野に撃沈2

多摩地区在住の中年日帰り放浪者。(k10D→k7→k30→)k‐5Ⅱsを忍ばせ、人気のない野山や公園、路地裏を彷徨い歩く

野川観察園09九月

2009-09-09 | 植物園
    写真はジュズダマの花



 九月に入って秋の花の開花の具合はどうかと、野川観察園に寄って見た。



夏の暑さを越え、一段と緑が濃くなったようだ。



 イヌホオズキ



 ヤブツルアズキ



 遊歩道沿いにはキツネノマゴが多くみられる



 白花も咲いていた



 萩の花も秋の彼岸が近づき、色濃く染まってきた



 毎年咲いているナンバンギセルはどうだろうとススキの根元をのぞいてみた。もう終わりかけなのだろうか、花弁を落とし雌蕊が露わになっている花もある。



 




 奥まで歩いて行くとカリガネソウが咲いていた。クマツヅラ科の花だが、見た目の繊細さとは異なり強い臭気を持つ。和名は雁草の意。






 周囲にはオトコエシ、ツルボ、キクイモと秋の花が目に付くようになってきた。










 シモバシラ



 足元にはキツリフネの群生






 ホトトギス



 ヒオウギも咲き残っていた



 紅白のゲンノショウコも花数はこの時期が一番のようだ









 香りの強いハッカ、ヌスビトハギよりちょっと花弁の大きいフジカンゾウ







 ミゾソバやキンミズヒキも開花を始めたようだ






 ゆっくりと園内を回って一時間ほど、出口の脇のコムラサキシキブが色づいてきていた。



 夏休みの終わった野川には水遊びの子供の姿は見られない。川岸には顔をのぞかせたばかりの彼岸花が秋のそよ風に遊んでいた。