいままでしてあげましたか。

すべて人まかせではなかったのですか。


人まかせで儲けたものを自分の力でと思っているから、人に儲けを取られてしまうのです。

世の中のすべてのことは、お釈迦様の教えのとおり、なせばなり、なさねばならぬという仕組みになっているのです。

今からでも、ご先祖様に安らぎの正しいお墓を、そして三人の水子さんにはお地蔵さんを建ててあげなさい。

これから先は夫婦でどうするか、考えなさい。

人まかせではなく夫婦でできることから始めるのです」


「わかりました。二人で考えて供養します」







                         救いを呼ぶ水子霊

                     佐藤 玄明 著

水子のたたりは ない  2

2017-10-22 11:25:53 | 水子供養
何度も、時間をおいてお伝えしようと思うことですが、

水子のたたりは、ありません。





「水子のたたりがあるという風にネットに書かれているのですが、

心配で仕方がありません」



「供養をしたいと思い、ネットで検索したら、呪われるというようなオカルトチックなことが書かれているので、

どうしたらよいかわかりません」



という意見もあるのではないかと思います。



初めて水子というキーワードを検索したとき、怖いことが書かれていたら、誰でも二の足を踏むことでしょう。

しかし、そこを入口にしないと、供養というところまで決心が行かない人がいることもありますし、

実際、佐藤玄明先生と言うお寺の御坊さんが書かれた書物が、水子の霊障としてあることも事実です。



わたしも、そういうことを文面でお伝えしつつも、

「水子のたたりはない」と言い切るのは、

実はもっとシンプルなところに、答えがあるからです。



試しに、

水子=我が子と置き換えて、このタイトルを読んでください。



「我が子のたたりはない」



そう、これが答えです。



色んなところをすっとばして、ここに心を置いてください。

産まれるはずだった我が子が、母である私をたたるはずがないということです。



もし何か良くないことがあったとしたら、それは「お知らせ」であり、

気付いて欲しいというサインですから、



供養という形で、「気付いているよ」「見ているよ」「ごめんなさい」「愛しています」



というサインを、こちらからも送り続けるということです。

送り始める準備を始めるということです。



わたしたちは、今、

自分たちの生活に精一杯です。

お寺に行っても、供養にいくらかかるのか・・とそちらに意識がいくことでしょう。



水子が欲しいのは、親からの目線、意識、気持ちです。

大きなお寺に立派な供養塔を建てても、気持ちが届いてこなければ意味がありません。

他人任せでどうにかしてもらおうという気持ちも、水子には届いていきます。



お金をかけず、今日から自分の家でも出来る供養の方法を記事にしたものがありますので、

是非こちらもご覧ください。





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水子供養の本質とは
https://ameblo.jp/tensinokodomo/entry-12308514554.html

