野に撃沈2

多摩地区在住の中年日帰り放浪者。(k10D→k7→k30→)k‐5Ⅱsを忍ばせ、人気のない野山や公園、路地裏を彷徨い歩く

高尾山周辺に咲く秋の花たち

2014-09-27 | ハイキング

  

 ツリバナの真っ赤な実

 少し涼しくなってきたので、高尾山周辺の低山をぶらぶらと目的もなく歩いてきた。風が爽やかで心地よい。見上げると放射状の派手な雲が山の上に出現していた。

 

 ススキもすっかり秋の風情を演出し始めている。

 

 山道の至る所でヤマハギがお出迎え

 

 

アザミの仲間もいくつか見られるが、これと同定はできない

 

 

 花弁に穴の開いたツユクサ

 

キバナアキギリもこの時期によく見かける花だが、高尾周辺ではそんなに多くはないようだ。

 

平地ではまだ咲いていないホトトギスが山地では咲き出したようだ。これはヤマホトトギス

 

 

 チョウの集まるヒヨドリバナ

 

マメ科の花も数多くみられる。

 ヤブマメ

ノササゲ

 

ナンテンハギ

 

 儚げなアキカラマツが花粉を風に乗せながら揺れている。

 

 ツルギキョウ

 

 こちらも名にツルが付く花、ツルニンジン。通称ジイソブ

 

 ケンポナシの実、実の茎の部分が梨の風味を持つというのだが、かじってみても分からなかった。

 

 ウオトリギ(エノキウツギ)の実。花は白いがこの実は熟すと赤くなる。

 

ノダケ

 

虫をたくさん集めていたオトコエシ

 

シモバシラは花もきれいだが、冬に根の部分に着く霜柱も楽しめる

 

 

イヌショウマもたくさん咲いていた。

 

ウドの花の一部。全体としてはとても大きな花でカメラに収まりきれない。

 

 クサギの花。臭いのは枝や葉の部分で、花は結構いい香りがする。人によるとユリの香りに似ているというが……。

 

枯れかけのヤマシロギク。ヨメナに対して、大きさからかムコナの別名もある。

 

夏の初めから咲き始めたタマアジサイが、9月の下旬にまだ咲いている。随分と花期が長い花だ。装飾花の部分の花も咲いたらもう終わりを迎える。

 

ミカン科の花、マツカゼソウ

 

 イタドリの花。この花の茎にはイタドリ虫がいて、少年の頃には魚釣りの餌に良く使った。

 

ガマズミの実

 

キノコのなかまは名前がわからない。

 

 

 

 

 

 

キジョランの実、見つけたのは拳大の大きな実だった。冬には弾けて 白い羽毛のついた種を風に乗せる。葉はアサギマダラの食草。

 

トリは葉影からこちらを窺っていたバッタ。

 

この辺で。

 

 

 

 

 

 

 

 


雁ヶ腹摺山からシオジの森へ

2014-09-19 | ハイキング

 山梨県大月市から真木小金沢林道を北上し、大峠に車を止めた。ここが雁ヶ腹摺山の登山口。この辺りには笹子雁ヶ腹摺山と牛奥の雁ヶ腹摺山という山があって紛らわしい。今回登ったのは何も前に付かない雁ヶ腹摺山で、標高は1874mの山。もっとも大峠は標高が1560mもあるので標高差200mと少し登山というのもおこがましいほどだ。ゆっくり登っても一時間足らずで頂上に着ける山なのだが、その割には登山口までの行程が長いのと登りの距離が短か過ぎるが理由なのか、登山者は極端に少ない。直線距離でわずか6,7km北西に位置する百名山の大菩薩嶺とはまるで扱われ方が違う。それでも静かな山行を好む人には、私もその中の一人なのだが不思議な魅力を与えてくれる山だ。

 

 この先は何年も通行止めが続いている。作業用の車だけは入っていけるようだ。

 

 登ってすぐに水場がある。そこで水を補給する。

水場には黄色と紫のツリフネソウが混じって咲いている。

 

