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山に登りたい 

あの山にも、この山にも、もっともっと登りたい!

白馬岳へ(一日目・栂池高原)

2018-08-08 22:32:24 | 九州以外の山
2018年8月1日(水)一日目

大迫力・大感動の白馬岳!!

大きな山に立ちました! 壮大な世界を見ました。
目に見えること、耳に聞こえること、肌で感じることの全てが愛おしく、有り難く思いました。
また、嬉しいサプライズもあり、ビッグ・ドリーマーにも会えて、この上ない喜びを感じました。
もう、幸せったら、ありゃしない!  

さてさて、一日目は登山口の栂池高原まで、九州・東海道・北陸新幹線、大糸線、村営バスを乗り継いで約8時間。
遠いなーー。

大糸線・南小谷駅に降りて暑い!
村営バスに乗り、栂池高原駅で降りて暑い・暑い!!
「高原」と名がつくから、涼やかな風が吹いているのかと思ったら、とんでもない。

ゴンドラリフトと、ロープウェイを乗り継ぎます。

6人乗りのゴンドラリフト
中々スピード感ありで、止まるときは前のリフトにガンッとぶつかるのかと思ったよ。


ケーブルカーも貸し切りでした。午後3時頃から上がっていく人はいませんものね。
オオシラビソとダケカンバの木々を下に見て、ゆっくり進みます。


ゴンドラ終点から、数分歩いただけで、今夜の宿所「栂池ヒュッテ」に到着しました。


標高1860mのここは、涼やかな風が吹いていました。
時間があるので「栂池自然園」をお散歩しよう。


どんなにか爽やかな湿原だろうと思っていたのに~~。
植物が生い茂り、湿原というより南の国のジャングルのよう。
イメージが違ったなあ。


何しろ、花が終わった後の水芭蕉がデカイ!!
天狗のうちわのような、幅広い葉っぱは、60~80センチの高さがあった。
育ち過ぎた南国の植物のようで、初めは何かさっぱりわからなかったよ。


シシウドもやたらデカイ!


ぐるりとお散歩して、旧栂池ヒュッテに戻ってきました。


昭和3年に建てられた、赤いお屋根の旧栂池ヒュッテは、記念館になっていて、当時の登山道具や写真などが展示されていました。
中でも気になったのはこれ。
写真なのに、自分の目の前に強力(小見山正さん)を見ているような臨場感がありました。


五十貫(188キロ)の花崗岩でできた展望図示盤を、大雪渓ルートで白馬岳山頂に担ぎ上げたのですね。
凄いという言葉以上に凄すぎる。新田次郎の「強力伝」をまた読み返さなくちゃ。

栂池ヒュッテはお風呂もあり、食事も充実して贅沢気分です。


っと、ここで。
嬉しいサプライズ!!
携帯が鳴ります。
何と「信ちゃん」でした!!lovely!
スピーカーにしてトリオと信ちゃんとで、楽しくおしゃべり。
嬉しく興奮して、元気が出ました。
明日からの登山、がんばりますっ!!



栂池高原の花達。
イワイチョウ


ヤナギラン


ヒオウギアヤメ


ぽわん、ぽわんとワタスゲ


タマガワホトトギス モウセンゴケ
コオニユリ モミジカラマツ


お花は他にももっとたくさん。
名前がわかったら、あとで追加アップしましょう。
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白馬岳へプロローグ

2018-08-01 05:59:43 | 九州以外の山
2018年8月1日(水)

今年の夏遠征は、白馬岳へ!

コース概要
1日目 8月1日(水) 博多(新幹線)~京都(サンダーバード9号)~金沢(新幹線)~糸魚川~南小谷~栂池高原駅~栂池ヒュッテ(泊)
2日目 8月2日(木) 栂池ヒュッテ~天狗原~白馬乗鞍岳~白馬大池山荘(泊)
3日目 8月3日(金) 白馬大池山荘~小蓮華山~白馬岳~白馬山荘(泊)
4日目 8月4日(土) 白馬山荘~大雪渓~猿倉~白馬村~ハイジホフホテル(泊)
5日目 8月5日(日) 白馬(あずさ26号)~松本(ワイドビューしなの18号)~名古屋(新幹線)~博多


去年は、遠征2週間前に左足小指を骨折するという、馬鹿なことをしてしまったので、今年は何より安全第一!
遠征前の日常生活も、トレーニングも、怪我をしないよう、体調を崩さないように気をつけてきました。
本番ももちろん安全第一!余裕をもって栂池から登り、大雪渓を下って猿倉に下りてきます。
どんな景色、どんな花を見るのでしょう?

そしてもう一つ、今回の山行では大きな楽しみがあります!
それは、ビッグ・ドリーマーに会うこと!!
上手く会えるかな?

よし、行け!!
しゅっぱーーーつ!

