野に撃沈2

多摩地区在住の中年日帰り放浪者。(k10D→k7→k30→)k‐5Ⅱsを忍ばせ、人気のない野山や公園、路地裏を彷徨い歩く

ヤマユリの咲く森林公園

2013-07-30 | 公園

 ヤマユリが見ごろを迎えている森林公園を訪ねた。日差しがきつく、少し歩いただけで汗が噴き出す。

 咲き始めたオミナエシ、ルリモンハナバチがやってきている。

 

まるで幽霊のように立っているギボウシ

 

余りの暑さのせいか園内は殆ど人気がない。やっとヤマユリの小径にたどり着いた。

 

 

 

 大きな花を何輪も咲かせ、茎が支えきれなくなってしまっている。

 

 さらに栄養豊富だと、こういう帯化ヤマユリとなる。

 

 

猛烈な暑さに加え、ヤマユリの放つ強い芳香に参ってしまったので、早々に退散しトンボのいる池へ。

ガガブタが涼しげだ。

 

 

葉っぱをよく見ていなかったので、オモダカかウリカワか分からない

 

オニバスも数は少ないが大きな葉の間から顔を覗かせていた。

 

キイトトンボ

 

 番い

 

 ショウジョウトンボ

 

そしてチョウトンボ

 

 おなじみのシオカラトンボもいる

 

 それらの昆虫をじっと待つカエル

 

 ついに暑さに音を上げて1時間半足らずで退園。在園最短時間を更新してしまった。

せっかく来たのだからと、近くの嵐山にある蝶の里にも寄った。オオムラサキのいた樹は2本だけしか見つからなかった。

 

 

仲がいいのか悪いのかしょっちゅう喧嘩しているように見えた番い

 

 

 

 それにしても暑い日だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


真夏の昭和記念公園

2013-07-25 | 公園

 

夏の暑い盛り、昭和記念公園に遊んだ。

 休日(7月21日)だったので、プールと池はたくさんの客でにぎわっていた。

 

 今日の狙いはトンボ。先ずはショウジョウトンボ

 

 ノシメトンボ

 

何度かチャレンジして、やっと小さいながら飛翔中のギンヤンマが撮れた。

 

 こちらは芝生の上で交尾中のギンヤンマ

 

 シオカラトンボ♂がうまい具合に蓮の花に乗ってくれた

 

 こちらは♀のムギワラトンボ

 

 番いのシオカラトンボ

 

 一番多ク飛んでいるのはやはりアキアカネ

 

 チョウトンボを発見

 

 

 

 

 お尻の突起物が特徴のウチワヤンマ。

 

池にはトンボ以外にも蝶やカメなどの生き物が見られた

 

 ジャノメチョウが止まっているのはヒヨドリバナ

 

 ミソハギにやってきたアブ

 

 樹液を夢中ですっているのはアカボシゴマダラ

 

 鉄製の街灯にしがみついているのはタマムシ

 

 おまけは公園で見かけた野草たち、サギソウ

 

 ギボウシ

 

 ミゾカクシもサギソウと同じ湿地に咲く花

ヤマユリ

 

 とても 暑い一日だった。

 

 この辺で。


御岳渓谷散策

2013-07-23 | 散歩

 少しでも自然の涼に触れたくて、御岳渓谷を歩いてきた。車を止めたのは寒山寺駐車場。

 

橋の下を流れるのは多摩川

 

ヤマユリが笑顔を見せてくれた

 

 ウバユリは開花したばかり

 

 渓谷に沿った道を歩く。木陰の川岸の小径は涼しくて心地よい。午前中は右岸の方が日陰になるのでそちらを選ぶ。(余談だが、川の左右は下流に向かって言うことになっているそうだ。)

昼でも薄暗い道を明るくしてくれるのはオレンジ色のこの花、ノカンゾウとヤブカンゾウだ。八重に咲いている方がヤブカンゾウ。

 

 

 タマアジサイはたくさん見られるのだが、7月中旬(17日)のこの時期ではほとんど蕾のまま。日当たりのよい場所に出て、やっと咲いている株を見つけることができた。

 

 川のすぐそばの日陰で休んでいるハト、胡乱な奴だとこちらを見ている。

 

 しばらく歩くと御嶽駅そばの玉堂美術館に着いた。

 

 チダケサシ

 

ギボウシも多い

 

 

 ミヤマカワトンボとカワトンボ

 

 

 

 手持ちの図鑑では、フキバッタの仲間のようだ

 

 御岳橋の下をくぐる

 

