野に撃沈2

多摩地区在住の中年日帰り放浪者。(k10D→k7→k30→)k‐5Ⅱsを忍ばせ、人気のない野山や公園、路地裏を彷徨い歩く

冬の野鳥9

2015-02-24 | 探鳥

 今回は奥多摩湖のアトリ

 

 

まだ雪があちらこちらに残っている。風も結構冷たいが、日当たりの道を歩いていると春の近さも感じる。

 

 アトリを見つけた

 

 

 

アトリは冬鳥として日本全土に渡来する。個体数は年により変動が大きく数万羽の大群をなす年もあるそうだが、今年はまだ小さな群れや番にしか出会えてない。

 

 

 

渡って来たばかりの秋には警戒心もあって木の実を食べることが多いが、冬になると地上で草の種や穀類などを食べることが多い。

 

 

思わず近づきすぎたのか、警戒をしているようだ。

 

 

 アトリ類は日本で8種が繁殖する。カワラヒワは市街地でも普通に見かける。イカルやシメも冬には市街地に降りて来て見かけることが多い鳥だ。

 

 

 マヒワやベニマシコ、ウソもアトリの仲間で、色が鮮やかで探鳥で会えると嬉しい鳥たちだ。更にベニヒワ、イスカ、ハギマシコとなるとかなりの幸運と根性が必要となる。

 

 夏になると頭は黒褐色になるのだが、日本ではこれを見ることはなかなか出来ない。

 

一度飛び立っていったが、今度は番で現れた。

 

 

奥多摩湖はまだまだ冬の装いだ。


冬の野鳥8

2015-02-18 | 探鳥

 今回は近場で見られた、というよりも探し当てたタシギとクイナ

 

木道が走っている池。その脇には2mを超える枯れた芦が立っている。芦原にはシジュウカラとエナガの混群が顔を覗かせている。その根元の水路では、ほとんど同じ色をしたタシギが採餌中だ。

 

 この辺ではタシギは冬鳥。長い嘴と黒褐色と淡褐色の縞模様の背中が特徴の鳥。大きさはヒヨドリとほぼ同じだが、嘴の部分が長いので、本体はムクドリより少し大きい位だ。

 

餌を探し求める嘴の動きが水面に小さな円を描いている。餌は土中のミミズや貝の仲間がおおい。

 

何かを見つけたのだろうか

 

 残念ながら空振りだったようですぐに顔を上げた。

 

 

 

それにしても見つけにくい。すぐそばにいても何人もの人が気づかずに通り過ぎていく。一度見つけても何かに気を取られているとすぐに見失ってしまう。

 

 今度はクイナ。こちらも見つけにくさでは負けていない。しかも警戒心がとても強く、日中は倒れた芦原の陰に隠れてじっとしていることが多いので尚更だ。ただ朱色の嘴だけが唯一目に付くところだ。

 

クイナは関東地区では冬鳥。 北海道や本州北部では繁殖もするそうで、一度は黒い羽毛をしたヒナを見てみたいものだ。

 主な生息地は田んぼや小川の草地。

 

 辺りに人の動きがないのを見計らい動き出す。動きは結構素早い。

 

 

 

人が通りかかるとすぐに動きをやめ、しゃがみ込む。

 

 誰かが見ていると知ると、芦原の陰に入り込んで人の立ち去るのをじっと待っている。

 

 

 

おまけは黒い体をしていてとても見つけやすいオオバン

 

そして水面から顔を出して鳴き始めた番いのカエル(種類はわからない)

 

この辺で。


冬の野鳥7

2015-02-15 | 探鳥

 今回は北本自然観察園。あわよくばベニマシコやマヒワを期待したのだが……。

 

さっそく出迎えてくれたのがシジュウカラ

 

常連のジョウビタキにもすぐに出会えた

 

 

少し離れたところにいた♀

 

ここではシメも常連仲間

 

 

草むらに動くキジ

 

しっかり撮ろうとしたらさっと藪へはいられた

 

木の上では剽軽者のヤマガラがご挨拶

 

 

 

この日はシロハラとアカハラを同時に見ることができた

 

 

最後はエナガの群れ

 

 

オッとダイブだ

 

 今回も手短に。


冬の野鳥6

2015-02-13 | 探鳥

 相変わらず寒く花は咲いてこないので、当分は野鳥で我慢。今日はルリビタキを

 

 

 

 

 

 

 

近くに♀もいた

 

そろいもそろって美男美女の番だ。

 

しっぽだけは青い

 

 今回は早々にお暇を

 


冬の野鳥5

2015-02-11 | 探鳥

 

 前回からちょっと場所を変えたダム湖

 

湖岸の辺にオナガガモの群れが休んでいる

 

 雪の消えかかった斜面ではスズメたちが食事中、チュンチュウの地鳴きが喧しい

 

同じ雪の積もった斜面にハギマシコもいた。

 

 ちょっと遠いのが残念だが、生まれて初めての対面で感激

 

前の枯葉がちょっと邪魔をしている。

 

 

やっと半身を見せてくれたが、ここまでで精いっぱい。それにしても派手さはないものの、気品のある姿に出会えてうれしかった。

 

ダム湖に沿って一周。

ホオジロが遊んでいる

 

 

今年数が多いように感じるツグミ

 

ジョウビタキの♂

 

カケスは番で見かけるのがほとんどだが、今回は5,6羽のファミリーだった。

 

 

こちらに気付いたのかあわてて飛び去って行った。

 

梢ではアカゲラが休憩中

 

見晴らし台から見えた東京都心

 

シロハラ

 

 

もう少しで一周を終えようとしたとき、ウソの群れに出会った。

 

サクラの蕾を夢中で食べている

 

 

もう少し下の方まで降りてきてくれたらと思うのだが、

 

 

 三脚を構えたカメラマンがこの入り江の奥にオシドリが来ていると教えてくれたのだが、暫く待っても姿を見ることはできなかった。

 

この辺で。