まち・ひと・くらし-けんちくの風景-

建築設計を通してまち・ひと・くらしを考えます。また目に映るまち・人・くらしの風景から建築のあるべき姿を考えています。

8年ぶりの気仙沼

2019-07-25 13:07:07 | 建築まち巡礼東北北海道 Tohoku, Hokkaido

日本建築学会の所用で、気仙沼へ行く機会がありました。

前回は2011年の初夏でしたから実に8年ぶり。朝早く着いたので前回と同じように内湾地区を歩いてみました。

港にはさんま漁の船がたくさん接岸しています(下写真)。

少し歩くとカツオ船もいます。土佐の一本吊り?乗組員には外国人もいるようです。

市場に行くとカツオが水揚げされています。

せりの風景も。

何を話しているのでしょう。今年は、水揚げが少ないのでまちの人も心配していましたが、どうなんでしょうか。これから増えるといいですが。

所用は夕方までに完了。レンタカーを戻して、再びまちを歩いてみました。明治10年創業の老舗のお米屋さんです。扇型の変形敷地に建っています。

昭和初期建築です。

前に来たときはこのような感じでした。

家の前で写真を撮っているとオーナーさんが中もどうぞと見せてくださいました。

以前の場所から少しだけ横に寄せて再建したそうです。昨年の4月に竣工しています。

昭和初期の歴史的なまち並みが少しづつ復興していっているようです。大変な道のりであったに違いません。

この建物も、昭和初期の雰囲気を良く伝えています。縦長の不思議な出窓です。表現主義的な特徴をもっています。

早く皆さんに大いに使われる建物として再生されることを祈ります。

I visited Kesen'numa City for the first time in 8years after Great East Japan Erthquake and Tsunami.

I got there very early in the mornig and was lucky enough to see the landing of bonitoes from the fishing boat at the fishing market.

Though Kesennuma Port is number one in the number of catches of bonito, previous catches have been small this year until the day I saw the port.

People have been waiting for a big catch!

 

Tokihiko Takatani

architect/professor

Takatani Tokihiko Studio.  architecture/urban design Tokyo

Graduate School of Tohoku Koeki University.  Tsuruoka City. Yamagata Pref. Japan

 

髙谷時彦

建築/都市デザイン

設計計画高谷時彦事務所: 東京都文京区千石4-37-4 

東北公益文科大学大学院: 山形県鶴岡市馬場町

  

 

 

 

 

 


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