元幸福の科学の会員で1987年より三十数年間、在籍し、活動をしてきました。その間を振りかえります。

最初は勉強会だったのに大川隆法氏は1991年に突然に自分は地球神・エルカンターレだと宣言し、宗教法人となった。

日米首脳会談 トランプ大統領のアジア歴訪の狙いは何か?アジア歴訪は軍事行動の大義名分を得るためか

2017-11-07 12:38:54 | 日記

 日米首脳会談 トランプ大統領のアジア歴訪の狙いは何か?
http://the-liberty.com/article.php?item_id=13757  幸福の科学出版

《本記事のポイント》
・日本を含むアジアへの訪問は、「連携」「アメリカのプレゼンス」をアピールするため
・外交として重要なのは、北への行動を左右する中国との交渉
・北朝鮮が「静けさ」を保っている背景にある「強いアメリカの復活」

安倍晋三首相は6日、アメリカのトランプ大統領と会談しました。会談では、北朝鮮に最大限の圧力を与えることを確認し、中国の海洋進出についても話し合われました。

会談に先立ち、安倍首相は「北朝鮮の問題をはじめ世界のさまざまな課題について率直な議論をしたい。日米同盟はアジア太平洋地域、そして世界の平和と安定の礎だ。大統領の訪日を機会に日米同盟をさらに確固たるものに、揺るぎないものにしていきたい」と発言。トランプ氏は、「北朝鮮や貿易問題、軍事的な課題について話すことがある。日米関係がさらに良い関係になると期待する」と述べました。

注目を集めるトランプ大統領のアジア歴訪ですが、この歴訪にはどんな意義があるのでしょうか。本欄では、その意義について簡単に振り返ります。


◎アジア歴訪で重要なのは中国外交

初めての訪日で関心が集まっているトランプ大統領。首脳会談では北朝鮮問題のほか、貿易などについても話し合われていますが、実は、日米には、解決に向けて早期に話し合うべき大きな懸案事項はありません。

そのため、両首脳には時にリラックスムードも漂っており、北朝鮮有事が起きた場合の「詰めの作業」などが主に話し合われていると見られます。

日米首脳会談が対外的なアピールの側面が強い可能性は高いです。

そうなれば、アジア歴訪で最も重要な日程となるのは、中国です。アメリカは当初より、北朝鮮問題への中国のコミットメントを求めており、同国から譲歩を引き出したい考えがあります。

4月にアメリカで行われた米中首脳会談では、トランプ大統領は会談中に、シリアの軍基地へミサイル攻撃を仕掛けました。今回も、中国の出方次第では、北朝鮮への軍事行動に踏み切る可能性があります。


◎アジア歴訪は軍事行動の大義名分を得るためか

中国を訪れた後、トランプ大統領は東南アジア各国を訪問しますが、こちらについても、大きな懸案事項はありません。ここでは、いかに、アメリカのプレゼンス(存在感)を高め、アジアとの連帯を示すかについて重きが置かれるでしょう。

中国以外のアジア歴訪には、北朝鮮に軍事行動を行う「大義名分」をアジア各国から得るという意義があると言えます。その一方で、中国訪問については、北朝鮮を軍事的、あるいは平和的に崩壊させるか否かを判断する重要な外交となります。


◎北朝鮮が奇妙な「静けさ」を保つ

北朝鮮は、アジア歴訪を見越していたためか、ここ約1カ月、奇妙なほどに「静けさ」を保っており、時に、ミサイルを発射する素振りを見せるにとどまっています。

それどころか、北朝鮮の『労働新聞』は「われわれの国家核戦力の建設は既に、最終完成のための目標が全て達成された段階にある」(10月28日付)とまで主張し始め、挑発行為を止めることを示唆するほどです。

西太平洋に空母3隻を派遣し、北朝鮮を追い込む意思を示すアメリカに対し、北朝鮮が「戦意」を消失しつつある可能性があります。「強いアメリカの復活」が、アジアに浸透している証拠です。

アジア歴訪は、そうした北朝鮮の反応を見ながら、アメリカが中国外交で成果を収められるかが鍵となるでしょう。(山本慧)

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