 

 キオンだろうか

 

アザミの仲間

 

レイジンソウ

 

 同じキンポウゲ科のヤマトリカブト

 

ソバナ

 

道標はしっかりしている

 

 登りが急になってきた。コゴメグサ

 

シロヨメナ

 

 

勾配が緩やかになったところに頂上前のお花畑が広がる。

色づき始めたハナイカリ

 

ノコギリソウ

 

ウメバチソウも咲いている

 

コウリンカはもう終わり間近で、枯れかかっているのが多い

 

 

 これもアザミの仲間

 

イヌゴマも丈高い草の中でひっそりと咲いていた

 

 あっという間に頂上、あいにくここから旧500円札に描かれた富士山は見えない。

 

早めの昼食を食べた後は、暫くお花畑の探索。

 トモエシオガマを発見。高山でしか見られないシオガマの仲間を見るといつだって嬉しくなってしまう。

 

タカネニガナ

 

 マルバタケブキにキアゲハ

 

 ススキに止まっている蝶はナミアゲハ

 

ヒヨドリバナにはセセリチョウやアサギマダラ

 

 

このシロチョウのような蝶は?

 

 お花畑を満喫した後はシオジノ森へ分け入っていく

 かすかな踏み跡を頼りに歩いていく

いろんなキノコが目につく

 

タマゴタケだろうか

 

 

虫食いの後?

 

小一時間で大樺の頭、その先のシオジの森へ下る

 

たくさんキノコが生えている木。

 

いろんなキノコが生えているのだが名前は殆ど分からない。

 

 

 

 

 山道のわきに小沢が見えてくると森の出口が近い

 

 

 林道に出た後は大峠まで戻るのだが、これがやけに長い。それでも道々に花が多いので何とか気が紛れる。

 

ヤブマメ

 

ヤマハギ

 

ヤマホタルブクロ

 

ハーブのような香りのカワミドリ

 

キンミズヒキ

 

カワラナデシコ

 

 いい加減足が疲れたころ、やっと登山口の大峠に戻ることができた。5時間のハイキングだった。

この辺で。

 

 

 

 

 

 

 


日光光徳牧場をあるく

2014-09-08 | 探鳥

 宿泊した日光アストリアホテルの中庭

昔の校舎のようだ

 

 早朝、付近を散策する。朝が早くまだ牛たちは牧舎の中

 

朝霧の立つ光徳沼

 

 こちらは川霧

 

朝食を終えて、赤沼からエコバスに乗って中禅寺湖千手ヶ浜へ

 対岸の男体山は雲をかぶっている。

 

付近を散策すると夏と初秋の花たちが出迎えてくれた。

カリガネソウ

 

マルバタケブキ

 

 

キオン

 

トモエソウ

 

林床には三角頭の黄色いキノコがたくさん生えていた。

 

再びエコバスに乗って小田代が原で降りた。

 

アザミの仲間が群生している

 

八月の終わり、ホザキシモツケも終わりにかかっていた。

 

それでもきれいな個体もある

 

シラカバをバックに

 

ヒヨドリバナにはヒョウモンチョウの仲間

 

 アサギマダラもいた

 

アキノキリンソウ

 

これはトモエシオガマ

 

ハクサンフウロ

 

ヤマオダマキ

 

ソバナ

 

これはミヤマクワガタで良いのだろうか。

 

 

小田代原から戦場ヶ原に抜けた。たくさんの人が泉門池で昼食中

 

男体山に向かって歩く

 

 

ホテルに戻ったのは昼過ぎ、合わせて4時間余の散策だった。

 

午後は湯ノ湖を一周したが、あまり花には出会えなかった。

 

この辺で。

 


トリックアートピア日光

2014-09-05 | 探鳥

 料金は大人1900円(割引券を使って1600円)と高い、それでも映画代と比べるとそれほど高くもないし、期待はしてなかったのだがそれなりに楽しめた。

館内の作品はすべて平面に書かれた絵なのだが、とてもそうとは思えない。

 まずは絵から飛び出すタイプ、ジョーズだ!

