野に撃沈2

多摩地区在住の中年日帰り放浪者。(k10D→k7→k30→)k‐5Ⅱsを忍ばせ、人気のない野山や公園、路地裏を彷徨い歩く

武蔵丘陵森林公園紅葉

2011-11-30 | 公園

 

 今年は紅葉の見頃の時期を見定めるのが何とも難しかった。森林公園もまだ早いと思っていて、11月末になりいい頃と思って出かけたら、銀杏は枯れ落ち楓も半分ほどは見ごろ過ぎになっていた。特に楽しみにしていたモミジバフウは枯葉すら残っていない状態。ま、自然相手ではこんなことは良くある事といえばそうなのだが…。 

  この時期、森林公園ではもみじ祭り期間中夜のライトアップも行われている。まだ一度も見たことはないのだが……。

 

 

 山田大池はあれほど喧しかったカワウが全く見られなくなっていた。どうしたのだろう。

 

 開園したてで、ほとんどの人は楓園に直行するので反対側の方を行くことにした。

 

 

 カラマツ

 

 アオハダ 

 

 

 

 銀杏はほとんどが枯れ落ちてしまっていた。

 

 やっとカエデ園まで来た。ここだけはたくさんの人でにぎわっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 黄葉しているのはオオモミジ

 

 見ごろの過ぎていた木もあるが、まだ緑を色濃く残した木もあり、丁度良いのは少ない。カエデの木も今年の天候不順で迷っているのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ハナノキ

 

 フウの木

 

 ついでに木立ダリア

 

 ゆったりと余生を送っていたヒョウモンチョウ

 

 

来年は紅葉見ナイトに来ることにしよう。 この辺で。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


奥多摩むかし道紅葉

2011-11-26 | ハイキング

  

 11月下旬 、一昨年昨年と引き続き今年も奥多摩のむかし道を歩いてきた。

 

 小川内ダム造営の際に使われた貨物線の軌道跡

 

まだ9時前で谷に沿って朝もやが残っている。音のない幻想的な風景を楽しむ。

 

檜村橋。ここからの紅葉は一見の価値あり。

 

 こちらは同じ場所から見た上流

 

 去年より一週間以上遅く来たのだが紅葉の進み具合はほぼ同じ。今年は猛暑だった去年よりさらに暑かったということか。

 

中高年ハイカーのためにこんな椅子も置かれるようになった。

 

 秋も深まり道端を彩る野の花はすっかり少なくなった。これはリュウノウギク。

 

「 お邪魔します」と静かに心の中で呟きながら、ひっそりとした山間の暮らしの中を歩いていく。

 

 配線軌道の上に立つ銀杏の木は毎年素晴らしい紅葉を見せてくれる

 

 耳の病の平癒祈願のため供えられた穴あき石

 

 

 

 

 

 不動明王

 

崖の上の柿の木

 

一時間半歩いて来てこの辺りからが惣岳渓谷、紅葉はこの辺が一番きれいだ。が、残念ながら川沿いを歩く道はない。

 

 

 

 しだらく橋から

 

 

 

 

 

山道脇の道祖神

 

 再びつり橋を渡る。一度に5人までと人数制限がある

 

 

 イイギリの巨木が橋の向こうにある。谷から吹き上げる風に真っ赤な実が揺れている。

 

 

 

 

 

 

歩き始めて2時間半、ダムが近くなってきたところで山道の傾斜がきつくなってきた。

 

 この辺りからは紅葉の見頃を終えた木々が増えてきた。

 

 雨が少しきつくなってきて、再び谷に霧が立ち込め始める。

 

 3時間と少々であっさりと奥多摩湖岸に着いた。残念ながら湖一帯は深い霧で覆われている。

 

 10分ほど待って奥多摩駅行きのバスに乗ることができた。

 この辺で。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


御岳渓谷紅葉

2011-11-22 | 散歩

 歳のめぐりは早いもので、今年も節季は早や立冬第三候「金盞香」。きんさんかんばしと読み、きんさんは水仙の異名だとか。

奥多摩御岳駅の近くにある玉堂美術館の銀杏が今年も見事に黄葉していた。御岳駅に降り、狭い坂道を下っていく。

御岳橋

 

 

 

 朝からの雨で川の流れが激しい

 

 

