癒しの森 湯布院(仙人の健康相談室)  


人を、そして自分を癒し真なる喜びをもたらす
   
        人生の生き方を学ぶ 癒しの森湯布院

NO987・・・二八の法則

2020-07-27 | エンジェルスティック
 二八(にっぱち)の法則というのが存在している。この法則は真理と言っても良いであろうが、いかなる方法を持ってしても変える事は出来ないと言う。変える事が出来ない法則を真理ともいう。例えば、太陽はどこの国でも東から上り西に沈む。これも真理であり、人間の科学をもってしても絶対に変える事は出来ない。ゆえに神が創った法則だから真理である。

 この真理を曲げて自分の都合の良いように解釈するのを屁理屈と言う。100人学級があったなら、その担当する先生は上位20人に対しては何もしない。というよりする事がない。自主的に進んで学ぶ意識が高いからであり、反対に下位の20人は何も出来ない。あの手この手でやる気を出そうとしても振りはするがしない。

 面白いことに下位20人をより集めて100人学級を作ると同じ事が起きる。上位20人は何もしなくても自主的に勉強を行う。下位の20人はどうにもならない。また上位20人をより集めた100人学級を作っても同じ事が起きる。エリート集団と言われている東大でも同じことが起きる。

 世界各国から優秀な人々が集まるハーバード大学でも同じことが起きる。東大でいくらトップであってもハーバード大学にいけば落ちこぼれになるかも知れない。そして凡人よりショックが大きくうつ病に悩まされる人生を送る事になるかも知れない。

 ゆえに教育とは、中の60%の生徒をいかにして50%以上に向かわせるかが教育であり、上位の20%と下位の20%はほっておけば良いのが先生の仕事と言う事になる。つまり全体の51%をやる気にさせ20%の集団に向かわさせる教育を行えば、その学級には活力が生まれる。

 これを腸内細菌に置き換えて考えてみれば健康も少しは理解が出来るであろう。善玉菌が51%で悪玉菌が49%の環境をつくれば健康であり、反対なら不健康と言う事になる。わずか2%の差で人生は変わるのであります。そして更に上(解脱)を目指すには、上位20%の集団に入り、またその中の20人の集団に入り進化していくのが正しいのであって下位20%の集団には染まらない事であります。

 ゆえに霊性修行は道徳は教えないのが原則でありますから、どこの修行の場にいっても同じ事が起こるのであります。その下位の20%の人がいるから、あそこの宗教はオカシイという声が聞かれるのです。会社も同じです。世界の国々も同じです。

 下位の20%がいるから60%の人は活力を得る事が出来るのであり、これを善悪で考えるなら悪がいるから善が生まれるという事になりますので、神は完璧の世界は創っていないのです。もし完璧な世界が出来るならこの世に人間は必要ないのです。完璧は必要ないのです。51%の集団に入れる環境で生きれば良いのです。背伸びする必要もないのです。

 思考も同じなのです。一日のうち51%の比率をプラス思考にし、マイナス思考を49%以下にすれば良いのです。わずか2%プラス思考にすれば良いのです。健康な人と不健康な人の差はわずか2%なのです。これが病気になるとマイナス思考の比率が高まっていくのです。そのマイナ思考のエネルギーが全身の細胞に影響を与えるのです。今から雨の中プラス思考でゴルフに行きます。理由を作ってキャンセルすることもできますが、プライベートでなくコンペですから集団の意思を尊重します。何かの参考にして下さい。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする