ゼップ・ダイヴァー・シティ東京
ボブ・ディラン初日
結論から言おう
「最高という水準を余裕で超えていた」
観客がポカーン
と口を開けている状態ながらも
「コレでもか」
と、止めど無く浴びせる
「高濃度なボブ・サウンド」
初日からボブ度満点
のルーツ・ショーに
俺的には
早速のハイ・テンション
2013年の後半同様
途中に20分くらいの休憩
が入る2部構成
ながらも
トータルは90分くらいのショー
メンバーは
リード・ギターにちゃ~んと
チャーリー・セクストン
が据わり
サイドにスチュ
不動のベースにトニー
ドラムにジョージ
スティールにドニー
という最高の布陣
これで最初から
2010年を超える演奏
なんだから驚いたよ
前回の来日時
初日の大阪では
PAやバンドの調子が上がらず
神経質な感じでしたけれど
昨日の初日はバッチリ
ボブも珍しくノリノリ
ギターは全く弾かなかったけれどね
ちなみに万が一、弾きたくなった時の為
に用意されていたボブ用のギターは
Fenderの真っ白なテレキャス
でした
音やツアー的には
昨年2013年の延長と見て良さそうです
同じ感じのトーンで全曲が繰り出されるので
昨年の音源を聴いていない観客には
「ポカーン状態」
が強いられます
代表曲は極少
最新作「テンペスト」
を聴いていないと難しい
と思われるショー構成です
しかも初日の会場は
余り新作を聴いている様子が無い
そんな反応の観客達でしたね・・・
客観的に見れば
終始盛り上がらない雰囲気で
廊下に立たされている
冴えない生徒
みたいな・・・・
でも
とにかく俺たちは大盛り上がり
最高に染みた
ボブ度溢れる
素晴らしいショーでした
残念だったのが
チャーリーの音
が少し小さくミックスされていた部分
彼のリードは気の効いたプレイが連発で
そこだけ見ていても十分楽しいんだけれど
音が少し聴こえ難い
9割方バーストのレス・ポール
でプレイしておりました
一方のスチュは近年モノの
ギブソンJ45
や
ES175
を良い音でバッチリ
聴かせていたね
「Love Sick」
は
ES175
に多少ドライヴかけた音
だったんだね
最高だったぜ
トニーは
Fender CS製と思われる
ベース・シックス
も数曲で披露
フルアコ・ベースはブランド確認できず・・・
でしたが、良い音しておりました
しかし何よりもドニーのスティール
が効いています
と言うか、ドニーが効いている
バンジョーやヴァイオリン
も存分にプレイし
ルーツ溢れるショーに仕上げている
影の功労者です
ドラムのジョージは言うまでも無く
タイト
ブラシとスティックの使い分け
はコアなファンにはお馴染みですよね
クルッ
とさせて叩くアレ
これぞバンド
と言いたくなる
His Band
が本当にカッコイイ
んですよ
さあ
今日は2日目
曲は代わるのか
代わらなくてもイイんだけれど
やっぱり期待しちゃいます
初日のSetは以下
Stu's Guitar intro
Things Have Changed
She Belongs To Me
Beyond Here Lies Nothin'
What Good Am I?
Blind Willie McTell
Duquesne Whistle
Pay In Blood
Tangled Up In Blue
Love Sick
<Half Time>
Stu's Guitar intro
High Water (For Charley Patton)
Simple Twist Of Fate
Early Roman Kings
Forgetful Heart
Spirit On The Water
Scarlet Town
Soon After Midnight
Long And Wasted Years
<Encore>
All Along The Watchtower
Blowin' In The Wind
<4/1 Mash >
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