ユキノシタ科ウメバチソウ属のシラヒゲソウ
秋分を過ぎてやっと暑さが収まってきたようだ。この日は天気は思わしくなかったが、金時山登山のついでに湿生花園に寄った。
朝早くからの登山を終えて11時ごろ、雨の中門前にたどり着いた。生憎の雨だが、来園者が少ないので私にはかえってよい。
入口近くにはマルバシモツケの花、金平糖のような白い花で本家のシモツケとはあまり似ていない
シュウメイギクも咲き始めたようだ
アケボノソウ
これはアキギリの花
オクモミジハグマは山地の林の中に生える
ホソバシュロソウは暗い紫色の花が特徴、名の由来は根元に棕櫚のような繊維が付いていることから
まだホザキシモツケが咲き残っていた。
頭上を見上げると、ツリバナが赤い実をつけている。花も実もともに風情がある。
オオバショウマの花にはいい時期に出会えた。
その花にキチョウがやってきた。
大振りで派手な色彩の花を咲かすアサマフウロ
テンニンソウ。暗い山道を歩いていると、開けたところで急に大きな軍政に出会うことがある。同じシソ科のシモバシラとは花も葉もよく似ている。
これはアザミの仲間
これはスズムシソウ(スズムシバナ)でキツネノマゴの仲間だ。
ミゾソバ
秋を代表する野山の花リンドウ、これは段々に花が付いているのでエゾリンドウか。よく似ているオヤマリンドウは茎の先端だけに数個の花をつける。
マツムシソウ、金時山の登山時には白花種のマツムシソウも見かけた。
ベンケイソウ科のヒダカミセバヤ
ヤマトリカブト
ツリフネソウとミゾソバの群生
独特な花の形をしたアキチョウジの花
湿地に多いサワシロギク。咲きはじめは白色なのだが、次第に赤紫色に変化していくのが特徴だ。
サワオグルマと書いてあったが、どう見てもミズギクのように思われる
同じく湿地に多いサクラタデは大群生を見せていた。
シラヒゲソウにはまだ野では出会ったことがない。ウメバチソウの親戚と言われてみれば納得。
某女子スポーツのチーム名にも使われているが、印象は全く異なるナデシコの花、カワラナデシコともいう。
右奥がススキで有名な仙石原、今年は残暑の影響か秋分過ぎてもまだ見頃にはなっていなかった。
ヒヨドリバナ
ヒキオコシもたくさん咲いていた
ワレモコウとオミナエシ
実をつけていたクサレダマ
サワギキョウ
ジャコウソウの仲間
これはヤマシャクヤクの実
紅葉を始めたマユミ
お終いはタカネバラの実
この日もたくさんの花たちに出会えて何とも幸せだった。