日光白根山からの帰りは赤沼の駐車場に車を止め、夕闇の迫る中二時間ばかり、戦場が原周辺を歩いた。木々の紅葉は始まったばかりのようだが、草紅葉はもう盛期を迎えようとしていた。
木道のすぐ傍にあった倒木
湯川は湿原の中をゆったりと流れる
はぐれた小鹿が餌をねだるようにこちらを見ている。。
5時にならないうちに辺りが暗くなってきたので、今日の宿へと急いだ。途中竜頭の滝を滝上から見た。まだまだ緑が濃い。紅葉は月を変えてからのようだ。
老夫婦がやっている民宿に泊った翌朝、部屋の窓から湖面越しに男体山が覗けた。
中禅寺湖の水面には雨が穏やかに降り注いでいる。風もなく、鳥も泣かず雨の音だけが静かに聞こえていた。
朝食を済ませた頃には、嬉しいことに雨も上がってくれた。宿を出て再び赤沼に戻り、千手が浜行きのエコバスに乗った。バスを西(さい)の湖口で降り歩きだすと、針葉樹の林床がシロヨメナの花で敷き詰められ、雪の降ったようだった。どうやら鹿はこれだけは食べないので大繁殖しているらしい。
15分ほどで着いた西の湖は、半ば干上がっていて見る程もなかった。
すぐに引き返し、千手が浜まで歩いた。
砂浜には数頭の鹿の足跡が残され、まだ固まっていないフンが落ちていた。
再びエコバスに乗って小田代ヶ原まで。蔦紅葉がはっとするほど美しい
湿原を一周する木道を歩くことにした。
草紅葉によって湿原が見事に染め上げられている。
中央に見えるのが通称”貴婦人”と呼ばれている白樺
草紅葉の赤の正体の一つはこのホザキシモツケ
随所にヤマブドウの熟した実を見かけた
時折日差しが見え始めたからか、オヤマリンドウの花が珍しく開いていた。
木道の脇ではマムシグサの真っ赤な実が熟していた。
小田代ヶ原を抜け針葉樹林帯にいったんはいる。いくつかなだらかな起伏を登り下りしてから戦場が原に入っていく。
バスに乗ってから4時間余り、やっと竜頭の滝への分岐まで戻ってきた。ここから赤沼の駐車場まではあともう少しだ。
連休の最終日、覚悟していた渋滞は全くなく、帰りは自宅まで3時間ほどであっという間だった。
木道のすぐ傍にあった倒木
湯川は湿原の中をゆったりと流れる
はぐれた小鹿が餌をねだるようにこちらを見ている。。
5時にならないうちに辺りが暗くなってきたので、今日の宿へと急いだ。途中竜頭の滝を滝上から見た。まだまだ緑が濃い。紅葉は月を変えてからのようだ。
老夫婦がやっている民宿に泊った翌朝、部屋の窓から湖面越しに男体山が覗けた。
中禅寺湖の水面には雨が穏やかに降り注いでいる。風もなく、鳥も泣かず雨の音だけが静かに聞こえていた。
朝食を済ませた頃には、嬉しいことに雨も上がってくれた。宿を出て再び赤沼に戻り、千手が浜行きのエコバスに乗った。バスを西(さい)の湖口で降り歩きだすと、針葉樹の林床がシロヨメナの花で敷き詰められ、雪の降ったようだった。どうやら鹿はこれだけは食べないので大繁殖しているらしい。
15分ほどで着いた西の湖は、半ば干上がっていて見る程もなかった。
すぐに引き返し、千手が浜まで歩いた。
砂浜には数頭の鹿の足跡が残され、まだ固まっていないフンが落ちていた。
再びエコバスに乗って小田代ヶ原まで。蔦紅葉がはっとするほど美しい
湿原を一周する木道を歩くことにした。
草紅葉によって湿原が見事に染め上げられている。
中央に見えるのが通称”貴婦人”と呼ばれている白樺
草紅葉の赤の正体の一つはこのホザキシモツケ
随所にヤマブドウの熟した実を見かけた
時折日差しが見え始めたからか、オヤマリンドウの花が珍しく開いていた。
木道の脇ではマムシグサの真っ赤な実が熟していた。
小田代ヶ原を抜け針葉樹林帯にいったんはいる。いくつかなだらかな起伏を登り下りしてから戦場が原に入っていく。
バスに乗ってから4時間余り、やっと竜頭の滝への分岐まで戻ってきた。ここから赤沼の駐車場まではあともう少しだ。
連休の最終日、覚悟していた渋滞は全くなく、帰りは自宅まで3時間ほどであっという間だった。