まち・ひと・くらし-けんちくの風景-

建築設計を通してまち・ひと・くらしを考えます。また目に映るまち・人・くらしの風景から建築のあるべき姿を考えています。

まちキネの存続と再生を願う会、市民フォーラム

2021-03-21 21:13:42 | 民間建築 Private Sector Building

まちキネの存続と再生を願う会(代表:菊池俊一山形大准教授、事務局:田中宏さん)主催の市民フォーラムが開かれました。

鶴岡市3月議会で取り上げられていましたが、鶴岡まちなかキネマについては、市の予算で今のスキームで経営的にうまくいくかどうかの検証に入るそうです。今のスキームはキネマ1,2(160+150席)を取り壊して社協の事務室と会議室にする、エントランスホールは介護予防室にする、残った小さなキネマ3,4(80+40席)を地元山王商店街の皆さんが映像機能付き交流スペースとして運営するというものです。

私は、今のスキームを前提にすでに努力をされておられる方々がいることを承知しておりますし、悪いということでは決してないのですが、今のまちキネのもっているポテンシャル、可能性を閉ざしているように思えてしようがありません。また今のスキームを多角的に検証するためには、代替案が必要だと思います。その意味から、市民フォーラムでは、今のスキームを少しだけ見直した修正案(代替案)を提示させていただきました。これから経営のことなどを検証するのですから、他にもいろんな代替案が出てくることが望ましいと思います。

先日、まちキネの立ち上げからアドバイスをいただいている荒井幸博さん(FM放送のシネマアライブでおなじみの映画パーソナリティ)にあってお話ししました。また、前支配人のHさんからもお話を伺いました。たいへん勇気づけられました。

お二人の意見を市民の皆さんに直接聞いていただけるような機会を設けたいと思っております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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