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山に登りたい 

あの山にも、この山にも、もっともっと登りたい!

礼文島

2019-08-01 21:40:51 | 九州以外の山

2019年7月20(土)曇り

今日は礼文島桃岩コースでお花トレッキング、午後からはレンタカーでスコトン岬までのドライブです。
利尻島とは違うお花も見られるようで、楽しみです。

お天気は今一つでしたが、快適で解放感に満ちた、楽しい一日となりました。

鴛泊港発9:20のフェリーで、礼文島香深に着いたのは、10:05。
出迎えてくださった民宿「はな心」の方に荷物を預け、ザックは軽くなりました。

香深ターミナル前にバス停があります。
10:21発の観光シャトルバスに乗って、まずは「北のカナリアパーク」へ。
吉永小百合さん主演の映画「北のカナリアたち」のロケ地です。

小百合さんに出迎えてもらって、おとぼけ二人はめろめろん

ここで「礼文島花講座」というのがあり、地元のお花ガイドの方が礼文島に咲く花を映像と共に解説してくださいました。聴講生は私たちだけでしたが…(^-^)
「是非リシリソウを見つけてください。可愛いですから」と聞き、これは絶対見なくちゃと興奮!!
発見場所にちなんでリシリという名前が付いていますが、利尻ではほとんど見ることができず、礼文島で見ることができるのだそうです。

それ行けっ!

北のカナリアパークから歩いて、桃岩展望台コースの始点、知床まで20分くらいです。
道端に大きめの白とピンクのコスモスのような花が咲いていて、もう珍しい。

桃岩展望台コース・知床口

チシマアザミ

クサフジ

カラフトゲンゲ

利尻島ではシュムシュノコギリソウでしたが、礼文島ではエゾノコギリソウまたは、タカノコギリソウというみたい。葉っぱのギザギザが浅い。

ミソガワソウは今日も勢いがいい。

元地灯台が見えてきました。

初めて見ましたチシマワレモコウ。吾亦紅の白です。

いよいよ海と崖とお花の絶景を楽しみます。

おお! 何と!

レブンウスユキソウ(礼文島固有種)

ちょっと曇ってきたぞ。
お花畑の中を進みます。

おーー!
咲いていました。リシリソウ(ユリ科)

センブリやアケボノソウに似ていますね。
花びらに黄色のハートが見えます

撮影に夢中です。


私だって夢中です。

エゾレンリソウは紫色が際立っていました。

上向きに咲いた紫色はレブンソウ(礼文島固有種)

エゾウメバチソウがたくさん。

ずっと、ずっとお花畑。

レブンシオガマ

エゾニュウは開く前から大きすぎるよね。

桃岩展望台から見えるはずの利尻山は曇っていて見えず~~
展望台口にへ下山せず、レンタカーを借りるべく、ターミナル方向へ下山します。
急な下りとなったので、前を行く二人に声をかけました。

ストック出すから先に行っててーー。大丈夫だからー。

夫殿、ちらりと振り向いて「はーい」と言ってスタスタスタターー。

ん??

ん、んん?

前の二人、速すぎない?
何で、あんなに急ぎ足?

はあ?もう見えないじゃん。

どこかで待ってくれるどころか、二人共振り向きもしないじゃん。
おまけに小走りでーー。

なんだ、それ!!

ケイコタン、怒ったぞ!!
絶対追いついてやるーーー、

ということで、ワタクシ走りました。
そう、走ったのです。

ストックなんかついていられない、片手に持ちドドドドドーッッて走りました。
ところが敵もさるもの、足取りはどんどん速くなって、私が走っても走っても追いつきません。

えー――い、絶対追いついてやる!
と、走り続けました。(こんなに走ったのは後半の人生で初めて、信号が変わりかけの横断歩道でも走らない)
途中、観光客を追い抜く時に、「フェリーに間に合わないの?」と聞かれましたが、訳を話している暇はないので、「はいっ」と答えて走り続けました。

