山に登りたい 

あの山にも、この山にも、もっともっと登りたい!

野河内植樹のお手伝い(記念樹・広葉樹木)

2017-02-27 20:51:04 | 往還の会
2017年2月25(土)晴れ&薄曇り

今日は楽しみにしていた野河内アジサイ観察路に樹木を植樹する日です!
日本植木協会から寄贈されたヤマザクラ、オオシマザクラ、ヒカンザクラを各3本ずつと野河内往還の会で購入したコブシ モミジ ヤマボウシ オオデマリ ミツバツツジ シャクナゲ 西洋ニンジンボクを植えるのです。(合計80本)
お天気でよかった!

ピッカピカの長靴を履いて、10時前に着くと皆さんもう作業を開始されていました。




「何をしましょうか?」
まずは斜面に桜を植えるための穴掘りです。
穴を掘る前に邪魔になる伐採竹をどかさないといけません。
この竹を鋸で切って、下に落としました。


竹を落としたところで夫殿は自分の持ち場へ。

私は私で40cm四方の穴をスコップで掘るのですが、簡単には掘れません。
竹の根が出て来たら周りの土を取り除いて、鋸で切り落としてもらいます。


スコップの先にガキンガキン当たるのは、大判小判がザクザクならぬ石ころ。
一つの穴を掘るのに、埋まりこんでいる石をいくつも取りださなければなりません。


この穴一つで私は日が暮れるものと覚悟しましたが、夫殿と会の方がやってきて無事穴掘りできました。

体を動かしながら学んだことは、自分に何ができるかを自分で考えて行動するということです。
どうしたらいいか、何をしたらいいかを尋ねるのではなく、周りの状況を見て自分にできることをやり始めました。

昼食休憩の後、午後1時前に植木屋さんのトラックがやってきました。


樹木の苗が次々と下ろされます。


こうやって、土を払って根の先を出して植えてくださいと、レクチャーを受けます。


昔話の「桃太郎」を思わせる植木屋さんのお兄ちゃんは力持ち!


ヤマザクラもしっかり植えつけられました。


こちらは白い花をつけるオオシマザクラ。
オオシマザクラは葉っぱが桜餅に、木材が茶筒などの工芸品に使われるそうです。


チェーンソーでの不要木の伐採も。


古い採石場の奥左には水の流れない滝というか岩壁があります。


その右横斜面にシャクナゲを11本植えました。




私も斜面で足を踏ん張ってエンヤラ穴を掘り、二本のシャクナゲを植えました。
あっちともう少し上がいいかなと斜面を登り、自分で植える場所を決めて植えたのです!!
それって凄いことですよね。私のシャクナゲ!って気がします。(#^.^#) 

植えたのはいいのですが、シャクナゲには水をたっぷりやらないといけません。
こんな場所に水道があるわけはなく、どうしよう……

下のトイレまで行ってバケツに水を汲んできたリ、水路にビニール袋を張って水を集めたりしましたが…


流石に「知恵と力の往還の会」の人たちです。
竹を割って、ちょろちょろ流れる水路からしっかり水を引くことができました。
これで簡単にペットボトルに水を入れて、運ぶことができました。


桜、筑紫シャクナゲ、三つ葉ツツジを植え、水やりも終わって4時半頃に今日の作業は終了です。
よく働きました。
あっちの坂、こっちの坂を何十回も往復しました。足腰バキバキです。
でも鉄塔尾根への急坂には伐採木で階段が作られていました。
おかげでズリッと滑ることなく、歩きやすかったです。




こうして一つずつ、少しずつ、整備されていくのですね。
私達のお手伝いはほんの僅かですが、関われてうれしいです。
作業そのものもとても楽しい!!
観察路が完成する頃には、きっと花が咲き乱れる桃源郷になっていることでしょう!
その夢を実現させるために、私も非力ながら微力ながら、スコップを振るいましょう!
夫殿は頑張りすぎて、足腰ヨレヨレ。
帰りの運転も「腕の筋が痛くてハンドルが握れんーーー」と言っていましたが、家に帰ってビールで復活しました。  
さて、明日はどんな展開に?

本日のおまけはこれ!!
イノシシの牙です!!

(嘘です。タケノコの赤ちゃんです。)

3月11日(土)いよいよアジサイ植樹祭です!
約800本のアジサイの苗を整備地に植えますので、御用とお急ぎでない方は是非力を貸してくださいませ。
コメント (8)