 

 

 

「乞食の少年」は蚤を撮っているのだそうだ。

 

 

こちらは見る位置によって裸婦の足の長さが変わる

 

右側に移ると

 

着衣のマハ

 

左に移ると 10頭身美人に早変わり

 

「いかさま師」という作品

 

真ん中の夫人の手が額縁の外へ

 

 平面なのに奥行き感がある作品。思わず向こうの方まで通り抜けたくなる。

 

「チュウヤのマスク」も触りたくなるほどリアルだ

 

 

 

小さな穴から覗くと

 

ミロのビーナス像もとても平面に描かれたものとは思えない

 

 はっとさせる絵、これは床に描かれたもので足を踏み入れるのを思わず躊躇ってしまう。

 

亀裂も迫力があった

 

 隠し絵、名作の絵の中に野口英世や樋口一葉などの日本の歴史上の人物が混じっている。

 

絵の中に数匹の動物が隠されている

 

 インパクトのある表情を持った少女「着衣の肥満児」

 

 

迷路に描かれた絵。通り抜けできなさそうだが、実は出口になっている。

 

反対にこちらは行けそうでいけない

 

トイレの入り口

 

トイレの中も面白い

 一番奥の小便器では「トイレッツ」というゲームができる

 

 頭部にトンボ

 

天上にはこんな絵が

 

二階から階下を見ると、床にかかれた階段の絵

 

写真を撮るための錯覚を利用した絵、空間が90度回転されている

 

首だけにように見える

 

背中をつけて写真を撮ると天使になれる

 

これは見たまんま

 

これは作品の3割程度、まだまだたくさんあって、結構楽しむことができた。まあ晴れた日はわざわざ寄るまでもないが、光鬼怒川方面に出かけたのにあいにく雨に降られた時には行っても面白いかな?

この辺で。


東武ワールドスクエア

2014-09-03 | 旅行

 夏バテのせいか、更新の気力が湧かない。暑さが続いていた内は何とか頑張っていたのだが、涼しく過ごしやすくなった途端に、生来の怠け心が湧いてきたようだ。そうわけで今回は、先月行った東武ワールドスクエアのスナップで埋めることにしよう。

 ウエルカムミュージックモニュメントというらしい。一時間に2,3間開く。

 

 

入り口すぐは現代日本ゾーン。東京タワーの下

 

 中央の星形の頭の「ソラカラちゃん」は隠れマスコットキャラで、その場所を応募用紙に書いて出がけのポストに入れると。抽選で景品がもらえるらしい。

 

豪華客船ふじ丸

 

エジプトゾーンのスフィンクス

 

 

ヨーロッパゾーンは中でも一番充実している。

コロシアム

 

中や隙間にも人形がいる

 

サンピエトロ大聖堂はすごい人形の数

 

 ピサの斜塔、下から3階めにもソラカラチャンがいるのだが小さい絵なので……。

 

バッキンガム宮殿

 

 中央のオレンジ色の顔も人形も隠れキャラの一つ

 

ミラノ大聖堂

 

左はエッフェル塔、歩く人と比べても結構大きい。

 

ベルサイユ宮殿

 

 ウエストミンスター宮殿

 

ビッグベン 

 

その下を聖火ランナーが走っていた。

 

アジアゾーン

紫禁城(故宮)

 

 ラストエンペラーの撮影シーン

 

万里の長城

 

一角に孫悟空の一行がいた。

 

台湾の高尾竜虎塔

 

お終いは日本ゾーン

金閣寺

 

清水寺

 

姫路城

 

校門様一行を見つけた

 

大浦天主堂

 

道後温泉、坊ちゃんらしきものを探した見つからなかった。

 

最後は同じ東部の系列の東武動物公園

 

隠れキャラを探しては写真に撮っていたので2時間もいてしまった。入園料は高かったが思ったよりも楽しめた。

この辺で。