野に撃沈2

多摩地区在住の中年日帰り放浪者。(k10D→k7→k30→)k‐5Ⅱsを忍ばせ、人気のない野山や公園、路地裏を彷徨い歩く

冬の野鳥①

2013-12-31 | 探鳥

  最近双眼鏡を新調したので、休みの日は殆どバードウォッチングをしている。今回はその中でジョウビタキとイソシギを紹介。

ジョウビタキはヒタキ科ツグミ目に属する。ヒッヒッと鳴き、頭を下げ尾を振ってクワックワッと鳴く。冬鳥として日本に渡来し、山地から平地まで単独でいるのをよく見かける。

 よく見かけるのはこんな林縁の開けたところ。

 

いた、ジョウビタキのオスだ、少しこちらを警戒をしているようだ。怪しいものではないですよと話しかけながら近づく。

 

誠意が通じたのか、やがて地面に降りて食事を始めた。でも時折食事を中断しては此方を見ている。

 

ちょっと近くの野イバラの上に止まった

 

じっと待っていたら。更に近くまで寄ってくれた。小首を傾げてこちらを眺めている。

 

ウーン男前だ。

 

 

こちらはメスのジョウビタキ。渡ってきたばかりで、まだまだ警戒心が強いのか中々近寄ってくれない。

 

じっと待っていたらやっと近くの藪に止まってくれた。やぶの中から後姿をパチリ。

 

 音が聞こえたのか振り向いたくれた、うーん白いアイリングがなんとも可愛い。

 

 カラスウリ

 

 

もう一つ、別の日河原でみかけたイソシギ。シギ類シギ科のイソシギは名前とは違って、繁殖地は河原や湖沼。ただ秋冬は海岸の岩場や防波堤でもあうことが出来る。

 

 体の大きさは20cm、モズと同じぐらいである。

この日は午後になって暑かったのか、水浴びをしていた。

 

楽しそうな水浴びから岸に戻ってきたところ。

 

 

 

 暫くしたらカモのような格好で昼寝に入ってしまった。

 

 いろいろあった今年もあと6時間足らずで終わろうとしている。短いがこの辺で。

それではよいお年を!

 


高尾山シモバシラ

2013-12-29 | 探鳥

 高尾山へシモバシラを見に行ってきた。

靱帯損傷以来の足慣らしを兼ねてなので登りは8時発のケーブルカー。

 仕事で通勤の人もいるので朝一の電車にもかかわらず満員状態だった。

 

サル園前、閑散としている。

 

30分ほどで薬王院

 

そして人のほとんどいない頂上

 

 

都心方面

 

冬のこの時期は富士山が良く見える

 

休憩もせずに裏高尾方面へ

 

地面はまだ凍っている。これは普通の霜柱

 

 紅葉台をへて一丁平、この辺りから霜柱が見られるが、訪れる人が多くなったので、観察地は保護のためロープで区切られている。

 

 

 

前夜は少し雨だったので、期待していたのだが去年に比べると少し小さい。(これは右90度回転必要)

 

 

 

 

 

 

以前は広範囲に見られたのだが、人が多くなり荒れてきたのだろうか、最近は保護された区域以外では観察されなくなってきたのが残念。

そのまま城山へ

 

頂上の茶屋。回転はしている者の主は不在だった。

 

相模湾方面に江の島らしき島影が見えた。

 

ちょっと雲を纏った富士山

 

30分ほど頂上で至福の日向ぼっこ、これが何とも言えない楽しみ。

下りは相模湖方面へ、東海自然歩道を下山。

 

日当たりのよいところでは、スミレが返り咲きしていた。

 

補充?の首が置いてある地蔵さん

 

一時間ちょっと下ったとこで相模川にかかる弁天橋が見えてくる

 

この眼下に見える河原で昼食

 

 

橋を渡り河原に降りた。

 

そしてゆったり流れる相模川を眺めながら、しばらく時を過ごした。

 

この辺で。

 


入間川に陽が落ちて

2013-12-23 | 探鳥

 初冬の休日、入間川を散策した。

 風もなく、水面は穏やかで時の歩みを忘れたかのように収まり返っていた。

 

河原を歩く人は少ない

 

鳥影が見えないのがさびしい

 

水鳥の観察が目的だったのだが、なかなか出会えない。やっと3羽のコガモを見つけた。

 

更に歩くとダイサギが護岸ブロックに立って水面を見つめていた

 

やっ、近づきすぎたか

 

傍にいたカワウもつられたかのように飛び去っていった

 