二人の背中が見えたと思っても、曲がったり、下ったりで見えなくなります。
こんにゃろめ。こんにゃろめーーーっ!
ひーーーっ~~。

どのくらい走ったでしょうか。
「追いついたよ」と声をかけると、二人はギョッとして振り返りました。
その驚いた顔って~~(ニヤリ)
けいこたんを遠くに置いてきてしまったね、ずいぶん離されて泣いてるかもしれんね、と話しているところだったそうで……。
まさか、まさか、私が追い付いてくるとは思わなかったのだそうです。

カナリアパークでの花講座や、トレッキング中も写真撮影で時間を取ったので、急いでレンタカー屋さんへ行き、車で私を迎えに行くつもりだったと。
早足で歩いていた二人に、私が追い付こうとは、今までで一番の驚きだと言われました。

てへっ。

なんか、いい気分
確かに、私が走れるとは、私自身驚きです。

トレッキングを終え、レンタカーを借り、昼食タイムです。
2時前になっていたので、おなかがすいたーー。
ウニが食べたい!!
レンタカー屋さんに紹介していただいたターミナル前の「香深」というお店に行きました。

ジャーン、豪華ウニ丼!!

ああ美味しい!
これまでも、これから先も、このウニ丼ほど美味しいものはないような気がする。
走ったご褒美かしら?ぺろり、ぺろりと食べました。満足!

心もお腹も十分に満たされて、次はスコトン岬へドライブです。

フェリーターミナルから約50分でスコトン岬に着きました。
右手奥が「トド島」

これが最北の岬なのですねー。

最北と言えば、最北のトイレがありました!

売店で(まずい)珈琲を飲んで休憩して、戻ります。

地蔵岩を見に行こう。

途中、ハマベンケイの水色が綺麗でした。


黄昏のおとぼけ二人。

光る海。

最後に桃岩展望台に寄り、桃岩と猫岩を見て今回の旅はおしまいです。
桃岩って、どんぶらこっこのお話に出てくるような桃の形ですね。

猫岩(右端に浮かぶ小さな岩)

楽しかったなあ。

雄大な利尻山と、のびやかな気持ちになれた礼文島トレッキング!
心に残る素晴らしい山旅でした。
Kさん、大変お世話になりました。

来年の遠征はどこにしようかなーーー。

その他の花達
不明 3.4ミリの小さなお花


エゾカワラナデシコ

アキカラマツ

ツリガネニンジン

ハハコグサ

ダイモンジソウ

シオガマギク

ヤマブキショウマ

エゾノシシウド?

ウドの種類やヨロイグサ、オオカサモチなどは、どれがどれやらよくわからない。

ハマヒルガオとハマベンケイ

 北海道……遠いです。

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利尻山・登頂!

2019-07-29 21:22:49 | 九州以外の山

2019年7月19日(晴れ)

あのてっぺんに登るんだよ!!

うん、行こうね!

美しく、ダイナミックな利尻富士を眺め、気合は十分!
嬉しいばかりの後半戦突入です。

そろそろガスが出てきたと思ったら、あっという間に山頂が見えなくなった。

オニシモツケソウ
シモツケに似て、大型であることからオニの名前が付いたそうですが、オニは可哀そう。
綿菓子みたいにふわふわだったので、ワタガシモツケに改名しようかな(^^;)

ピンクのイブキトラノオは山頂までのあちこちに群生していました。可愛いねー!

避難小屋
冬季は二階の専用入り口から入ることができます。
梯子とかぎの掛かった入り口が見えます。(冬に行く人もいるのですね~~)

避難小屋のすぐそばにツクバネソウ

この辺りにザゼンソウが見られるかなと、時間をかけて探したのですが、残念。見つからず。
時期が遅いですよね。見たかったなあ。

顔を上げると、ウコンウツギ。花びらの内側にオレンジ色の斑点が見えます。

 フラットな鞍部は歩きやすく、お花も次々に出てきます。
目線を下にしても、目の高さにも、お花が咲いているので楽しくなる。

これは何かなあ。可愛い花が咲きそうなのに。


アキカラマツ
この写真は白に見えますが、実際は黄色味を帯びていました。

ミソガワソウ
たくさん咲いていました。
優しい紫色で背が高く、目の高さに咲いているので、お花とお喋りできそう!(^^)!

