元幸福の科学の会員で1987年より三十数年間、在籍し、活動をしてきました。その間を振りかえります。

最初は勉強会だったのに大川隆法氏は1991年に突然に自分は地球神・エルカンターレだと宣言し、宗教法人となった。

大川隆法「幸福になる義務」

2016-04-28 10:06:45 | 日記

すべての人間には、「幸福になる権利」があるだけではなく、

「幸福になる義務」があります。

そして、幸福になる義務は、自分だけにあるのではなく、
ほかの人にもあるのです。

あなたが憎んでいる人にも、幸福になる権利と幸福になる義務があるわけです。


『ストロング・マインド』P.138※幸福の科学出版

http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=61&utm_source=wordsJpn&utm_medium=email

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大川隆法「神の国・日本に誇りを持とう」

2016-04-28 10:04:09 | 日記

やはり、これだけ連綿と続いた国家があるのは、

「世界史のなかの奇跡」だということを知らなければならないでしょう。

さらに、そうした国家が続いた理由として、本当は、

陰で「信仰心」というものが国をまとめていたのです。



日本は、世界の手本になるべきものを数多く持っているし、

われわれは、そういうものを発見して、次に、これを世界に出していくときが、

今来ているのではないかと思います。



『日本建国の原点』P.57

※幸福の科学出版
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トランプ氏、全5州で勝利 日本の国防体制を見直すとき

2016-04-28 07:22:44 | 日記

トランプ氏、全5州で勝利 日本の国防体制を見直すとき

米大統領選の候補者選びの予備選が5つの州(ペンシルベニア、メリーランド、コネティカット、ロードアイランド、デラウェア州)で行われ、共和党はドナルド・トランプ氏が5州全てで勝利した。

民主党は、ヒラリー・クリントン氏が4つの州で、バーニー・サンダース氏が1つの州で勝利した。クリントン氏が確保した代議員の数は2097人となり、過半数の2383人まであと一歩。指名獲得が視野に入ってきた。

一方、日本の外務省では、トランプ大統領が誕生すれば、世界情勢にどう影響するか、解析が進められているようだ。外務省や政権内からは、トランプ氏のブレーンは知らない人だらけであり、「クリントン氏なら心配はないのに」という声も漏れているという(27日付朝日新聞電子版)。

⇒日本や韓国に核装備を容認するような発言をし、日本が自立して自国を防衛するよう迫るような発言を行ってきたトランプ氏。トランプ氏の躍進によって、日本は、「核装備」や「日米同盟のあり方」について、再考する必要が出てきた。

恐らくヒラリー氏が大統領になっても、日本の国防体制は今のまま維持される可能性が高いだろう。だがトランプ氏が大統領になれば、強力な交渉力によって自国防衛の必要性に迫られ、憲法の改正につながったり、日本の防衛産業も発達するかもしれない。

【関連記事】
2016年3月29日付本欄 トランプ氏「日本から米軍引き揚げ」示唆 そのとき日本はどうする!?
http://the-liberty.com/article.php?item_id=11137


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サウジアラビア、国営石油会社を上場

2016-04-28 07:20:02 | 日記

 サウジアラビア、国営石油会社を上場

サウジアラビア政府は25日、政府系ファンドを設立し、国営の石油会社サウジアラムコの新規株式を公開する方針を明らかにした。上場時の時価総額は、2兆ドル(約220兆円)以上になり、世界最大の上場会社になる見込みだ。

サウジ政府は、石油輸出国から投資大国への転換を図っている。これは、原油安に加え、軍事費が増加し、財政悪化が深刻なためだ。サウジアラビアは昨年末、財政赤字が10.5兆円と発表した。

⇒「脱石油依存を達成し、民間の雇用創出を行う」という財政改革を指揮しているのは、30歳のムハンマド副皇太子だ。今回の改革によって、財政的な余裕が生まれれば、敵対するイランへの強硬姿勢も強まると見られる。