 武骨なコンクリートの人工物と紅葉。この絡み合いも結構味わいが深い

 

 朝からずっと雨が降り続いている。が、もみじの赤はこんな雨の日こそ一層映える。匂い立つようなぬめっとした赤色には生々しい命を覚える。あるいは命の終焉を。

少し下ると対岸に玉堂美術館が見えてきた。今年もこの銀杏は一際華やいだ装いを纏い、すっくと立っている。

 

 

イロハモミジは紅葉しはじめたばかりのころが一番きれいだ。

 

やはり遅れているのか紅葉はまだこの辺りだけのようだ。少し下った先は下草の緑も依然として濃いままだ。

 

 ウメモドキの実か

 

 鵜の瀬橋が見えてきた

 

 いつもは多く見られるカヌーの川下りもこの雨では休んでいるのか、雨脚が次第に強くなってきた

 

咲きだしたサザンカも花弁が重たそうだ。

 

 雨脚が映るほどになってきた。

 

 

 

 御岳から沢井に向かう遊歩道を下ってきたのだが、東屋のあるあたりでは再び楓の紅葉に出会えた。

 

 

 

 

 

 だんだんと雨の勢いは強くなるばかり

 

  澤乃井園清流ガーデンの灯りが見えた。雨宿りを兼ねて、一杯やりながら優雅に蕎麦を食べている人が多い。

 

 楓橋から見た多摩川

 

 寒山寺と

 

 暮れゆく川と 

 

秋はだんだんと深まってきたようだ。 この辺で

 

 

 

 

 

 

 

 


高尾山紅葉

2011-11-20 | 探鳥

 出かけた来たのは4日前の水曜日、平日にもかかわらず人出は多い。数年前のミシュラン登録、さらにその後のパワースポット騒ぎ、そして最近の山ガールブームで高尾山は年中お祭り状態だ。

 覚悟しては来たもののケーブルカー駅前は大行列。

 

 

  行列の脇をすり抜けて6号路を登っていく。一時間ほど登って行って、やっと 色がついてきたようだ・

 

 さらに稲荷山コースに合流したあたり

 

 人ごみの中を登ってきたせいでいつもより30分遅かった。

 

 やっと頂上

 

 期待していた富士山は残念ながら見えず

 

 頂上は人、人、。夏の富士登山のようにオーバーユースになってしまったようだ。

 

 

 

 頂上の周りを廻ってモミジを探してみた。

 

 

 

 

 

 

 今年は暖冬のせいか、いまいち色映えがすぐれない。

帰り都心方向にスカイツリーが見られたのが唯一の収穫

 

 

 この辺で。

 

 

 

 


日比谷公園の菊まつり

2011-11-18 | 公園

 

 

 日比谷公園で行われている菊祭り「東京都観光菊花大会」は1914年(大正3年)以来の歴史を持っている。約2000点の作品が大菊盆養(厚物、管物)、大菊切花、福助、だるま、江戸菊、 盆栽、懸崖、実用花、クッションマムなどの品目で出品されている。

 久しぶりの日比谷公園。休日の午後なので、いつものサラリーマンの姿はない。が、公園の一角公会堂のある辺りでは大震災応援のための東北物産即売コーナーが開かれていて賑わっていた。

 

 菊まつりは少し離れた公園内の草地広場。

 

大噴水

 

 池の一角で望遠レンズを抱えた一群を見つけた。その先には例によってカワセミの姿、噴水の下の松の枝に止まったのがわかるだろうか。

 

 いたのはこの枝

 

 脇ではそれを狙っているわけではないだろうが、居つきの猫が数匹。銀座の近くだからか、いくらか品の良い顔をしている。

 

 どういうわけか、昔の石の貨幣が展示されている。ミクロネシアの貨幣で1000円ぐらいの価値があるのだとか……。

 

 これも公園内にあった展示物、京橋の欄干柱

 

 

 菊まつりの入り口、人出ははそんなに多くはない。入場は自由。

 

 入り口にあった展示

 

 

 

 

 

 管物

 

 

 中庭は子供が遊んでいた。

 

 

 ?マークのようだ。

 

 

 

 

 環境大臣賞の懸崖作り

 

 あまり見かけない菊

 

 

 

 

 

 盆栽風に仕立てたのが非常に面白かった。

 

 

  締めは雲形池の鶴の噴水

 

 この辺で。