山に登りたい 

あの山にも、この山にも、もっともっと登りたい!

セリバオウレン

2015-03-02 11:30:42 | 福岡県の山
2015年3月1日(日) 四王寺山

小さくて愛らしくて
「清楚」「可憐」という言葉がぴったりのセリバオウレン!!

会えました! 教えて頂いた場所でひっそりと咲いていました。
感動です!!












フーッ…可愛い!

あら、これはなんでしょう?
もしかして、ショウジョウバカマ?
まだしっかり開いていませんが、斜面にたくさん咲いていました。






空が晴れて花が開くと、きっともっときれいなのでしょうね。

「山中に 絶えて花のなかりせば 春の心は のどけからまし」ですね。(^^)/









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仰烏帽子山

2015-03-02 08:10:54 | 熊本県の山
2015年2月28日(土) 仰烏帽子山1302m

出会ったのは「救いの神」か…?!
はたまた、「拾う神」か…?!


福寿草を見たくて、見たくて~~!!
毎日熊本地方の天気予報とにらめっこし、何とか行けそうだと出発しました。
雨よどうか降らないで。
福寿草さん、どうか花びらを開いてお顔を見せて。

早朝4時半に家を出たものの、五木村までは遠いな~~。
高速道路は北熊本SAで休憩し、宇城氷川スマートインターで降りてからはカーブ続きでした。
おかげで車酔いしてしまい、ぐったり。道の駅五木でしばらく休憩です。

迎烏帽子山第一登山口を8時36分スタートにスタートしました。
大小の岩ごろの谷を登っていきます。


ええーっ!あんな急な所を登るの?
でもこれはほんの序の口でした。
仏石分岐までは傾斜もきつく、よいしょっと岩をつかんで登り込んだりしました。
でも、それがとても楽しい!


わっ!綺麗!
最初に出合った福寿草です。まだしっかり開いていません。


この先どのくらい咲いているのだろうと、期待がどんどん膨らみます。
群生地って、群生地だからたくさん咲いているのだろう。(当たり前ですが…)

福寿草は花だけでなく、その葉も柔らかで可愛いですね。


夫婦杉です。
木と木の間に夫婦杉と書かれた小さな標識があるのですが、この夫婦の距離は離れていますよね。
立花山で見た夫婦杉はもっと寄り添っていました。
それとも絶妙な距離感なのでしょうか?




岩ごろから気持ちの良い林歩きとなりました。


「ミノカサゴ恐竜襲来」!迎烏帽子山と仏石分岐のところです。


まずは山頂を目指します。雰囲気がいいですね。




風穴です。温かい風が吹き出していました。夏に来ると冷たい風なのでしょうね。


レンズが曇ります。(^^)


石灰岩が現れたり、


落ち葉を踏みしめたり、


そして「人吉カメさん」です。
ここから山頂までは」ちょっと急なので、あと5分というのが励まされました。


ここで、面白発見!!
何だかわかりますか?


近づいてみましょう。
なんて書いてあるか読めますか?


くくくーーっっ!!
 家庭の和職
 場の和から
 無災害

って~~!
内職の案内かしら?こんな山中で?
場の和って?

あはーん。
わかりました!
 家庭の和
 職場の和から
 無災害
と、読むのですね!!(夫殿は読めませんでした。)
それにしても行変えが変です。
おっかしいなあと大笑い!(ちょっと頭悪い?~~ごめんなさい。^^;)

山頂に着きました。11時10分。




迎烏帽子山の二等三角点。


晴れてきました!一休みしていよいよ仏石からの群生地に向かいます。

なんて可愛い!!
光を受けて、花びらの一枚一枚がそれぞれに輝いています!






岩の間からも


福寿草に見とれて何枚も何枚も写真を撮りました。
どれを見ても、何度見ても、可愛いのです!!

しばらく眺めて、もっと見たいと思い足が進みました。
立ち入り禁止のロープがなくなっても、福寿草は続きます。
岩の上にも


つぼみもたくさん


嬉しくて嬉しくて下ばかり見て(福寿草ばかり見て)歩いていたら、
山頂と第二登山口の分岐まで来ました。

ここで15.6人の団体さん達と出会いました!
運命の出会い!
そう、「救いの神」か、「拾う神」か…

私たちは第一登山口に向かうのだとお話しすると、
布袋さんのようなお顔をした長老の方が
「第一登山口?そりゃ遠いばい。こっからならだいぶ戻らにゃならん。」
どうやらリーダーさんのようです。
そばにいた恵比寿顔の方たちも口をそろえて
「こっからなら、第二登山口に降りた方がよかやろー。」
さらに布袋さんが
「わしらと一緒に第二へ下りたがよか。」
恵比寿さんたちも
「そうそう、一緒に降りましょう。」

え、でもーー

またまた布袋さんが
「わしらはここであなたらあと会うことになっとたんじゃ。」
「あなたらあのためにバスもあるで。席は空いとるから乗りなさい。」
恵比寿さんたち、
「あなた達のために大きなバスなんだから。」
「そう、そう、さあ列にお入んなさい。最後尾は私が守るから。」

あ、あのーーー
???????

なんか、よくわからない…

「でも、私達…」と言っていたのが
「よろしくお願いします。」と頭を下げていました。

そして、包み込むようなにこにこ笑顔の七福神さんたちの列のなかへ~~

一緒に歩いていました。


第二登山口までは1時間足らずで、あっという間に着いてしまいました。


大きなバスが待っていました。(左)


どこまでも親切な七福神さんは
「さあ、さあ、お乗りなさい。歩いたら遠いで、遠慮せんでよか~」
「一番前があんたらの席じゃ。すぐに降りにゃならんからな。」

団体さんは10数人の男女混合で、布袋さん恵飛須さんをはじめ、毘沙門天さんやお多福さんもいらしてバスの中は賑やか賑やか!
熊本の山の会のOBの方たちだそうです。

第一登山口までおしゃべりをしながら、
バスを降りるときはこんなお土産までいただきました。


第一登山口に着き、七福神さんたちに丁寧にお礼を申し上げ、バスを見送りました。


車に戻って遅い昼食です。
仏石分岐のところで食べようと、お弁当を家から作ってきたのに、車の中で食べるのはちょっと残念。
それだけでなく、元井谷を下山できなかったことが消化不良です。
足元を確認しながら、ちょっと怖い岩ごろの谷を降りるのが楽しみでもありました。
七福神さんたちに救われたのか、拾われたのか…

山での温かい出会いに感謝しながら、
来年はきっと自分たちの登山をするぞと、夫殿のビールが進みました。

よく笑う、楽しい登山でした。
初めて見た福寿草!
とてもとても綺麗でした!!


今日の軌跡














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