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比婆山(広島)

2018-05-08 21:02:48 | 九州以外の山
2018年4月30日(月)晴れ 比婆山1264m

比婆山!素晴らしい!
大のお気に入りとなりました。

比婆山は日本神話においてイザナミが葬られたという地で、御陵があります。
でも、昨日に続いて、実は歴史など吹っ飛んで、深いブナの森に酔いしれた一日でした。

広島県民の森公園センター~牛曳山~伊良谷山~毛無山~出雲烏帽子山~比婆山(御陵)~立烏帽子山~展望園地~公園センター(周回) 本日も8名。

5時起床、キノコ雑炊の朝食をたっぷりいただき、テントも撤収して、6時20分に公園センターの広い駐車場を出発。早朝は涼しい~~。


昨日に続いて、今日も先頭リーダーはTさん、後ろはYさんが守ってくれます。


気持ちいい!


牛曳山への登山口。


いきなりギンランです。(私は気づかずに~~)
ギンランかと思ったのですがーー。
ユウシュンラン のようです。


隊長が見つけ、夫殿も大喜び。


チゴユリは行くところ、行くところにずー――と咲いていました。


登山口から数分で、美しい白樺林ですが、多分植生だろうとの皆さんの意見です。


でも、おかげで遠いところに来たような気分です。


今日は一日中、ブナ林に包まれて、高低もさほどなく快適に歩けそうです。


滝のそばを登っていきます。深ーい森へ入っていくようです。


ツクバネソウもたくさん。


歩くことがこんなに楽しいとはね~~。


牛曳山(1144m)は眺望無く、通過点のようです。


おっ!キスミレの種類でしょうか。
花びらの先が丸まっちゃって、違うお花のように見えました。


伊良谷山(1146m)


まだ、行程の5分の1くらいしか歩いていないそうで~~


今日は、いくらでも歩けるよ!


毛無山(1143m)
名前の通り、樹木がなく、風が強くて寒い寒い。


早々に次へと進みましょう。


出雲峠まで来て、休憩です。


珈琲を飲んで、出発。

九州自然歩道の標識にあるイラストはカタツムリですが、中国自然歩道ではカエルです。
面白いね!


ミツバツツジ


出雲烏帽子山(1225m)の烏帽子岩。


条溝石
幅5~10cm、深さ2~5cmの不思議な溝が樋状に規則正しく刻まれて、その溝の先は御陵を差しているという。自然のものか人工的なものか。なんだろう?
古代信仰の名残、呪術習俗の跡とも言われている。

御陵
イザナミノミコト(伊邪那美命)がこの地に葬られたと古事記にあります。
樹齢1000年を超える7本のイチイの老木に囲まれた、苔むした巨石が横たわっている。


ふむふむ~なるほど~

HMさんとYさんに挟んでもらうと、とても歩きやすい!!
池の段に向かいます。池の段まで行けばお昼ご飯だよーー。




池の段(1279m)は広く、360度見渡せます。


毛無山や歩いてきた稜線を見ながら、昼食休憩です。
気持ちいい――!


後はもう、立烏帽子山に登るだけ。


ヨウラクツツジかな。


立烏帽子山(1299m)ヤッホー!


竜王山には登らず、休憩の後下山します。(駐車場にトイレ有り)
帰り道はゆるゆると、長い下りが続きます。


でも、おしゃべりが楽しく、ケラケラ笑いながらあっという間に展望園地に着きました。


ぐるっと歩いてきたところを眺めると、達成感あり!!


あと20分も歩けば駐車場に戻ってきますよ。


最後もやっぱりブナのトンネルでした。


あー、楽しかった~~。楽しかったなあ!
山歩きも、テント泊も最高に楽しく、空気も、きのこ鍋も最高においしかった!!
皆さん、大変お世話になりました。ありがとうございました。
秋にも是非またよろしくお願いいたします。しっかり作業しますから。

そのほかには、
ショウジョウバカマ


アセビ


ユキザサは、これからもっと花が開くよね。


シキミ


本日の軌跡






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カタクリの山・船通山

2018-05-07 21:15:18 | 九州以外の山
今年のゴールデンウィークは、山、仕事、山、おチビ達~とよく遊びました。

前半の4月29日・30日は「野河内往還の会」の方々に、「船通山」・「比婆山」を案内していただきました。
最高に楽しく、貴重なテント泊体験もしました。
総勢8名、トリオ以外は皆さん山岳会のベテランさんです。


2018年4月29日(日)晴れ 船通山(標高1142m)
鳥取県日南町と島根県奥出雲町との県境にあり、私達が行ったときにはカタクリの花が満開でした。
また、有名な神話「ヤマタノオロチ」の舞台であり、山頂には「天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)出顕の地」の碑が建っています。

2台の車で福岡を6時過ぎに出発、途中道の駅などで休憩しながら、「斐乃上温泉わくわくプール」から12時10分にスタート!
登りは鳥上滝コース、下りは亀石コースの周回です。


