久しぶりに高速に乗って登山をしてきた。北杜市にある日向山は南アルプスの雄峰、甲斐駒ケ岳の前哨ともいえる山で、近くには紅葉で知られる尾白川渓谷がある。山自体は1659mと低山だが、南アルプスの山や八ヶ岳まで見られる展望の良さと頂上付近の白砂の奇勝が魅力の山だ。
甲州街道に降りて韮崎を過ぎ小渕沢の手前、白州中学校東で左折する。曲がりくねった細い林道をのぼりつめていくと、登山口である矢立石に着く。付近には10台程度の駐車スペースがあって、午前8時半に着いた時にはすでに一台の車が停車していた。
林道は歩き始めてすぐに車止めになり、そこから先は百万年も時を越えたかのような緑一色の世界となる。
ヤマハギやホタルブクロ、ミズヒキといった秋の花が目に付く。
アキチョウジは咲きだしたばかり
頭ほどの高さの崖の上にやはり秋の花、フシグロセンノウが咲いていた。
周りの景色はどんどんと緑を濃くしていく。
森の生き物たちの気配も濃くなっているようだ。崖の岩の間に身を潜めている蛙がいた。
アカソの葉先にじっとしている甲虫は何だろう
切り立った崖に赤い花が見えた。
どうやらナデシコ科のビランジの花のようだ。緑一色ともいえる世界にこの花の赤は際立っている。
途中水飲み場があった。ツリフネソウとキツリフネが混生している。
歩き始めて小一時間、オトギリソウやヤマハハコなども見えだした。
ここではタマアジサイもまだ咲きかけだ
ソバナが冷気を帯び、深い谷底から吹き上がってきた秋の微風に揺れている。
歩き始めた辺りでは蕾だったヤマホトトギスがここでは咲き始めている。
キバナアキギリ、ヤブマメ、シデシャジンと夏と秋との端境期ともいえる、この時期なのに花の種類は豊富だ。
沢の付近ではコバギボウシの花も見られた。
ゆっくりと花を愛でながら来たので、東屋のある錦滝まで1時間以上かかってしまった。
ここからは手を使って登らなければならない急坂になる。
目の高さと同じところにアキノキリンソウやカシワバハグマがある。
息を切らせ喘ぎながら登ること一時間弱、やっと頂上付近の白砂が見えてきた。
<この辺で次回へ>
甲州街道に降りて韮崎を過ぎ小渕沢の手前、白州中学校東で左折する。曲がりくねった細い林道をのぼりつめていくと、登山口である矢立石に着く。付近には10台程度の駐車スペースがあって、午前8時半に着いた時にはすでに一台の車が停車していた。
林道は歩き始めてすぐに車止めになり、そこから先は百万年も時を越えたかのような緑一色の世界となる。
ヤマハギやホタルブクロ、ミズヒキといった秋の花が目に付く。
アキチョウジは咲きだしたばかり
頭ほどの高さの崖の上にやはり秋の花、フシグロセンノウが咲いていた。
周りの景色はどんどんと緑を濃くしていく。
森の生き物たちの気配も濃くなっているようだ。崖の岩の間に身を潜めている蛙がいた。
アカソの葉先にじっとしている甲虫は何だろう
切り立った崖に赤い花が見えた。
どうやらナデシコ科のビランジの花のようだ。緑一色ともいえる世界にこの花の赤は際立っている。
途中水飲み場があった。ツリフネソウとキツリフネが混生している。
歩き始めて小一時間、オトギリソウやヤマハハコなども見えだした。
ここではタマアジサイもまだ咲きかけだ
ソバナが冷気を帯び、深い谷底から吹き上がってきた秋の微風に揺れている。
歩き始めた辺りでは蕾だったヤマホトトギスがここでは咲き始めている。
キバナアキギリ、ヤブマメ、シデシャジンと夏と秋との端境期ともいえる、この時期なのに花の種類は豊富だ。
沢の付近ではコバギボウシの花も見られた。
ゆっくりと花を愛でながら来たので、東屋のある錦滝まで1時間以上かかってしまった。
ここからは手を使って登らなければならない急坂になる。
目の高さと同じところにアキノキリンソウやカシワバハグマがある。
息を切らせ喘ぎながら登ること一時間弱、やっと頂上付近の白砂が見えてきた。
<この辺で次回へ>