ツリバナの真っ赤な実
少し涼しくなってきたので、高尾山周辺の低山をぶらぶらと目的もなく歩いてきた。風が爽やかで心地よい。見上げると放射状の派手な雲が山の上に出現していた。
ススキもすっかり秋の風情を演出し始めている。
山道の至る所でヤマハギがお出迎え
アザミの仲間もいくつか見られるが、これと同定はできない
花弁に穴の開いたツユクサ
キバナアキギリもこの時期によく見かける花だが、高尾周辺ではそんなに多くはないようだ。
平地ではまだ咲いていないホトトギスが山地では咲き出したようだ。これはヤマホトトギス
チョウの集まるヒヨドリバナ
マメ科の花も数多くみられる。
ヤブマメ
ノササゲ
ナンテンハギ
儚げなアキカラマツが花粉を風に乗せながら揺れている。
ツルギキョウ
こちらも名にツルが付く花、ツルニンジン。通称ジイソブ
ケンポナシの実、実の茎の部分が梨の風味を持つというのだが、かじってみても分からなかった。
ウオトリギ(エノキウツギ)の実。花は白いがこの実は熟すと赤くなる。
ノダケ
虫をたくさん集めていたオトコエシ
シモバシラは花もきれいだが、冬に根の部分に着く霜柱も楽しめる
イヌショウマもたくさん咲いていた。
ウドの花の一部。全体としてはとても大きな花でカメラに収まりきれない。
クサギの花。臭いのは枝や葉の部分で、花は結構いい香りがする。人によるとユリの香りに似ているというが……。
枯れかけのヤマシロギク。ヨメナに対して、大きさからかムコナの別名もある。
夏の初めから咲き始めたタマアジサイが、9月の下旬にまだ咲いている。随分と花期が長い花だ。装飾花の部分の花も咲いたらもう終わりを迎える。
ミカン科の花、マツカゼソウ
イタドリの花。この花の茎にはイタドリ虫がいて、少年の頃には魚釣りの餌に良く使った。
ガマズミの実
キノコのなかまは名前がわからない。
キジョランの実、見つけたのは拳大の大きな実だった。冬には弾けて 白い羽毛のついた種を風に乗せる。葉はアサギマダラの食草。
トリは葉影からこちらを窺っていたバッタ。
この辺で。