元幸福の科学の会員で1987年より三十数年間、在籍し、活動をしてきました。その間を振りかえります。

最初は勉強会だったのに大川隆法氏は1991年に突然に自分は地球神・エルカンターレだと宣言し、宗教法人となった。

「人生の最期」はどう迎えるべき? 延命医療の考え方

2016-08-15 11:24:36 | 日記


http://the-liberty.com/article.php?item_id=11778

人生の終わりをどうするかは、すべての人に関わる問題です。医学の進歩で、延命治療は可能になりましたが、延命治療をすべきかどうかをめぐる議論は尽きません。

特に、2020年代は、団塊の世代が寿命を迎えるため、多くの人がこの問題に直面することが予想されます。自分自身、そして家族の「人生の最期」に向けて、どのような考え方が必要なのでしょうか。


◎本人が望まない延命治療に対する家族の苦悩

平成25年版の「高齢社会白書」によると、9割以上の高齢者が「病気が治る見込みがない場合、延命治療を望まない」としています。しかし実際には5割以上が、家族の希望などによって、身体に管を通して栄養や酸素を送る延命治療を受けています。

日本には、「高額療養費制度」があり、自己負担が一定額を超えた場合、サポートが受けられます。たとえば月に数百万円の医療費がかかっても、70歳以上で低所得の場合であれば、月1万5千円で済み、残りは税金や保険料でまかなわれます。

個人の負担が減る一方で、病院で延命治療を受ける人が増えれば増えるほど、国の財政が圧迫され、ひいては国民の負担に跳ね返ってしまうという現実もあります。中には、貧しくて、親の年金を受け取る必要があるために、親の延命治療を望むといういびつな構図も生まれてきています。

死期が近い家族に延命治療をしてもしなくても、後悔し、悩む人は多いようです。

本人の希望に従って延命治療をしなかった場合、「治療すれば生き長らえることができたかもしれない」と、後悔する人もいます。一方、延命治療を行っている人からも、「本人や家族も望んでいない延命治療のために、社会に負担を強いているのではないか」と悩む声が上がることもあります。

「もう楽にさせてあげたいと思っても、家族を見殺しにするみたいなので、延命治療をやめることはできない」などという声も出てきています。

医学の進歩によって寿命を延ばせることは喜ばしいですが、その一方で本人や家族の願いとずれてしまうこともあるようです。


◎この世の命を引き延ばすことよりも大切なこと

延命治療は、どのようにとらえればいいのでしょうか。

大川隆法・幸福の科学総裁は、「人間の本質は、肉体ではなく魂」「人間は、魂を磨くために何度も地上に生まれ変わる存在」であるとして、死んだ後に私たちが赴く「あの世」の存在を明確に説いています。著書『勇気ある人となれ』では、次のように述べています。

「末期の苦しみがあまり長いと、死んだあとにも苦しみを持ち越して、その状態が続くことがわりに多いので、その辺の見切りは大事だと思います。病気になって、あまり苦しくて悲惨な状態を長く続けるのはよくないのです」「『もう回復不能』と判断したら、そこで見切るのも愛かなと思います。この世の人にとってもそうですし、本人自身の魂も、『もう、あの世に還りたい』と願っている状態であれば、あまり無理をして延命を続けないほうがよいと思います」

たとえ肉体は死んでも、魂は不滅です。人は、この世で魂を磨き、何かを為すために生まれてきます。死んだ後もあの世の生活があり、また、別の時代に別の立場でこの世に生まれ変わってくるのです。

霊的人生観という視点を持つと、「この世で長く生きる」ということに加え、「あの世へと幸福に旅立つ」ことが重要であることが分かります。当事者の魂の幸福を実現するための終末医療のあり方を考えたいものです。(小林真由美)

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