goo blog サービス終了のお知らせ 

山に登りたい 

あの山にも、この山にも、もっともっと登りたい!

明星山~白金山

2021-02-08 21:34:03 | 福岡県の山
2021年2月6日(土)晴れ

以前から気になっていた明星山から白金山を歩きました。
低山ハイクとして、気持ちいい歩きが出来るようです。
何年か前に夫殿に打診した時は、さらっと断られたのですが、今回歩いて「いい山だねー!」と大満足でした。
良かった!!

一ノ瀬親水公園からスタート。朝の空気は美味しい。


長い階段上りからスタート。
数えてみたら、193段でした。ぴったり200段だったらいいのに(^-^)


右の道を取れば近道のようですが「急登」とあるので、迷わず左へ(^-^)


登山道は明るく広くて気持ちいい。


夫殿が向かう光の方向は展望所です。


お天気が良く、展望所からは耳納連山が見えました。


こちらの奥は久留米の街ですね。


裏明星ルートへ。

辺りの景色と一体化したような小さなベンチ。
こういうのはいいなあと思いました。


ゆるやかに下って、右側は沢というか、谷沿いなりました。
水は流れていないようですが、少し荒れ気味です。


高良内登山口からのコースとの合流点。
山頂までもうひと頑張りかな。


明星山山頂(362.3m)

黒いシルエットになった樹々と、その奥の青い広がりが美しい。



ブランコがありました。
誰もいないので、乗ってみましょうか。



コーヒー休憩して、ゆっくり遊んでいたら、登ってくる人が多くなりました。
引き上げて、白金山に行くことにします。

高根山を回ることもできるのですが、今日は行かずに白金山へ。


すると、嬉しいことが!!


コショウノキの花が咲いていました!!

葉っぱの虫食い穴?ハートに見える(^-^)


ここを歩いてよかったわ。

お、こいのぼりが、のんびりぶら下がっています。


白金山山頂(357.2m)


コンビニサンドやおにぎりで昼食。
山ではいつも食べすぎている感じです…。
雲が垂れてきました。腰を上げて、帰りましょう。


北尾根ルートで帰ります。
もう単純に下るだけだと思っていたら、違いました。
何度かアップダウンを繰り返して、向耳納山(361.3m)
展望はありません。


落ち葉ふかふかで順調に下って、林道へ下りてきます。



明るいところへ出てくると、朝、車を止めた親水公園はすぐそこでした。


初めての山は興味津々で、今日もまた楽しい一日となりました。
何といっても、コショウノキの花を見れたのがよかったです。
親水公園からの上りは森が深く、新緑や紅葉も綺麗だろうなあと思いました。
家からそう遠くないし、別のコースや高根山も未知なので、また歩いてみたいです。

今日の行程
一ノ瀬親水公園(9:07)~急登近道との分岐(9:20)~展望所(9:32~9:37)~裏明星ルート分岐(9:43)~明星山山頂(10:45~11:15):高根山分岐(11:57)~白金山山頂(12:13~~12:49)~向耳納山(13:28)~林道出合(14:03)~一ノ瀬親水公園(14:20)
コメント (4)

二丈岳・女岳

2021-02-01 21:15:59 | 福岡県の山
2021年1月31日(日)晴れ

いつも週末の山はどこへ行こうかと悩みます。
遠出しなくて、楽しくて~、どこがいいかな?
あまり考えもしないで、前日か、前々日くらいになって直感的に決めてしまいます。
今回は4年ぶりの二丈岳。元気が残っていたら女岳にも登ってみましょう。

揺れない「ゆらりんこ橋」からスタート。9:04
全長100mもあるゆらりんこ橋は、1本のワイヤーで吊られた橋で、世界的にも珍しいのだそうです。


二丈渓谷。
水の音を聞いて、滝を眺めて歩くのは気持ちいい。


ほっとしますね。

家の石
この山道は昭和30年代頃までは、真名子地域の子ども達が佐波小学校分校に通う道でした。雨が降ってくると、この石の下で雨宿りをした処です。


ズックを履いた小さな足で、子ども達がこの道を通って学校に行き帰りしていたなんて…胸が痛い。
足元悪いし、アップダウンあるし、かなりの距離があります。
石の下は雨宿りするには狭く、数人の子ども達が肩を寄せ合てしゃがみこんでいたのでしょうか。
石が落ちてこないかと、今更ながら心配してしまう。

