まち・ひと・くらし-けんちくの風景-

建築設計を通してまち・ひと・くらしを考えます。また目に映るまち・人・くらしの風景から建築のあるべき姿を考えています。

奈良での都市環境デザイン会議

2011-07-18 22:17:46 | 建築まち巡礼近畿 Osaka, Kansai

都市環境デザイン会議21回定例総会が奈良でありました。

久しぶりの奈良。旧JR奈良駅は案内所になっていました。

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朝のうちに東大寺や2月堂のあたり、奈良公園をさっとめぐってきました。

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街並みに配慮したカフェなどもできています。

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東大寺のあたりを歩くのは小学校の時以来かもしれません。

南大門の大きさには圧倒されます。

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日本の寺院は建築が大きくても自然と調和した雰囲気があります。建築の壮大さが単独で表現されることがないのです。下の写真は2月堂の舞台からの写真。

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2月堂下でうどんを食べて、都市環境デザイン会議総会に間に合うよう、ならまちセンターに急ぎます。途中、関野貞の物産陳列所に出会いました。関野は唐招提寺の大改修の折に小屋組みにトラスを導入したことで知られています。

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午後の関西ブロック主催のシンポジウムは大変刺激に満ちたものでした。関西ブロックのメンバーは被災地の復興のあり方を探るために都市形態、漁港とまちの関係などを分類しています。議論の前提が少しずつ整理されてくるように思いました。

     

復興に風景の再生と創造の視点が欠かせないとすれば、私たちの出番が間もなく来ることになるでしょう。


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