 キセキレイが河原で飛び立っては羽虫を捕食している

 

 オオバンが近づいてきた

 

 

どういうわけか川の浅瀬にバイクのヘルメットが打ち捨てられている。

 

大きな轟音を立てて近くの入間基地から飛行機が飛び立っていった。

 

それに驚くこともなくカモたちは夕暮れの微睡の中にいる。 

 

空気が熱を失ってきた

 

 

 

 

この辺で。 


横浜動物園ズーラシア

2013-12-18 | 公園

 初めて横浜ズーラシアを訪ねた。簡単なスナップ写真を30枚ほどあげてみよう。

2,200台は止められる駐車場は一日料金1000円とやや高め。休日の混雑を覚悟してきたら案外空いていた。

開園したばかりの入り口正門

 

”ようこそ世界一周の動物旅行”へとの看板あり

 

入ってすぐはアジアの熱帯林ゾーン。インド象ラクスマル(ネットではラスクマルとあったがどっちが正しいのか?)がお出迎え。

 

 

一部紅葉しているように見える椰子、これはハゼノキを挿し木したものだろうか

 

スマトラトラ。ガラス窓のすぐ近くで日向ぼっこしていた。かわいい寝顔に見入っていたら急にこちらをジロリ。

 

亜寒帯の森にいたベニジュケイ。チベットから中国ベトナムにかけて分布するキジのなかま。オレンジ色の体に灰白色の斑点が美しい。

 

 扇のような冠羽からオウギバトの名をつけられた。ニューギニア島産。

 

日本では絶滅したようだが、ユウーラシア大陸に広く分布しているユーラシアカワウソ。この動物園では冬季は動物保護のため、一個体に限ったり、時間を区切ったりして展示しているようで、この時もこの一匹だけ。壁の向こうに仲間がいるのが聞こえるのか、ジャンプを繰り返していた。

 

 物思いにふけるフンボルトペンギン。赤い腕輪がお洒落だった。

 

 今回展示されていたのはオスのホッキョクグマ”ジャンブイ”。雌のバリーバは出産準備のため非展示とのこと。退屈なのか寂しいからかしきりに首を振っていた。

 

突如威嚇し始めたシロフクロウは、270度の首の回転を何度も見せてくれた。

 

オージーヒルの広場

 

寛ぐカンガルーたち

 

エミュー

 

 レストランとショップ前ではトナカイの記念撮影をしていた。

 

 いつまで見ていても飽きないサル山

 

ズーラシアのトリビアの一つ。オルメカの人頭像。

 

 

 

  ウンピョウはネパール東部から中国、ボルネオ、スマトラにかけて分布する。体重は20kg前後で小さい。

 

 

アマゾンの密林にあるわくわく広場

 

オカピはこの動物園で紹介されたのが日本初とのこと。キリンの仲間で分布はコンゴ東部と限られている。前足の縞模様がお洒落。

 

アカカワイノシシ。あごの下の白く長い毛が特徴。分布は西アフリカから中央アフリカにかけて。

 

チンパンジー。

 

お気に入りの場所で寝そべって葉っぱを食べているチンパンジー。まるでわが身を見ているようで……。

 

ジャングルキャンプのあるアフリカ熱帯雨林へ至る橋。

 

 

ツキノワテリムクはムクドリの仲間。胸と腹の間の白い月の輪が名の由来。

 

 出口に向かった時には13時を回っていたので、園内での滞在は食事時間を含めて3時間余になる。

 

かなり楽しめたのでおとな入園料600円は安いと感じた。

 

 シメはショップでお買い物。

 

 最後まで見ていてくれた有難う、ではこの辺で。


昭和記念公園イルミネーション

2013-12-12 | 探鳥

 久しぶりに昭和記念公園にイルミネーションを撮りに行ってきた。今年はこんな感じで催されているようだ。短めのコメントとスナップを十数枚あげてみよう。

 陽が落ちたばかりの大噴水

 

入り口前に置かれた大きなクリスマスリース

 

 正面の光のタワー

 

 七夕の短冊のように祈りの言葉が書かれている。

 

 

 売店もある

 

光のラビリンスは中の迷路に入ることが出来る

 

色変わりしていくラビリンス

 

草月流のアート作品

 

音楽に合わせて左右に揺れるリズミックタワー

 

 

ファンタジアトレインにも乗れる

 

大ケヤキの左側には月星マーク

 

大噴水もすっかり日が落ちた

 

 カナール

 

 

水面に映る銀杏並木

 

 

 

 

 

駅前の巨大ツリー

 

この辺で。