自分でできる水子供養
https://ameblo.jp/tensinokodomo/entry-12312415101.html

お仏壇について
https://ameblo.jp/tensinokodomo/entry-12312714703.html




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呼ばれた方向を向いて、素直な心になって、

ごめんなさいねと手を合わせることは、難しいことではないのです。



そのための体験談、

そのためのお知らせがあるということでしょう。





参考になれば、幸いです。

子供とともに、幸せになるという気持ちで、供養の扉を開いてみてください。





最後まで読んでくださり、有難うございました。



感謝いたします。








芸能界に横行する堕胎

2017-10-21 08:34:09 | 水子供養
友人が教えてくれたお話ですが、

芸能界は堕胎が横行しているとのことです。



詳しいことは伏せますが、

売れる時期、世間的に結婚を認められる人気のタイミング、

事務所との兼ね合いもあり、やむなくということもあるということでしょうが、

悲しい職業だなあ・・と思いました。





その話の中で、大物の男性タレントが、これまでも何人もの女性に堕胎をさせているそうですが、

相手の女性から赤ちゃんの報告を聞くと、堕胎費用だけ渡してこう言うそうです。



「大丈夫。細胞と同じだから。これでやってきて。」



このお話を聞いた時、わたしは、怒りを通り越して、なるほどなあ・・・と思いました。



そのように思いこんだら、こんなに楽なことはないなあと。



お腹の中にいるうちは、人間でも霊魂でもない。

細胞と同じだから、人格も心もない。



そう思いこんで、それを自分の脳にインストールすれば、

なんの感情も湧かないし、反省もへったくれもない。



そして、怒りも湧きました。

相手のことを思えば、避妊するだろうと。

自分の欲望のまま、相手の都合も考えず、同じことを繰り返している。

女性の立場からしたら、この人ははっきり言って獣です。





どんなに人気を得ても、業を背負うようなことをしては、

マイナスにしかなりません。

この後、この人が来世からどのようになるかは、押して知るべしです。



でも、人に宿る神性は、本当は知っています。

自分も母親のお腹の中にいた時、知っていたことを。

理解していたことも。



胎児は、天空からお腹の中に宿り、そしてこの世に誕生するまで、あの世に帰った後も、

生きとおしの生命であり、神性を持つ、素晴らしい神の子です。



死んでからしばらくショックを和らげるため、

神の意志により人間が意識を失うことはありますが、

少なくとも、青写真を持ってお母さんのお腹に入る時には、意志と魂と心があります。



改めて、言葉の怖さ、人間の思いこみの愚かさに気付かされました。





最後まで読んで下さり、有難うございました。



感謝いたします。







救いを呼ぶ水子霊  12

2017-10-20 08:44:53 | 水子供養
供養を怠り転落の淵へ



福岡県に住む49歳の女性が、クラブを回転したいといって相談に来ました。

彼女は、九州一の歓楽街である博多で、自分の店を持ちたいと、

長年勤めた中州でも一流のクラブを辞めて独立することにしたのです。

さすが、お客さん商売の女性らしく、実際の年齢よりも十歳は若く見え、活発で、明るい性格の持ち主。

私は、仕事がらたくさんの新築工事や開店工事の相談を受けますが、

こうした店の新築と開店が妙に「水子の年回忌」の年に行われることが多い。

七回忌、十三回忌、十七回忌、二十三回忌、二十七回忌などという年に不思議と重なるのです。

相談にこられたこの女性の場合も同じでした。これからやっと自分の店が持てるという希望にあふれ、

明るい表情の彼女ですが、彼女の腰の周りに三人の「水子霊」がとり憑いているのが見えました。

そこで私は、

「店のなかに神棚を設けて、必ず水子供養をした後に、オープンしてください」

と話しますと、彼女は笑って

「先生、私には言われるように水子が三人あります。けれども私は、篠栗八十八か所のお寺に供養料を納めていますし、

いままでもなに一つ失敗はなかったんですよ。芝居してたら、この商売で自分のお店は持てないんですよ。

先生、この図面で工事は進めていいんですね」



やがて新しい店はオープンしました。それからの一年というものは、彼女の店は日の出の勢いというか、とても繁盛したのです。

(中略)