マルバシモツケは葉っぱが丸いのですが、お花もこんもりまるく見えます。

ハイオトギリソウの群生で空気が明るいと思ったら~、

おや、ガスが少し濃くなってきました。

丸太で階段が作ってあるので歩きやすいです。

やっと、九合目まで来ましたよ!1410m。
ここからが正念場です。
上りも傾斜がきつくなりますが、高山植物が現れるので、楽しみながら登れます。

早速、ミヤマアズマギク。

シコタンハコベ かわいいこと、かわいいこと。

紅い葯が印象的でした。

下向きに花をつけるリシリオウギ

何を見ても夢中になってしまいますね。

サマニヨモギ
え?ヨモギなの?って思ってしまった。
日高地方の様似に由来する名前です。

そして、利尻山の固有種、リシリヒナゲシ。

ガスってなければ、向こうの砂礫帯にいくつか見えたのかもしれない。
水滴に覆われてしまって、お顔が見えないね。

リシリトウウチソウ(バラ科)
きっと山頂はもう近い。

このお花畑。ガスってなければ、最高の眺めでしょうに。
ウドの仲間やエゾヤマセンゴ?がたくさんです。

沓形コースとの分岐に来ました。
沓形コースから登ってこられた方は、藪をかき分けて歩き、岩も登ってきたということでした。

スコリアと言われる赤い火山性の小石は、ずるずる滑って足を取られますが、歩きやすく整備されていました。
有り難かったです。

霧で視界が悪いのですが、紅い色が目に入りました。
エゾツツジです。この花も岩にしがみつくように咲いていました。

コケモモもピンクが強くて綺麗です。

チシマフウロ

シコタンソウ
よく写っていませんが、花びらに黄色の斑点があります。

右側は切れ落ちた崩壊地です。
くっきり見えていたら怖いかもしれないなー。

そんなところにもイワギキョウが咲いている。

晴れていれば、目の前に利尻山頂が見えるはずなんだけどなー。

最後の一登りです。エンヤラヤっ!

とうとう来ました!

利尻山頂撃破!!

嬉しいーーーっ!! 

登り始めてから5時間40分。一歩一歩踏み重ねて、利尻山の山頂に立ちました。10:02。
トリオはご機嫌の笑顔です。
あ、夫殿の眼鏡が曇って真っ白です。これじゃあ何にも見えてないでしょ。

何よりもまず、山先輩の信ちゃんにライン電話したいよ!
アドバイスを頂き、お花の本もお借りしてました。

信ちゃ~~~ん!!

ラインビデオ電話で信ちゃんの笑顔に会えました

山頂は風が強く、汗と霧で湿った体が冷えてきます。
民宿で作っていただいたおにぎり弁当を、いそいで食べていると、足元に水玉をくっつけたお花が……。

葉っぱのギザギザが見えます。白っぽくも見えるので、シラゲキクバクワガタかもしれません。

残念ながらガスで眺望はありません。

ローソク岩も見えませんが、仕方ありません。
休憩したら、下山開始です。10:45

登りの時には気付かなかったイワベンケイ。赤いので雌株ですかね。

エゾカンゾウ

長官山に戻るころにはお天気回復

長官山を下り、避難小屋でおやつをむしゃむしゃ食べて、大休憩しました。
そして、ここでビッグドリーマーこと寝太郎さんに、お昼休みを狙って電話しました。
一年前、「利尻山」を勧めてくださったのが寝太郎さんです。そこから利尻への灯がともったのです。
ラーメンを食べていらっしゃるところを失礼しました。
「元気に仕事してます!」ということで、何よりでした

第一見晴台までもどると、鴛泊港もよく見えました。

すっきり、くっきりいい気分です!!