渓谷を見ながら、夏には沢登りが出来るかな?
馬鹿な思いが二人の頭によぎりましたが「無理!とんでもない!」
見るだけで十分です。

明神の滝


上から見ると~水の勢いが凄い。


側には小さな不動明王。


賀茂神社に出てきました。


ここから女岳がよく見えます。

しかしまあ、8年前には水を湛えていた真名子湖は、4年前には底が見えて、今はすっかり草藪になっていました。
景色は変わるのですね。

二丈岳登山口から入ると、根っこの道です。


さらに進むと、林道建設のため、山が分断されていました。

ぱっくり割れた岩は今や鬼滅の刃につながるのよね。

キャンプ場への分岐がある広場に出ました。


この後も急登が続きますが、夫殿はぐいぐい登ります。
前回と違ってすこぶる調子のよい夫殿、昨夜はあまりお酒を飲まなかったのかな。

二丈岳山頂。
今日はファミリーも多いので、ちょっとだけ休憩して下りることにしました。

景色を眺めるのもちょっとだけ。


キャンプ場への道は退屈でしたが、お昼ご飯が待っています。

おいしかった―――!
うまかっちゃんに、おにぎり3個投入!
(セブンイレブンの新発売キーマカレーおにぎりの辛さがグッときました)

かなり長いこと食べて、休憩していました。
お腹がパンパラパンなので、女岳に登りましょう。
地味ーーな登りが続きます。


岩が出て来たら、山頂が近い。


前を行く夫殿が「あれええ?」と、ニコニコ言います。
何だろう?と思ったら、
まさか、何と、大魔王がおわします。
十坊山~浮岳~から縦走して丁度、山頂に上がりついたところだそうです。


しばらくお喋りして、荒川峠分岐まで一緒に下山。
登る時には気付かなかった横長い岩を、大魔王がイルカに変えました。
マッコウクジラかもねとか言って、また笑いました。


人が多かったり、急登に喘いだりした二丈岳・女岳でしたが、お昼ご飯が激おいしかったことと、山で大魔王に会えたことで、今日も楽しい一日となりました。
mamatiasさんは順調に回復されているそうです。良かったです。
山歩きはもう少し先になるのでしょうが、その日が待たれます。


コメント (6)

四王寺山

2021-01-25 21:03:22 | 福岡県の山
2021年1月24日(日)曇り

春一番、愛らしい「セリバオウレン」に魅了されました。
久しぶりの長時間歩きとなりましたが、楽しかったです。

静かな都府楼跡。9:16
今日は曇りで、時々霧雨が頬を濡らしました。

市民の森のメタセコイヤは、冬の空にとても似合う。

梅の花がいくつか咲き始めていました。
春を感じられてうれしい。

梅の次は桜。
開花したら見事なところです。

高橋紹運の墓所。

岩屋山(岩屋城址)
歴史を知り、ここに来るといつも紹運と家来の切なさに苦しくなる。

お天気悪く、せっかくの眺望も今日は霞んでいます。

展望台に寄るも、何も見えず。

今日はhige大魔王様の足跡通り、毘沙門堂から周ることにします。
霧雨の中、鳥居が見えてきました。

お参りしていきましょう。

毘沙門堂の側に大城山。

野外音楽堂のベンチは雨に濡れているので、見るだけにして休憩無し。

百間石垣。

道路を渡って、急坂を上り北石垣へ。
これがきつかった---。太腿が笑いました(≧▽≦)

北石垣は覗けません。

小石垣の側で昼食。


大原山
フラットに歩いてくるので、通過地点のようで山という気がしない。

焼米原を振り返る。
ここも見晴らしがありません。仕方ないです。

下山は眺望の森へと寄りましたが、何も見えません。
せっかく上ったのに残念。

最後に坂本神社へお参りしました。15:19

人の多くないところを歩いたつもりでしたが、この日は何人もの人に出会いました。
軽装の人から道を聞かれましたが、四王寺山は札所参りの道もあったり、迷いやすかったりします。
気をつけなくてはと、自分自身も改めて思いました。

嬉しかった私の春一番!「セリバオウレン」
ほら、これは土から顔を出して、生まれたばかりみたい。


バックに光の玉がいくつも出来ている。
ぽわぽわ~ん。


今年初めてのお花なので、愛おしい。


立ち姿も鮮やかでした。


「今年も会いに来ました」
お花は10株以上咲いていました。
とても可愛くて、嬉しい一日となりました!!
コメント (6)

牛頸山に新年のご挨拶

2021-01-19 21:32:49 | 福岡県の山
2021年1月17日(日)晴れ

何といっても、牛頸山に新年のご挨拶に行かなくちゃです。
今年の干支の山でもあるしね。
いこいの森から、新北ルート沢コースで登り、正面コースで下る僅か二時間半、お散歩みたいにゆっくり歩きました。

登山口。


初めは荒れていますが、

斜面を登り上がると、尾根コースと合流します。


自然林の中を歩くのが、本当に気持ちいい!