「先生、こんなことならもっと早く独立してジャンジャン稼いでおけばよかった。経営者ってこんなに儲けていたのね」

彼女は乗りに乗っていました。店が終わると毎晩のようにボーイさんたちを引きつれて、

深夜スナックを女王気どりで飲みまわっていると、風の便りにも聞きました。

それからしばらくたってわたしも彼女の店のことはすっかり忘れていたのですが、

開店から三年たったころ、彼女のご主人から電話がかかってきました。



「先生、ぜひとも相談したいことがありますので、一度お訪ねしてもよろしいでしょうか」



私はちょうど近所に行く用事もあったので私のほうから彼のマンションに寄ることにしました。

訪ねてみると、「先生、今日はすみません」と出てきたのは彼女です。



久しぶりに彼女を見て私はビックリしました。

自宅なので、化粧はしていないとはいっても、彼女はなんと十歳も老けて見えるではありませんか。








                        救いを呼ぶ水子霊

                        佐藤玄明 著

救いを呼ぶ水子霊  11

2017-10-19 10:39:45 | 水子供養
「あなた方の場合、水子の供養が不公平なんですよ。水子の供養が片手落ちですよ」

「私たちの水子は・・・」

「そうです、あなたがたの水子さんは、立派に手助けされていると言ったでしょう。
ところがご主人、二十歳ごろを思い出してください。

問題は、あなたの独身時代の水子なのです」

「主人の二十歳ごろですか先生、私も主人から聞いたことがあります。

私と結婚する前付き合っていた女性が妊娠したとか言ってましたが・・・」

「そんな、三十年近くも前の水子がたたるんですか」

「ご主人、正式には二十七年前でしょう。恨んでいますよ、すがっているんですよ」

「そうですか、するとあのときの・・・・・」



このご主人が、まだ大工の弟子として修業中の二十歳になったばかりのときに、

集団就職で九州からでてきたある十八歳の女性と交際し、彼女は妊娠したのです。

ところが、彼女の親が、娘は九州の地元で結婚させるというので、むりやり仲を引き離し、九州へ連れて帰ってしまいました。

このとき、彼女は妊娠していたのですが、やむなくお腹の子を堕ろしていたのです。

それからちょうど二十七年たって、いまは兵庫県に住む父親に、供養をしてほしいとすがってきたのです。



「先生、どうすればよろしいでしょうか」

「供養してあげることです」

「この水子さんを供養したら少しはよくなるでしょうか?先生、ぜひ供養をしてください」

「供養は、あなた方がするのです。あなた方自身の行為が供養となって現れるのですから、あなたの心と行いが大切です。

坊主が祈ってもあなたはよくなりません。坊主はその方法でもって手助けできるだけで、供養を行う主役はあなたがたですよ。

「善因 善果・悪因・悪果」すべては、あなたの行為から生じているのですからね」

「わかりました。どのようにすれば・・・」



「あなたは、どちらの石屋さんでお墓を建てたのでしたかね」

「岡山の石材さんに建ててもらいましたが・・・」

「そうですか。でも岡山県から兵庫県まできてくれますか?」

「電話すればすぐきてくれますが・・」

「それでは、石材店さんにお地蔵さんを一体彫ってもらって、

あなたの菩提寺の住職さんに開眼供養と水子供養をしてもらって下さい。

そのときは永代供養料も忘れないように。

それから毎日続けて二十一日お祈りしてください」



このご主人は、自分が女性に命じて堕させて水子ならともかく、彼女の親に仲をさかれた後の水子なのに・・・と最初は思ったらしいのです。

けれども、現実に財産はどんどん減っていくし、借金は増え続けるので、困ったときの神だのみ的にお地蔵さんを建立したのでした。

彼女との水子でも、あなたの子供に変わりはないでしょう、という奥さんの心に勇気づけられながら夫婦は水子地蔵さんに日参しました。

最初の七日間、建売住宅が売れ始めました。

次の七日目にはいままで集金できなかった家の建築代金が半分ですが入金されました。

二十一日の満願の日、夫婦は「会社のなかも明るくなり、顔色も明るくなりましたよ」と、従業員から言われるようにまでなったのです。





                   救いを呼ぶ水子霊

                    佐藤玄明 著



*****************************************

自宅で出来る水子供養の方法

https://ameblo.jp/tensinokodomo/entry-12312415101.html



https://ameblo.jp/tensinokodomo/entry-12309793215.html



ご参考になれば幸いです。







救いをよぶ水子霊  10

2017-10-18 09:10:04 | 水子供養
供養の良し悪しで財産も



「先生、私たち夫婦はなにをやってもうまくいきません。このままではなにもかも無くなってしまいます。どうしたらいいのでしょうか。」

と、兵庫県H市の相談の会場に43歳の女性がお見えになりました。



「私たち夫婦は、若い時から二人で働きに働いて、やっと従業員10人の建設会社を経営することができました。
これまでは、することなすことが順調にいき、やっと少しばかりの財産も残せるようになっていたのですが、
昨年あたりから妙に主人のすることがうまくいかないのです。

建売住宅を計画し、売り出してもいままでは一度も失敗せずこれたのですが、
こんなによい場所がどうして売れないのかと同業者が不思議がるくらい売れません。

少しばかり財産を残せたといっても、私たち二人が20年近く働いてつくったものですからたかは知れてますし、
それもすべて銀行の担保に入れて何度も建売住宅を売り出したのです」