満足したのか、下山路は長く感じられました。
長いよー――。まだかなーーー。朝はこんなところをずーっと登ってきたのかーー。

乙女橋を昔の乙女がトボリ,トボリと渡っています。

甘露泉水まで戻り、甘い湧水をごくごく飲んだのですが、さすがに疲れていて写真無し

この舗装路を歩けばもう終点です。トボリ、トボリと疲れましたね。

やっと北麓野営場に戻りました。15:22


丁度11時間かかりました。長かったーー。長い一日でした。
素晴らしい一日でした!

今夜も昨日と同じ民宿レラモシリに宿泊です。宿に電話をするとすぐに迎えに来てくださいました。
時間も早かったので、ゆっくり露天風呂に入って、超ご機嫌!
またまたおいしい夕飯です。

明日は8:40のフェリーに乗って礼文島へ。
桃岩コースでお花トレッキングです。愛らしいリシリソウを見ることができました!
そして、私の思いがけない行動で、おとぼけ二人を脅かしました!

今日のその他のお花達。
エゾエンゴサクとは色が違うような~~・4合目辺り

エゾイチヤクソウ(かもしれない)5合目辺り

ミヤマハタザオ(かもしれない)9合目手前

不明
山頂手前なので、フタマタタンポポかもしれないけれど、茎がふたまたになっているかどうかが写真ではわからない。

お花の多い山でした。
名前を調べるのが大変でした。 

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利尻山(八合目まで)

2019-07-25 21:51:19 | 九州以外の山

2019年7月19日(金)晴れ

登ってきました! 利尻山!

大きな山でした。花いっぱいの山でした。

 利尻島は、稚内より約20キロ離れた場所にある円形の島です。山が島なのか、島が山なのか、美しい円錐形の利尻山は『利尻富士』と呼ばれ、日本百名山にも選ばれています。また、花の百名山の一つでもあり、九合目上部には高山植物が咲き乱れるお花畑もあります。

是非行ってみたい。日本最北の山へ!

北海道には魅力的な山が数多くあります。
その中で選んだのが利尻山。

なぜ?

険しい岩場などなく、時間はかかっても足を前に進めさえすれば登ることができ、絶景もお花も楽しめる山!
百名山でも、一番最初に紹介されている最北の山です。
カッコいい!是非登りたい!

一年前から利尻山への思いに灯がともり、3月には民宿の予約、飛行機のチケットなどの手続きも済ませました。後はゆっくり計画を練るだけ。

 

7月19日(金)
おはようございます。朝は3時前から起きました。
民宿の側からは今日登る利尻山が見えました。
早朝のこの時間にはっきり見えるのは珍しいそうです。これは幸先がいいかしら?

準備を済ませて、民宿の前に3時55分集合、4時出発です。
朝食代わりのおにぎり弁当も、昨夜のうちにいただいています。

民宿の車で登山口の「北麓野営場」まで送っていただきました。標高220mです。

トイレを済ませ、準備運動をして、いよいよスタートです!4時20分。
外から種子などを持ち込まないために、靴底を洗ってから歩き始めます。

三合目の甘露泉水までは舗装路を歩きました。
静かな朝に、期待がいっぱいでワクワクします。

甘露泉水(下山時にたっぷり味わいました)

晴れてねー、と願いながら樹林帯を歩きます。

コオニユリのオレンジ色が鮮やかです。

たくさん咲いていました。ミヤマセンキュウ

ヤマハハコも山頂までずっとよく咲いていました。

四合目まで来ました。
標識には「野鳥の森」とありますが、本当にその通りで、軽やかな鳥たちの声に、こちらもまだまだ足取りは軽いです。緩やかな登山道です。

単調な道も、お花を見ながら歩くので退屈しません。

五合目までに咲くウメガサソウ
梅の花に似た花が傘のように下向きに咲いています。

 

