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イスラム教徒は入国禁止?
昨年6月には、メキシコからの移民について、「麻薬や犯罪を持ち込む。強姦犯だ」「不法移民の流入を防ぐため、国境沿いに『万里の長城』を築く」と主張。
昨年11月には、「イスラム教徒のアメリカ入国の完全禁止」を提案したところ、「差別主義者」と世界中から非難が殺到した。
今年1月には、「イスラム教徒やシリア難民には、身分証明カードか、ムスリムを示すバッジを胸につけてもらう」と発言。「ナチズム」と批判を浴びた。
本当にヒトラーの再来か?
マスコミはトランプ氏を「差別主義者」「ヒトラー」であるかのように報じるが、それは正しいのか。
例えばイスラム教徒の入国禁止について、トランプ氏は「イスラム教徒のためを思ってやっている」「中東や、中東の人々は大好きだ」とも主張している。
実際、現地の不動産会社とドバイに「トランプ・タワー」を建設するなど、イスラム教徒ともビジネスを行っている。「大統領になれば、イスラム教徒でも入閣させる」とも答えており、トランプ氏は差別主義者とは言えない。
誤解されているトランプ氏
トランプ氏は、北朝鮮や中国の軍拡の危険性も訴えている。
北朝鮮の水爆実験後、「中国に圧力をかけて、北朝鮮問題の処理に着手させるべき」と主張。中国に対しては「南シナ海などへの進出を封じ込めるため、(アメリカは)軍を構築すべき」とも述べている。
米露の関係強化にも積極的だ。ロシアと中国の結びつきを強化させないためにもこの方向性は正しい。
メディアが過激発言のみを取り上げるため、「差別主義者」「危険人物」と誤解されているが、支持率が上がり続けている理由は、トランプ氏の発言内容に一定の正当性があるからだろう。
米大統領を担うに足る人物
トランプ氏には確かに"失礼な発言"も多いが、見方を変えれば率直な人とも言える。大統領に就任すれば、アメリカに繁栄が復活し、「世界の警察官」の役割を担うことで軍事バランスも安定するかもしれない。
幸福の科学の霊査によるとトランプ氏の守護霊は、「(差別発言は)私の本当の考えではない。本当に彼らを排除することになる前に『アメリカ人らしく変わりなさい』と警告した」と述べている。
トランプ氏はすでに大統領の最有力候補であり、アメリカを率いる資格は十分ある。今後も注目したい。