「奥さん、新聞広告とか、チラシ広告とかはやってみましたか」



「考えられることはやってみましたがダメなんです。お客さんは現地までこられるのですが、どの話も最後になったダメになるんです。
銀行からの借入金は支払わねばならないし、従業員の給料は毎月毎月支払わねばなりません。私はどうすればいいのか、もうわからなくなりました」



このご夫婦は、ご主人が現場の仕事と営業を担当し、奥さんが経理を担当している。



「奥さん、お宅は仏さんのご供養をしっかりやってますか?」

「ハイ、岡山氏の石材店さんに建ててもらってからずっとしています」

「すみませんが、その墓を建てた時の基本になる家系図、そのほかの書類を持ってもう一度ご主人と一緒にきてくれませんか」



お墓を立てるということは、ただ石塔をつくればいいというのではなく、先祖代々の「血液の流れ」、
その特色やクセを教示してくれる「家系図」が基本になります。

それを基にして、その家の仕事、社会的地位などを考えながら、お墓は、一軒一軒に適した正しい形と大きさが決まるのです。



「ご主人、けさから奥さんにお話は聞きました。せっかくご夫婦で働かれた財産も減りに減って大変でしょうが、
いまはだまって「水子」さんの供養をしてくれませんか」

「先生、水子の供養ならお墓を建てたときに一緒にお地蔵さんを建てて供養してますが・・」

「だから、今日まであなたがた夫婦はうまく商売ができたんですよ。ご先祖様と自分たちの子供の力ぞえがあったのです。
いいですかご主人。自分たちの水子の力ぞえですよ・・・」

「それでは、どうしてこのごろ急にダメになるんでしょうか。考えられないことばかり起こるんです・・・」



ご主人の表情も奥さん同様、とても暗く、せっぱつまった感じがありありと表れています。





                                救いを呼ぶ水子霊

                             佐藤玄明 

救いを呼ぶ水子霊 9

2017-10-17 21:57:57 | 水子供養
神仏霊魂を信じながら逆らう現代人



日本テレビの特集番組で、100名の男女をスタジオに招いてアンケートをとったことがありました。



あなたは苦しい時に神頼みをするか?

ハイ 70%



人を呪い殺したいと思ったことがあるか?

ハイ15%



祈祷によって苦痛や死が相手に与えられると思うか?

ハイ 47%



願いが叶えば火の上でも渡るか?

ハイ 63%



霊的なことも科学で解明できるか?

ハイ24%



この調査結果をみても、私たちは一方で科学技術の恩恵を蒙り、何不自由なく暮らしていながら、
一方では神や仏という超越的な霊的世界に対する恐れと強い依頼心があることを知ることができます。
それはどうでしょう。どれほど科学が進歩し、たとえ試験管ベビーをつくり上げることができても、人間のこころをつくることはできません。

どれほど医学が発達しても、なぜ二億五千万分の一の確立を競い、偶然に選びされた一個の精子が卵子と結合した瞬間、
新しい生命が与えられるのか、同じ両親のもとで生まれた子供でありながら、なぜ顔かたちもこころも全く同じにならないのか・・
この神秘的な不可思議を解明することはできません。

ところが、この神秘的な天の摂理に挑戦し、物質的な幸せという人間の都合から、受胎を調節することができるようになりました。

それはまだいいのです。生を受けた胎児を途中で中絶する技術をつくりあげた。これも、ある意味許されることでしょう。

異常妊娠のために母体の生命に危険が生じたり、どうしても出産することによって家族に不幸をもたらしたり、
出産する子供自体をもまた不幸をかこつことがはっきりしている場合、これは致し方のない必要悪だからです。

しかし、現状は、そうはなっていません。ここに、最大の問題があるのです。

天が与えてくれた人間の命は地球より重く大切であるといいながら、胎児を簡単に自分の都合で殺し、医師もその手を貸している。

胎児を抹殺しても何とも思わないような風潮がはびこっています。

一方で神仏霊魂を頼りながら、他方では神仏霊魂に逆らっているのです。水子の霊が恐ろしい災いをもたらすのは、
あまりにも当然なことといえましょう。

手向かうことない、罪とがのない人々に害を加えるならば、次に挙げる十種の場合の、どれからすみやかに陥るであろうと、
釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)は言われました。



