癒しの森 湯布院(仙人の健康相談室)  


人を、そして自分を癒し真なる喜びをもたらす
   
        人生の生き方を学ぶ 癒しの森湯布院

NO553・・・毒は毒を持って制す

2018-02-11 | ヒーリング

相手を憎む言葉や罵る言葉を吐けば毒になるという。また極端なネガティヴな言葉を吐けば毒になるとも云う。この毒は一瞬にして血液に流れ、血液の色はどす黒い色に変わるという。つまりブラックの発生である。

 

また、人から毒を浴びさせられる場合もある。ゆえに「人を呪わば穴二つ」と言い。浴びせた人にも、受けた人にも毒の害は生じる。その毒は、やがて脳内に蓄積され熱を発生することになる。いわゆる言霊の怖さなので、言葉使いには気を付けねばならない。

地下洞窟にあるカーリー神に捧げるお供物の保存壺とそれを燻すための火鉢及びシヴァリンガム。壺と火鉢には龍紋模様が施されています。シヴァリンガムの下からは聖水が湧き出ています。

 

ブラックエネルギーの事を、北インドでは、タントリックと言い、南インドで使われている性エネルギーを指すタントリックとは使い分けられている。また、タントリズムという言葉がある。これはヒンドゥー教の密教の教えを意味しているので、良く理解してかからねば頭は混乱する事になる。

 

ヒマラヤでは、ミラクルを起こすエネルギーは、ブラックエネルギーであるといわれ嫌われている言葉でもあります。以前ミラクルの出来る聖者を探していた頃、ヒマラヤでは危険だから近寄るなと多くのサドゥから聞かされた。

 

ブラックの道に入ると、早く目的に到達するが、来世は必ず落とされるという。落とされるとは、エネルギー的に堕落させられるという意味である。どのように落とされるか聞くと・・・・「ある者は、修行中に崖から谷底に落ち死ぬ」といい、ある者は「盲目で生まれる」という。

龍紋模様において龍にも応援頂き、石の色が黒ずんでくるころ、洞窟内で瞑想するだけで、カーリー神のエネルギーを授かる事が出来るようになるでしょう。秘伝においてエネルギーを封じ込め中です。

 

どちらにしても哀れな運命を与えられるそうである。であるから、ヒマラヤで修行するサドゥは絶対アゴーラ行には近づかない。そして私たちにも、近づくなと警告を与えてくれる。ブラックの修行をしているサドゥの目を見てもいけないと忠告してくれる。一瞬にして、長い間積み上げたエネルギーを目から抜き取るそうだ。これも多くのサドゥから聞いたので間違いないであろう。

 

しかし、ブラックはブラックを持って制すエネルギーがあるのも事実である。シルディーサイババもそうであるが、多くのミラクル聖者は、カーリー神を味方につけているのである。であるから、世間で言われる死肉を食べたり、墓場で寝たりして得るブラックエネルギーとは、似ても似つかずのエネルギーであり、誤解されている面がある。

 

これらを理解するためには、南インドも北インドでも修行しないと理解は出来ないであろう。カーリ神は暗いところを好む。暗い部屋で修行することにおいて、カーリー神と繋がることが出来、このエネルギーが頭に溜まったブラックなエネルギーを中和するエネルギーになると、エネルギッシュでやる気満々に溢れていた頃のカレスワール、スワミに聞いた数少ない内の一人である。

龍紋模様の絵柄がある壺に、カーリー神に捧げるお供物は保存されます。

 

そしてアシュラムの屋上にある暗い部屋で、シッディープロセスの一部を授かったのであるが、この事はいずれ書きたいと思っている。今は書ける時期には来ていないのでご勘弁頂きたい。どちらにしても、頭に溜まったブラックなエネルギーをカーリー神に中和して頂かなければ、先には進めないのであります。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする