まち・ひと・くらし-けんちくの風景-

建築設計を通してまち・ひと・くらしを考えます。また目に映るまち・人・くらしの風景から建築のあるべき姿を考えています。

羽前大山新酒まつり

2011-02-15 16:28:27 | 建築・都市・あれこれ  Essay

一年ぶりの新酒まつりです。

ボランティアで案内をしている院生KさんをJR大山の駅で見つけることが出来たので、案内してもらいながら、酒蔵めぐりを楽しみました。天気予報とは違い大変良い天気。そのせいか酒蔵の前に並ぶ人の列もいつもよりはるかに多いようです。どうしても落とせない富士酒造からスタートしました。

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残念ながら、今年は奥にある古い蔵のほうは開放していません。通り土間からまっすぐ抜け出るように進路が設定されています。外に出て見返すと3階(実際には4階くらいの高さ)にある座敷が見えます。

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このまちが酒造を中心にさまざまな産業で栄え、繁栄した暮らしと洗練された文化を享受する層が存在していたことが偲ばれます。

繁栄と文化を享受したという意味では、加藤嘉八郎酒造の蔵もたいしたものです。

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お雛様もすばらしいものですが、少し視線を上げるとケヤキの棟と小屋組みには圧倒されます。庄内の風土の背景にあるものに触れれば触れるほどその奥深さを知ることになります。

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