1.親族の滅亡

2.財産の消滅

3.喜びと貪りからの侵略(不幸ごと)

4.恐ろしい告げ口

5.激しい痛み

6.体の傷害

7.重い病

8.乱心

9.火災

10.年老いて見破れ、悪い所に生まれる



お釈迦様が言われた「手向かうこともなく、何の罪もない人々」とは、流産し、死産し、
そして中絶された胎児たち、つまり水子のことなのです。

お釈迦様が生きておられた時代にも、現代に比べればはるかに幼稚ではありましたが、中絶の方法はありました。

こうして、いのちの半ばで死んで行った水子の霊を手厚くまつり、霊を鎮めようとしないならば、怖ろしい災いがふりかかる--そう警告されたのです。
現代は、まさにこの警告どおり、はかり知れない災厄が人間の上にふりかかっています。

では、水子の霊は、どのような災いをもたらしているのでしょうか。ここで改めて、私の供養経験を通して、その実態をお話することにしましょう。





                           救いを呼ぶ水子霊

                            佐藤玄明 著


水子のことを知る時、幸せを呼ぶ流れが始まる☆

2017-10-15 09:50:19 | 水子供養
佐藤玄明先生 というお坊さんの書かれた、「救いを呼ぶ水子霊」は、1982年に徳間書店から発行された書物です。





