「Jerry's Mash」のアナログ人で悪いか! ~夕刊 ハード・パンチBLUES~

「Jerry'sギター」代表&編集長「MASH & ハードパンチ編集部」が贈る毎日更新の「痛快!WEB誌」

嫌いになれない盤・・・Nick Lowe 「Labour of lust」(US盤)についての「思い出話」でも、おひとついかが?

2021-05-12 14:39:12 | 編集長「MASH」のレコード&CDラック(音楽紹介)

「嫌いになれない盤」
そーいうのが俺には
「かなりの数」存在する。

そして、その理由が
「ビートルズ・フォロワーだなぁ」
って思ったりする盤・・・・
だったりするもんだから、
余計に性質が悪い。

さて、そんな
「ビートルズ好きが作ったに違いない盤」
の中で、特に幼少期の頃から大好きな盤がコレ。

「LABOUR OF LUST ニック・ロウ」 1979年作

まあ色々な角度から
この盤を聴くことが出来るし
語ることも出来るんだけれど、俺としては
「良質で楽しいロック・アルバム」
としたいのね。

まあ、この後に「ロックパイル」を組み
人気を博す連中が録音に参加している・・・
そんなわけだから、当然サウンドも充実しているし、
全編で聴けるニック・ロウのベースも素敵なんだ。

言うに及ばないわけだけれど、
やはりそのスタイルは
「ポールの雰囲気」がプンプンと漂い
俗に言う「パブロックな男気」よりも
「良き60年代のビートリーさ」が際立つ!
と俺は思い込んでいるゾ!

まあこの盤、実を言うと
「UK盤」と「US盤」で曲目が違い
そこで「かなりの差」が出るのだ!
で、俺は「US盤の話をしている」わけです。
今も「US盤だけあればOK!」な感じだね。

これは幼少期からの慣れも有るんだろうけど
「UK盤だと多少の渋味」が出てしまい
俺の聴いた本作品とは「全くの別物」となる!
やっぱり
「Big Kick,Plain Scrap!」
から次の
「American Squirm」
に雪崩れ込まないとダメでしょ!

まあ、コレは俺の幼少期
最初に手に入れた盤が
「たまたまUS盤」
だったから・・・・って話なだけ、
なんだろうけれど、もしソレがUK盤だったら
「ここまで好きになれなかった」
かもしれないからね。

よって、このレビューでレコードをお買い上げの場合は
十分にご注意して頂きたい!
俺は強く「USオリジナル盤」をオススメするぞ!

ちなみに現在発売されているCDでは
「USとUKに入っていた曲が両方収録されている」
ようだね。

余談だが幼少期に
「動いているニック・ロウをどーしても見たい!」
と思い
「西新宿エアーズ」にて
「ロックパイル」のブートLIVE(VHS)
を購入した記憶がある。

ドイツのTVライブで有名な
「ロックパラストLIVE」だったのだが、
コレも今や「正規盤DVD」が堂々と!
出ているみたいですね(笑)。

時代は変わる・・・・
あの頃の「エアーズ」が、
なんだか「とても懐かしい」。

《 編集長「MASH」筆 》
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