癒しの森 湯布院(仙人の健康相談室)  


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NO547・・・グル行(九窮を開く)

2018-02-02 | ヒーリング

グル行は、暗い瞑想室で九窮(きゅうきょう)を開くプージャを行っています。九窮とは、体に見える九つの穴の事で、これらの穴が、何らかの原因により詰まると、毒素の出場所がふさがれます。この多くの毒素は、悪霊によるものか、もともと体内に溜まっていた毒素が悪霊化したもので、これらが溜まるとその部位に熱を発生します。

 

 

中耳炎や歯槽膿漏・痔ろう・目ヤニ・副鼻腔炎・難聴などで、九つの穴とは、両目・両耳・両鼻・口・肛門・性器です。これらの器官からは、良い物が入り異物は出る仕組みなのですが、(「出れば入るの」原則通り)何らかの原因で、でなくなると、良いエネルギーが入らなくなり、症状は、慢性化していきます。

シルディー、サイババ像の下で法具にエネルギーを入れています。火の中には、九窮を開くアーユルヴェーダーの薬草と香木のミックスされた物が捧げられ、煙になったエネルギーは、人の浄化を行うとともに、天上界の神々に届けられるのです。

 

一つでも詰まると、それが引き金になり、目に見えない穴(ツボ・経穴)にも影響を与え、時には原因不明の病気と診断される場合もあります。ですので、慢性病でお悩みの方は、この九窮を開くことを考えねばなりません。ストレスにより、気が上昇して頭に籠りますと頭痛や不眠が起こります。それをほっとくと、悪霊の影響を受ける事になるのです。

 

 

中に入る悪いエネルギーとは、人による思念や怨念や嫉妬や妬みなどと、古い食べ物や農薬に汚染された野菜や防腐剤や酸性食品(肉など)なども悪霊化していきます。また、自分の悪い感情からも発生しますので、良い考えで行動し、人を恨んだりしないことが重要です。

 

霊性修行を成功させるには、特に頭に溜まった悪いエネルギーを除去しなければ、次のステップに進めないゆえに、非常に重要な行だと言えるでしょう。悪い物が体内や神経細胞に入ったら、一刻も早く便や尿や汗にして出すことが重要です。

プージャの煙で燻される6面のジャパマーラー。非常に境地の高い神のエネルギーが封じ込められています。

 

 

が、長年蓄積された毒素の分解は難しい為に、九窮を開くプージャを行っているのです。プージャのお供えには、7種類のアーユルヴェーダーの薬草や香木と2種類のオイルに溶け込ませたものが必要で、火に捧げた供物が煙になる時に発生する、エネルギーを体内に入れる事により、九つになる仕組みになっています。そのエネルギーかそれぞれが司る九つの器官の毒素を中和し、解放することを目的にした行が行われているのです。

 

 

 


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