今はアマゾンにも在庫がなく、新しく書店に並ぶ機会もないと残念ながら思いますが、

時代を超えて、この本は、わたしたちに「水子供養の大切さ」を教えてくれていると感じ、
抜粋して紹介させていただいております。




ちょっと昔の一時期は、マスコミも水子のこと、水子供養のことをこぞって雑誌に載せていたこともあるのですが、

今ではマスコミも出版業界も、水子のことに関しては全く取り上げなくなりました。謎です・・。




ですので、若い方々は、これらの事実を知らなくて当然ですし、

親の世代のわたしたちも知らないことが多すぎます。





しかし、「知らぬ」で済まされれば、わたしもこのように紹介もしません。

実際、水子のこと、その魂の供養は、急務であり、同時に「知る」ことから始まります。




先祖供養と同様か、それ以上に、第一に考えなければならないのは、

「産声をあげずに亡くなった胎児、名もなき子供たちの供養」ではないでしょうか。







世間がそれについて、沈黙を貫いている間にも、水子の数はすごい勢いで増え続けています。堕胎は止まりません。

しっかり供養されればいいのですが、供養されない水子の霊魂は、「無縁仏」と同じなのです。

無縁仏は苦しみ、縁ある子孫を頼り、「お知らせ」として、

様々な障害の形をとって、子孫の運命や身体にサインを送っています。

わたしの知る限りでは、サインを送られる人というのは、一族の中で、

その水子さんのお父さん、お母さん、ご兄弟、子孫として、とても優しい方、霊感を持つ方に、多くあります。

堕胎の話し合いの時に関わり、かつ同意した人も、よく見てみると含まれます。

話し合いの時から、お腹の中の胎児は霊魂として周りの状況も把握出来るので、

自分の命がどうなるのか、ハラハラしながらその様子を見ているということですね。





ですので、まずは水子のことを知ってほしくて、この本を抜粋、ご紹介させていただいています。

その上で、今出来る供養、思いを届ける祈りをしてもらうことによって、

供養される側の水子が、成仏したり、次の霊的段階に進んでいくことが出来ます。

水子の悲しみが消えていく中で、その安心の念、感謝の念が、こちらの現実に反映されます。




供養された水子に関係する肉親、一族や、祈る人、供養する人に、

水子の喜びと安堵が伝わり、時には感謝されて、逆に応援されて、

道が明るく開かれることを確信しています。

本にもそのことが沢山載っています。




なぜ感謝されて応援されるのかというと、

「供養して欲しかった」

「自分の存在を、知ってほしかった・気付いて欲しかった」

という、シンプルな水子の願いが叶えられたからです。

もちろん、もっと愛されたいという思いもありますので、

心からの供養と継続が大切です。







これからも、正直、読むのも辛いと感じる記事をご紹介するかもしれません。

以前のように、読みやすい内容のブログではなくなってしまいました。







しかし、これらは、やはり心ある方々に知って欲しい事実を載せていくものであり、

載せたことは実際起こったことであり、これからも起こりうることを知っていただきたいのです。

同時に、どうやったら解決するのか、幸せになるのかということを知っていただき、

解決して、知った人から幸せになって欲しいです。






決してオカルトなどではなく、世間が知らなかったり、または沈黙していることを、

そのまま事実としてご紹介しているだけなのです。




水子のことを知ること、供養していくことが、幸せを呼ぶ流れに繋がり、

それを実践していくことで、実践された方々に良いことが起こり、

必ず運が開けていくと思います。




そして、供養された水子たちの魂が、また次の世界や新しい人生の中で、輝いて行くことを、何よりも祈りつつ、願いつつ、

記事を重ねていきたいと思います。




本日も、こうして読んでくれる方に、感謝です^-^



















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水子供養の本質とは
https://ameblo.jp/tensinokodomo/entry-12308514554.html

自分でできる水子供養
https://ameblo.jp/tensinokodomo/entry-12312415101.html

お仏壇について
https://ameblo.jp/tensinokodomo/entry-12312714703.html







何かありましたら、ご相談にも乗りますので

御参考までに☆

https://myheartangel.thebase.in/







本日も、最後まで読んでいただき、本当に有難うございました。

感謝いたします^-^

救いを呼ぶ水子霊  8

2017-10-14 10:40:04 | 赤ちゃん
間違いだらけの水子供養を正す



私たちの血肉(心身)のなかには、はるか遠く久しい間にくり返されてきた過去世-生命が誕生して以来のいのちが、流れ続け、受け継がれています。

私たちの生命は、宇宙の「よくしたい」という陽(+)の気と「よくなりたい」という陰(-)の気が互いにバランスを保った結果(中性+-)、
宇宙の「良心」のあらわれ(現象)として誕生したものです。

このよくしたいという行動的な陽の気を男子の先祖とし、よくなりたいという受動的な陰の気を女子の先祖とします。

この宇宙の両端の気根を代表する男と女がお互いに相い寄りあうので、男女の交わりが誰に教えられるともなく行われるのです。


私たちの生命は「無量の寿(いのち)」といわれるくらいに長い歴史を積み重ねて今日現在に至っているのです。

原因(先祖)があって縁(父母)があり結果(子供)が出来ます。

この関係は人類誕生以来くり返しくり返しいつの世にもそれそれが因となり、縁となり、果となる普遍の原理です。

ところで、現代社会でのさまざまな「供養の儀式」は、すべてが母の胎内から生れ出た
「陽の生命(先祖)」に対するものです。この世に生を受けた者の、死に対して私たちは、敬いをもって供養をいたします。

その生と死は、すべて男女の結合から生じます。

男と女の結合に至る理由はどうであっても、「男の気」と「女の気」の調和が保たれたときに、はじめて宇宙自然の天と地の良心=両親とに同化され、
この自然の摂理の証しとして、新しい生命が芽生えます。