さらに登ると、岩の門。

その先の展望所からはダム湖がよく見える。

左が開けたところで牛頸山をズームアップ。

林道へ出て、向かい側を登ると山頂は近い。

牛頸山です。新年おめでとうございます!
気温はちょうど0度ですね。風が冷たい。

下山は正面道最短コースでいこいの森まで、とっとこ下りてきました。

ホームグランドでもあり、大好きな牛頸山ですが、個人的に残念に思うことがあります。
どなたが付けられたのか、標識がものすごく多くなっていました。
やたら多いのです。
整備され過ぎというか、ベンチやブランコ、梯子など、いくつも次々と出来ています。
これでは「山」というよりも「パーク」とか「ランド」みたいになってしまいそう。
木や岩、市の看板にもいたずら書きがあったりして、残念に思いました。
神秘的な山の佇まいが失われるのは辛いです。
コメント (6)

金山

2021-01-18 21:59:26 | 福岡県の山
2021年1月16日(土)晴れ
1月往還倶楽部山行
参加者 5名
山中キャンプ場スタート(8:55)~登山口(9:40)~雪原でツェルト体験~金山山頂(11:33)~下山開始(12:06)~山中キャンプ場到着(12:53)

緩やかに登れる佐賀県側から「雪の金山かなり初級コース」を案内していただきました。
1月末の寒波の時には、往還倶楽部の親分たちがそれぞれ北斜面から腰までつかりながら、どっぷり徘徊したそうです。
その後晴れの日が続きましたが、今日少しは雪が残っているでしょうか。

朝8時に曲渕トンネル手前に集合の後、登山口に移動します。
三瀬峠は通行止めなのでトンネルを抜けると景色は一変して、路肩には雪が残っていました。
峠の手前で右折して、登山口に向かおうとしたら……。


道路は凍結、凍り付いた雪がタイヤに挟まって先に進むのが難しい。
前の車はタイヤがちゃんと噛まなかったり、車体が揺れたりしてる。

このまま進むのはスタッドレス・四駆でも危険だと判断し協議の結果、山中キャンプ場からのスタートに変更し、バックで分岐まで戻りました。
このバックも怖かった。
(助手席の私は大人しくしていましたが、ハラハラドキドキでした)

山中キャンプ場にはトイレもあるので有難いです。
支度をしてスタート。


雪がどのくらい残っているのでしょう。


舗装路まで出てくると目の前が山中地蔵ルートの登山口ですが、今日はここからではなく、


その先東に1㎞行ったところから登ります。
道路歩きはツルリンこけないように気をつけました。


前方、左が登山口です。


樹木の雪は融け落ちていますが、地面にはまだ残っています。
明るい尾根なので気持ちいい。

普段は見えない動物の足跡が雪の上では見えてきます。
これは何だろう?ウサギかな?

驚いたのはこれ!
写真ではわかりにくいのですが、右足五本の指の跡が見えて、赤ちゃんのような足跡です。
まさか、人間の赤ちゃんが雪の上を歩くわけはないですね。
猿だろうということでした。


登るにつれ、雪が多くなり足首が埋まるくらいになりました。
鉄塔尾根のサラサラバージンスノーと違い、水分を含んで重い雪なので、足を上げるのに力が要ります。
途中、息がきつくなって休憩タイムを頂きました。

広いですねー。
明るいです!何てったって楽しい!
アイゼンは付けていません。


この辺りが源流かな~。

稜線に出る手前の、緩やかな林まで来ると「ツェルト」体験です。
暴風雨や吹雪の時など、緊急避難時に素早くツェルトを使うのだそうです。

中に4人が入りました。薄い生地一枚なのに、中は本当に暖かい!
丸くなって座り、真ん中でヒーターでお湯を沸かして、温かいものを作って飲んだり、今後の行動について話し合ったりするのだそうです。
北アルプスの吹雪の中での体験談を楽しく聞きました。

休憩の後、金山山頂までは稜線歩きです。
思わず立ち止まって、いい景色-!!
こうした景色を見ると、気持ちが広がります。


「雪が多い時の急斜面の安全な上り方」の体験学習を、登山道から脇へ入ったところの斜面でさせていただくようでしたが、雪が少なすぎてやりにくいとのことで、実現叶わずでした。

金山山頂。
雪が少ないですね。先客がいらして、さらに数名登ってこられたので、長居はできません。


さっと行動食を食べて下山します。


最初の予定では、山中地蔵ルートを少し下り、途中から東に水平道をトラバースして元の道に合流する予定でしたが、谷がえぐれているところが二、三か所あったり荒れているそうで、普通に山中地蔵ルートで下山しました。
こちらは雪が殆どありません。登りのルートで雪を踏んでいてよかったわ。


舗装路に出ました。
道路を渡って登山道を下ると、山中キャンプ場の駐車場に着きます。

朝来たときは私達の車しかなかったのに、降りてくると車の数が増えていました。
さすがに人気の山ですね。
福岡県側からはどこからどう登っても、険しくてきつそうで、足が向かない金山ですが、佐賀県側からは穏やかで別の山のようでした。
金山の雪の量は格別多いらしいのですが、この日は「残り雪」で私にはちょうどよかったです。
翌日には筋肉痛が来ましたもの。
皆さん、楽しい一日をありがとうございました。
コメント (8)