この辺ではカヌーの影響か、ここ最近アユ釣りの人はめっきり少なくなった。

 この辺で持参してきたお昼を頂き、一時間ばかり横になって昼寝をすることにした。

 

再び上流に向かって右岸を歩く。

 ハグロソウが咲き出していた。

 

 

 ヤブミョウガもたくさん咲いている。

 

 シオカラトンボ

 

 これは花弁の垂れ具合からヤマホトトギスだろうか

 

川井の渓流釣りセンター付近で折り返して対岸に渡り、今度は左岸を歩いて戻った。

 

ヒメヤブラン

 

 ハンゲショウ

 

 これはコマツナギ

 

 センニンソウもやぶの中に隠れるように咲いている。

 

 傾きだした日差しが川面に反射している。

 

 涼しい風に吹かれた3時間余りの心地よい散歩だった。

この辺で。

 

 

 

 

 


乙女高原の夏

2013-07-16 | ハイキング

   頬っかむりしたヨツバヒヨドリ

 

 金峰山登山の帰り、乙女高原に立ち寄った。

 

  春の花は枯れはじめ、もう少しで夏の花が咲く季節が乙女高原にやってきていた。

 照りつける日差しに誘われて、もうじきヒヨドリバナが咲きそうだ。

 

 まだ蕾なのに待ちかねて気の早いアサギマダラがやって来ている。

 

 こちらの少し赤みがかったのは、同じくアサギマダラの好きなヨツバヒヨドリ

 

 

 

 キンポウゲ

 

丈高い草に隠れてひっそりと咲いている小さい花はオオフスマ

 

 シモツケやチダケサシも咲いている

 

 

 数は少ないがヤマオダマキもまだ咲き残っていた

 

 

7月になると咲き出すキンバイソウはやっと数株が咲き始めたばかり。もう2,3日もしたら一斉に咲き始めるだろう。

 

 レンゲつつじやクリンソウはもうすぐ終わり

 

 

アヤメも数は少ないが見られる。アヤメを自然の状態で見られる場所が少なくなって来ているのは寂しいことだ。

 

 

 歩を止め、ゆっくりと観察する。たくさんの虫たちがここで生きているのがわかる。

シダの上で羽化したばかりのアキアカネ

 

 ノハラアザミにはヒョウモンチョウが止まっている。その下にはセセリチョウ。仲良く花の蜜を分け合っている。

 

 

 名のわからないバッタもたくさんいる。

 

 抜け殻も

 

 

 大きなフキの葉には幼虫が

 

 カメムシもススキの葉に止まっている。

 

  蝉のように樹肌に止まって動かないヒカゲチョウ

 

 平日の午後訪れる人もなく、乙女高原にはまだハルゼミがせわしなく鳴いていた。

 

 この辺で。

 


金峰山・国師ヶ岳登山

2013-07-12 | 登山

 

 この前登ったのが2008年9月なので、ほぼ5年ぶりの金峰山登山となる。今日(7月8日)は、梅雨も明け絶好の天気に恵まれた。中央高速は朝早くはガスっていたが、日が登って暫くしたらからりと晴れあがった。

午前8時前、平日にもかかわらず駐車場には車が十数台並んでいる。

 

用意を手早く済ませ早速登り始める。暗い山道を抜けると、ダケカンバそれともオオシラビソのデッドツリーが見えてくる。

 

 

デッドツリーの合間から富士が顔を覗かせている。

 

 幾重もの山並み

 

バイケイソウ

 

 朝日岳付近

 

 金峰山の五丈岩が見える

 

 ハイマツ帯を抜けると視界の良い稜線が開ける

 

 

 大きな富士山

 

 

 瑞牆山を模したケルン

 

 左下に瑞牆山、そして八ヶ岳

 

 

 上州の山々

 

 突き立つ奇岩は廻り目平

 

大弛峠から2時間半、あっさり頂上

 

 すぐそばに五丈岩、手前の人と比べると大きさがわかる

 

左には富士山

 

 

 中央が千代の吹上、右に八ヶ岳、左には南アルプスが望める

 

 山行中は花が少なかったが、頂上付近には少しだけ見られた。

イワカガミ

 

 コケモモ

 

 シラネニンジン

 

 咲き残りのハクサンシャクナゲ

 

 ツマトリソウ

 

 

展望と花を楽しんだらピストンで下山

 

 帰りは1時間半ほどで峠に戻れた

 

 平日は休業中の大弛小屋

 

 

 

 夢の庭園を経て国師が岳へ。ここは長野と山梨の県境

 

 この辺で