このように、本来、私たちの力のまったく及ばない生命のドラマのなかで、母の胎内で葬り去られた「陰の生命」があり、これも立派な尊い先祖です。

ところが、母の胎内からこの世に生まれ出て、陽の目を見た「陽の先祖」だけをもっぱら供養してきたというのが、おおむね今日に至るまでの実情でした。

しかし、胎内で死んだり、闇から闇へと人工的に葬り去られた小さないのちの存在に目をつむって、正しい供養をしていない。

「陰の生命」=「陰の先祖」こそ、水子霊なのです。

私たちが自分の意志の力で芽生えさせ得なかった小さな生命ですが、この生命を中途で絶つことは、人間の意志で出来るのです。

親が行った子殺し、罪にならぬ堕胎という殺人、人工流産という殺人により「水子霊」、つまり「陰の先祖」の供養は、まったく忘れられているのです。



ここに先祖供養のまちがいがあります。



今日までの宗教家は、「陽の先祖」のみを供養し、闇から闇に葬られた

「陰の先祖」である「水子の霊」の供養を忘れていたのですから、供養のバランスは最初から崩れているのです。

片手落ちの先祖供養ばかり行っていたため、供養されなかった「水子の霊」は病気や交通事故、

事業不振などで私たちに片手落ちの供養を正すよう教え続けているのです。



                           救いを呼ぶ水子霊

                            佐藤玄明 著

救いを呼ぶ水子霊  7

2017-10-12 09:26:11 | 水子供養
家系に現れる因果応報



善因善果・悪因悪果といわれるとおり、私たちの生活におけるすべての行為の結果は、
必ず何らかのかたちで現れるということを教えてくれるのが、仏教の因縁の法です。

私たちが人生の航路でつくった因縁が、本人に病気・事故・その他の不幸な出来ごと
(私はこれを「知らせ」という)が出たか、出なかったかをまず考える必要があります。
もし出なかった場合には、子供か孫には、必ず不幸な出来ごとを通して「知らせ」が出るのです。
そしてその因縁は、男性がつくった場合、子供に出るときは「女の子」に出ますし、女性が因縁をつくると「男の子」に出るのです。
そこで水子を含めた家系図をつくることが大切となってきます。

家系図は私たちの因縁の未来の現れ方まで教えています。

たとえば、因縁がすでに出ている人と、出ている人が結婚しますと、その子供たちには必ず全員にその因縁が出ます。
そして因縁が出ている人と、因縁は持っているがまだ出てない人が結婚しますと、
子供は、出る子と出ない子が半分半分の割合となります。
因縁は持っているが出てない人同士の結婚は、出ない子供が3人、出る子供が1人の割合で子供に現れます。


その次に大切なことは、私たちの血液の中に流れる遺伝子(因縁を決めるもと)は、父方から半分、母方から半分の割合ですので、
自分の正しい因縁を知るためには必ず、父方家系図と母方家系図をつくることが必要です。
このことは、私たちが結婚する場合にお互いに相手を選びますが、最終的な決定は、
お互いの因縁の量によってつり合いがとられて決められるということを教えるからです。


「百の因縁がある男性には、百の因縁を持つ女が嫁にくる」などといわれるように、
必ず因縁の法則にもとづくバランスのある、つり合いのとれた縁組が、かつてはなされていました。

ところが、医学の発達にともなって、避妊や堕胎が簡単に行われるようになり、このバランスが破壊されてしまい、
人命を尊重し、先祖との血のつながりを重んじてきた伝統が否定されようとしています。それと同時に、
正しい供養のあり方も、次第に安易なものに変わり、間違った供養さえ行われるようになっています。
これでは、いくら熱心に供養しても、少しも霊に通ずることがありません。

「供養をしたのに、なぜ悪いことが起こるのでしょうか?」

こんな疑問を抱いて私のところへ相談に見える人がかなりいます。
私が、あえてこの本を書かなければならないと思い立ったのも、そういう悩み迷う人に何とか正しい供養をと考えたからです。



                          救いを呼ぶ水子霊

                                佐藤玄明 著
                             



夫婦関係のコツ?