マイヅルソウはもう実になっていましたが、大群生のようでした。

 五合目に着いたのは5時42分。雷鳥の道標とありますが、雷鳥がいるのかしら?
お腹がすきました。力をつけなくちゃ。
前日に、北海道唯一のコンビニ「セイコマート」で買っていたパンやバナナでゆっくり朝食。

だんだん傾斜も急になり、ゴロゴロ石も多くなってきた。

シュムシュノコギリソウは白と薄ピンクがあり、とても可愛い。
何度見ても立ち止まり、何度もシャッターを押した割にはピンボケばかり。

黄色が目立つハイオトギリ。
直径が2~3センチはありそうで、いつも見るオトギリソウよりも大きいです。

ウラジロタデ

自然を守るための「利尻ルール」
①携帯トイレを使う。
②植物の上に座らない。踏みこまない。
③ストックにキャップをつける。

鴛泊コースには、6,5合目・8.5合目・9合目に携帯トイレブースがありました。
②と③はどこの山でも当然ですよね。

六合目の第一見晴らし台。6時24分
歩き始めて2時間が経っている。 遠くは霞んでいますが、いいお天気です。

海が見えました!

ミヤマアキノキリンソウと思います。

イワギキョウ

本当に岩に咲くのですね。不思議ーー!

胸突き八丁の七合目に着きました。

ここから覚悟が必要かな?と思いましたが、さほどでもなかったなあ。その先がきついですもの。

第2見晴らし台です。

林野庁の人たちが休憩中でした。
何か調査でしょうか。背中の荷物が大変そうです。

ハイマツの中をどんどん進みます。
長官山が見えてきました。まずはあの頂まで行かなくちゃです。

四枚の花びらはゴゼンタチバナ

とうとう、長官山に着きました!!八合目です。7時43分。

ヤッタネ!
利尻富士が目の前です。

カッコいいなあ!
ガスも取れてきました。くっきり!!

もうこれで十分な気もしましたが、利尻山頂はまだまだ先。
山歩きはこれからが本番のようです。
よっしっ! 行くよ!

続きはのちほど~~。

 

 

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亀尾山~福西山~勘十郎岳

2019-03-04 21:40:46 | 九州以外の山
2019年3月2日(土)晴れのち曇り

2,3の土日で深入山、雪山歩きのリベンジをする予定でしたが、このところの暖かさで山に雪がありません。例年なら残雪を踏める時期だそうですが…残念~~
さらに日曜日は雨予報なので、テント泊も取りやめです。

そこで、日帰りで山口県秋穂の「亀尾山~福西山~勘十郎山」を周回することになりました。
300mちょっとの超低山ですが、急な上りや下りも含めてアップダウンを繰り返し、岩も眺めも楽しめました。
そして、何といっても一ヶ月前に縦走した火の山連峰を真向かいに見たのが、嬉しく驚きでした。

千坊川砂防公園駐車場(9:18)~亀尾山(10:41-11:00)~福西山(12:04-12:40)~エメラルドの湖(13:34-13:45)~勘十郎山(14:29-14:44)~駐車場に戻る。参加者往還の会5名。

お天気よし! 千坊川砂防公園からスタートです。


仏岩コースを歩きます。


行者山の祠(仏岩)


瀬戸内海を眺める尾根上展望所


岩あり、展望所ありですが、おお!この岩は「ミラクルストーン」と命名しましょうか。
長身のY女史が私より小さく見えます!


亀尾山(大海山)に着きました。今日の最高峰です。325m


海を眺めながら、コーヒータイム。


この山域をこよなく愛し、整備されているご夫婦がいらして、しばらく楽しいお喋りをしました。

雰囲気のある自然林の中を福西山に向けて歩きます。


「正午まであと10分!」の声がかかるとY女史が猛スピードで急登を駆け上っていきました。
頑張りましたが、とてもついて行けるわけはなく、直ぐに見えなくなり、ヒーッ!
悔し紛れに「お腹すいてたの?それで急いだの?」と皆がからかいました。
福西山253m。山頂は展望無し。

すぐ下の大岩の上で昼食です。火の山連峰が目の前、近い!!
ひと月前に歩いた時には、今回の山々にはちっとも気付かなかったなあ。


たっぷり食べて、ゆっくり休憩の後は、大河内林道コースから、沢コースを取ります。




地図を確かめながら下っていく。マイナーコースだからか、ちょっと荒れています。


せっかくなので、「大河内溜池」まで行ってみました。
思っていた以上に大きく綺麗です!!