まずはウワミズザクラ(上溝桜)。
背の高い木に真っ白な棒状の花をつけていました。


午後の日差しの強い中を、登山口まで舗装路を30分歩きます。


船通山登山口です。
なんだか、緊張してきました。


森が深い!ブナが綺麗!
そして、人間が小さい。


右に、左に、川沿いを歩きます。


暑さと緊張からか、この辺りから、皆さんの足の速さに私が遅れてきました。


鳥上滝はチラ見だけ。


後ろを守ってくれるYさんが、何かと声をかけ、休ませてくれます。

サバノオだと思っていましたが……


イカリソウ


カタバミが綺麗に撮れて違う花みたい。


この木段を上がったら~~、頂上は近いはず~~

凄い!!


カタクリがたくさん咲いている!


たくさんどころではなく、ずーーーーっと群生していました。




きれいねーー!!


去年寂地山でカタクリの群生を見ましたが、ここ船通山も負けていません。
カタクリロードが続きます。


もちろん疲れは吹っ飛んで、山頂に着きました!!


ここで昼食です。


真ん中にあるのが、スサノオがオロチを退治したときに尾から出た剣「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」が出土したことを記す「天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)出顕の地」の碑。




山頂からは大山・三瓶山が見えるようですが、見えず。
霊峰ですが、お花がいっぱいの山でした!


イチイの木
樹齢2000年とも言われるイチイは鳥取県側の9合目にある。
幹の直径は4.3m、斜面を張って伸びる枝は20m以上もあって、扇状に伸びていた。


ぐるりと回ってみた。


下りは亀石コース。
ブナの森歩きが楽しい!!






クロモジと聞きました。


これは落ちていたブナの花。

あちこちに落ちていました。
ブナの花は4,5年に一度しか咲かないそうで、、今回見られたのはとてもラッキーなんだそうです。
嬉しい!!

気になるのはこれ。


野河内の水無で見つけたときは、儚げで、寂しそうだったのに、こちらでは元気がいいし、花も少し大きめ。
驚いたことに、あっちにもこっちにもたくさん咲いている!
珍しいといった感が全く無く、言葉は悪いのですが、飽きるほどに咲いていました。


家に帰って調べてみたら、「サンインシロカネソウ」のようです。(サンインシロガネソウ)
中心部が暗赤色が特徴のようです。

ふーっ、知らないことが多い。

楽しくて、楽しくて、そして暑くて、ちょっときつかった船通山でした。
何しろお花が多いことにびっくり!!
ブナ林に癒されました、翌日の比婆山ではブナ林に体ごと溶けました。

他にも
エンレイソウ


イチリンソウ

ハシリドコロ

何の花?と尋ねられたのは、フキノトウの終盤の群生


ヒトリシズカ


またまたイカリソウ

ボタンネコノメソウ


キクザキイチゲ

キケマン


ニシキゴロモ


カタバミ


ていねいに案内してくださった皆さん、ありがとうございました。
本日の軌跡



下山後は広島県民の森キャンプ場で、入浴、きのこ鍋の夕食。
美味しかったよーー!
お腹いっぱいだよー! 楽しい!

このキャンプ場はお風呂もあり、トイレは温座ウォシュレット、水場も清潔で素晴らしかった!



そしてはじめてのテント泊でした。
「端っこは寒いから~」と、皆さんに挟んでもらって幸せな夜でした。、
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上高地で再会

2017-08-10 01:09:09 | 九州以外の山
2017年7月30日(日)晴れ

夫殿と隊長は蝶ヶ岳山頂でいい朝を迎えたようです。7時28分。


今日は晴れそうですね。


夫殿たちは前日に長歩きをしたので、今日は蝶ヶ岳から下る一方です。

クロユリ


3時間で徳澤園に出てきた。


かき氷で一休みして、けいこたんを迎えに行く。
どのあたりで出会うだろうか。


私は夫殿たちの下山が早いことを前日に知り、早いバスで上高地に向かう。
どこで会えるかな。

上高地の遊歩道は涼しく、気持ちいい。


花を落としたツクバネソウ


河童橋(夫殿たちより先に見ちゃって悪いかなー)


散策してます


トモエソウ


明神橋を渡って


先に観光しちゃって、悪いなあと思いながら、明神池。


あの向こうに見えてきたのは~~!!


会えました!! 11時40分。よかったです。ほっ。


隊長、大変お世話になりました。
足をお大事になさってくださいね。
夫殿、ありがとう。

今回の遠征は反省すること、考えさせられること、大いにありました。
外へ出て見ないとわからないことが多すぎましたが、それ以上に自然の美しさ雄大さを感じることができました。
隊長と夫殿は「槍ヶ岳、リベンジするぞー!」と言っています。
私は~~???

ただ、
また山に登りたい!
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