毎日がうだるように熱い。涼を求めてできるだけ標高の高い地に登りたくなる。
標高は1000mを越えて木陰は涼しい。炭焼き小屋の付近
盛りは過ぎたヤマユリが、重たげに花を支えている。
緑になれた眼を、フシグロセンノウの朱色が覚醒させる
時期が遅かったせいか枯れかかった花が多かったのだが、この株はとてもきれいな花弁のフシグロセンノウだ。
キバナアキギリもここでは数が少ない
ソバナ
真っ赤に熟すのを待っているマムシグサの仲間
タマアジサイ
儚げで可憐なクサアジサイ
ツリフネソウ
キツリフネ
コマツナギ
フジカンゾウ
お盆を過ぎたこの時期はホトトギスも良く出会える花だ。これはタマガワホトトギス
ヤマホトトギスか
頂上近くではギンバイソウもまだ咲き残っていた
避難小屋の近くに咲いていたシュロソウ
オクモミジバハグマ
コウヤボウキ
三頭山西峰
付近にはホツツジの群落がある
1500mの高みではリョウブも花が最盛期
両部の花の香りに惹かれて渡り蝶アサギマダラが来ていた。
アサギマダラだけではなくたくさんの虫たちが花に群がっていた。
カメムシの仲間
一株だけ咲いていたレンゲショウマ
ずっとこらえていた空が雨を耐え切れず、急に降り出してきた。 下山を急ぐとしよう。