山中に突然現れたこの美しい湖を溜池と言うのは可哀そう。
「エメラルドの伝説」と名付けましょうか。
あら、それはどこかで聞いたような~~ 


溜池の分岐まで戻って、中岳鞍部までは短いですが、急登。


中岳からは振り返ると、先程のエメラルドの伝説が見えたよ。


東峰に着いて、福西山を望む


続いて本日最後の山頂、勘十郎岳(西峰)246m


東峰を振り返る


解放感いっぱいで、空に雄叫び! 可愛くイエーイ!!


西コースで下山しました。




皆さん、大変お世話になりました。
低山ながらもアップダウンの高速繰り返しは、十分疲れました。
でも、疲れた以上にお笑い繰り返しで、楽しかったです。ありがとうございました。

山の後は「相生国民宿舎」で海を見ながらお風呂に入り、満足満足の一日でした。
玄関前のアオモジの花(国民宿舎のスタッフの方に教えていただきました)


本日の軌跡

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火の山連峰縦走(亀山~火の山~陶ヶ岳)

2019-01-30 19:29:57 | 九州以外の山
2019年1月27日(日)

いいお天気です!
英彦山や、くじゅうはきっと雪景色!
私達は雪を逃れ、熱い?「火」の山に向かいます。
山口県山口市秋穂二島にあるこの山々は、ミニ八ヶ岳とも呼ばれているようです。
登っては下り、下っては登り~のアップダウンの繰り返しが面白く、熱い汗をかきました。

登山口10:20~亀山11:09~遠下山11:40~梅の木山11:50~火の山12:07-12:45~南原之頭・第二陶ヶ岳~岳12:59~第一陶ヶ岳13:10~陶ヶ岳13:15~岩屋山13:49クジラ岩14:05~登山口14:22~駐車場15:15

山口県セミナーパーク第8駐車場から時計回りにスタートです。
駐車場のすぐ上から登ります。


結構な岩山ですね。




亀山山頂。300m


晴れて暖かく、良く見通せます。


急な下りはロープをつたって。


さっきの亀山を後ろに見ながら


遠下山に登る。250m


登ったと思ったら、また下る。


梅の木山280m


火の山が見えてきたよ。


また下って


登って、


火の山山頂に着きました!303m


たっぷり汗をかきました。ここで休憩、お昼ご飯です。
赤い日の丸はハートとなって、たなびいています。


昼食後はまた下って、陶ヶ岳へ向かいます。


南原之頭250m


南原の頭の岩の上が陶二の岳252m


何かわからんけど、歩いていたら陶一の岳220m


そして、あれが陶ヶ岳よ!


着きました!陶ヶ岳234m


360度のいい眺めです。新幹線も見えました。


さあ、これからは下るばかりかな?


信仰の山なのでしょう。岩に掘られた小さな磨崖仏をいくつか見ました。






またまた少し登って、岩屋山。210m


次は鯨岩へ。


これかな?違うよね。


これでもなさそう。


これだ!


おーい!


おーい!


実はこの後、わたしがズルリ!滑りました。
あ、でも私だけじゃなくみんな滑ったのですよ。お尻をついたのは私だけだったかな。
気をつけなくてはいけませんね。

ここまで下るともう安心。


潟上中学校登山口まで戻ってきました。


後は駐車場までのんびり歩きです。


歩いてきた山々を眺めながら、今日も楽しかったとしみじみ思いました。


火の山連峰(亀山~陶ヶ岳)


一緒に歩いてくださった皆さん、ありがとうございました。
とても楽しい二日間でした。
雪山のリベンジ、したいです!

本日の軌跡











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