まち・ひと・くらし-けんちくの風景-

建築設計を通してまち・ひと・くらしを考えます。また目に映るまち・人・くらしの風景から建築のあるべき姿を考えています。

旧割烹小幡のティンパネルがこんな身近なところに

2018-05-29 18:26:51 | 公共建築 Public architecture

酒田市にある急割烹小幡の洋館の外壁(地下を除く1,2階部分)は昭和の時代にいわゆるティンパネルで覆われてしまいました。東京で看板建築がはやった時代に外壁でよく使われたものです。化粧整形されたブリキのパネルといったところでしょうか。

おそらく同様なパネルだと思います。文京区の私たちの事務所のすぐ近くにありました。

灯台下暗し!

この建物は、はっきりしたことはいえませんが、おそらく関東大震災後~昭和初期の時期に作られたものではないでしょうか。ブリキのプレス成型板であるティンパネル(ティンシーリング)については、今後少し詳しく調べてみます。

Kyu Kappou Obata building in Sakata city was covered with "tin panels", tin coated thin steel panels popular in early Showa period.  I was very much surprised to find the same kind of "tin panel" on the surface of an old building located just near my office in Tokyo.

 

高谷時彦 建築/都市デザイン

設計計画高谷時彦事務所(東京)

東北公益文科大学大学院(鶴岡)

Tokihiko Takatani  architect/professor

Tokihiko Takatani & Associates, Tokyo

Gracuate School of Tohoku Koeki university, Tsuruoka, Shonai

 


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