2017-10-10 10:09:35 | 夫婦
生きていて、たまに、自分のここが好きだ・・という場面に遭遇することがあります。

本当に小さなことです。でもわたしにとっては大切で嬉しいこと。



それは、この間、主人と一緒に朝の散歩に行ったときのことでした。

最近、毎週土日、時間がある限り、主人は朝の散歩に行きたがるのです。

気持ち良い季節だし、その時には必ず産土神社に行きます。

最近主人は、小さなビニール袋を持ち、産土神社の参道の枯れ葉を拾うようになりました。

わたしも先週までは、反対方向から拾っていたのですが、一昨日の土曜日は、

参道ではなく、その近くの戦没者の慰霊塔や、神社の境内に乗っている枯れ葉を取ることにしました。

なぜそうしたかというと、参道の最後まで、主人が自分でやり終えたら、達成感があるではないかと。

わたしがすると早く終わりますが、一生懸命拾っている主人を見たときに、

これを一人でやりきることで、何か成就した気持になったら嬉しいと思ったからです。仕事で悩んでもいるし。

小さいことでしょ(笑)けれど、わたしは、主人に対する自分のこういう思いやりを感じるたび、

自分が少し好きになります。主人を大切に思っている気持ちの確認と、よく気付きましたという褒めですね。

同時に、絶対この人の母親の時があったな・・と再確認したのでした。

夫婦になったとき、女はどこか母親であり、男はどこか、子供になりたがる。

表面では男はかっこつけたがるし、女は大切にしてもらいたいと願う。

でも何かの時に、女が母親になれて、男が子供になって、精神的に甘えることが出来たら、

すごく幅のある夫婦になれると思うのです。

女性からエネルギーをもらって、男性はまた頑張れる。

女性はその頑張りにしっかり甘える。そして男性の気持ちを受け止める。



そのサイクルになると、円滑に関係も進むと思います。

夫婦の形も沢山あるので、ご参考までに^-^




今日も良い日になります。

読んでくれて、有難うございました。



救いを呼ぶ水子霊   6

2017-10-07 10:09:35 | 水子供養
ここでもう一つの、私の相談のケースから、実例をご紹介しましょう。





「いま裁判中の娘のことでご相談に・・」

初老の紳士が肩を落としながら、こんな話を始めたのです。




「もともと私の娘は看護師をしていましたが、ある病院に勤めている時、入院中の男と仲良くなってしまいました。
・・・ところが、この男が実は暴力団員だったのです。

そして娘はだんだんと深みにはまり、気づいたときには娘は病院の麻薬を盗んでしまったのです。

病院の麻薬を盗んだことで警察のヤッカイになって・・・。この娘は末っ子で私が一番可愛くてならない娘なのです。

私自身にとっても一番の悩みですが、どうやったらこの娘を助けることができるでしょうか」


わたしはこの紳士の家系図を見ながら言いました。

「あなたは自分たちの血の関わり合いを調べたことがありますか?」

「いいえ、今まで一度もありません」

「あなた方は現在、一見したところ比較的健全な家庭生活をしているように見えますけれど、
あなたがたの子供の生まれる配列からみて、水子がありますね」

と思いきりつっこんで質問しますと、

「はい、4人の水子があります」

との答え。

「その水子はどの子とどの子の間ですか」

私の前で、ついに紳士は涙をポトリと落とすと、うつむきながら言うのです。




「いま刑務所に入っている娘の前に二人、娘の下に二人堕しています・・・」

その娘が水子のサンドイッチになっていることがはっきりしました。

「あなたはこれでも罪を犯しているという自覚を持たないのですか」

「・・・・・・」

「あなたが堕ろせと言ったんですか」

「・・・・・私が女房に言いました」




「それだね!」




私はズバリ断言しました。紳士の顔が、みるみる青ざめていくのがわかりました。

戦後の混乱の中で自然の要求によって芽生えた胎児を4人も殺していながら、
悔いもしなければなんの供養もしていない。それが根本的な原因でした。

このケースの場合、この男性の奥さんには、直接の障害はありませんでした。

しかし「サンドイッチ」となっている末娘に、4つの水子の霊がまとわりついてしまいました。

こうして転落の道をたどったのです。

その結果、母親も、そして父親も、外見とは裏腹に、肩身を狭くし、心労を重ねて生きなくてはならず、
その苦しみの真の原因がどこにあるかもわからず、ただ自分が救われたいばかりに私のもとを訪ねたのでした。





この紳士は、私の話に深くうなずき、因縁の怖ろしさを噛みしめて、さっそく水子の供養を誓ってくれましたので、
きっと手厚くまつったことと思います。

その結果については、まだお聞きする機会を得ておりませんが、
娘さんは必ず更生して幸せになるだろうと、私は信じております。





                             救いを呼ぶ水子霊

                        佐藤玄明 著