サウジはイスラム教スンニ派の盟主を自認し、イランはシーア派の大国だ。今年に入り、両国は国交を断絶するなど、対立が激しさを増している。4月中旬に行われ、決裂した石油の生産制限に関する協議も、ある意味でサウジとイランの代理戦争だったようにも見える。

第三次大戦は、サウジとイランで起こるとも言われている。中東で新たな火種を鎮火させる役割を、日本は担っていく必要があるだろう。

【関連記事】
2016年3月号 サウジアラビアとイランが国交断絶 - イスラム教宗派の違いは乗り越えられる - The Liberty Opinion 1
http://the-liberty.com/article.php?item_id=10829


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中小企業、軽減税率の補助金 申請は10件

2016-04-28 07:18:43 | 日記

中小企業、軽減税率の補助金 申請は10件

2017年4月から、消費税において軽減税率が導入される予定になっているが、それに対応するためには、各店舗はレジやシステムを改修しなければならない。

政府は中小企業に対し、レジ1台あたり20万円(事業者につき200万円まで)、システムでは1千万円もの補助金を出すという。だが中小企業庁は25日、受付から1カ月たっても、補助金の申請は10件にとどまっていることを明らかにした。

⇒補助金の申請が少ないのは、10%への消費増税が延期される可能性があるため、中小企業が軽減税率に対応するための準備を躊躇していることを示しているのだろう。

ただ、増税して軽減税率が導入されたところで、システム運営面での負担は補助金額よりも大きくなるだろう。システムを扱える人材の養成やメンテナンスなども必要で、企業によっては1千万円では対応できないケースもあるはずだ。

そもそも、消費増税を行わなければ、補助金を出す必要はない。消費増税は日本の景気を悪化させ、日本のGDP(国内総生産)を引き下げてきた元凶の一つ。熊本地震もあり、多額の復興費が必要な中、国民をさらに苦しめる増税を行ってはならない。

【関連記事】
2016年4月29日付本欄 安倍首相、地震あっても「増税に変わりはない」 ネットでも反発の声
http://the-liberty.com/article.php?item_id=11208


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豪潜水艦 受注逃した日本 それでも日・米・豪の連携強化で中国への抑止力を

2016-04-28 07:16:05 | 日記

豪潜水艦 受注逃した日本 それでも日・米・豪の連携強化で中国への抑止力を
http://the-liberty.com/article.php?item_id=11266

日本、フランス、ドイツはオーストラリアと潜水艦の共同開発をするために、受注競争をしていました。オーストラリア政府は26日、共同潜水艦開発の相手にフランスの政府系造船企業DCNSを選び、日本は敗れました。


◎日本の高い技術を誇る潜水艦が注目を集めていたが……

今回、オーストラリアが新たに作ろうとしている12隻の潜水艦の建造費用は、計500億豪ドル(約4兆2700億円)以上と、かなりの大型案件になります。
オーストラリアは、広大な海を抱えていながら、潜水艦が6隻しかなく、いずれも老朽化していました。そこで、国際的にも評価の高い日本の潜水艦の技術に強い関心を寄せていました。


◎ターンブル政権下で中国寄りになったオーストラリア

日本が潜水艦受注競争に参加したきっかけは、安倍晋三首相と良好な関係にあったオーストラリアのアボット前首相が、日本に参加を促したことにあります。

しかし、そのアボット首相は昨年9月に失脚。後任のターンブル氏は親中派といわれています。昨年10月には、オーストラリア北部のダーウィン港を中国企業にリースする契約を締結しました。この港には軍事拠点があるため、中国がダーウィン港に自由に中国軍を停留させ、いずれは中国軍の拠点にしたいという思惑が見え隠れしています。

中国は鉄鉱石や石炭などの資源国オーストラリアの最大の輸出先であるため、ターンブル首相は中国との経済連携を重視しています。オーストラリア国内でも、日本の潜水艦を受注することで中国との関係に悪影響が及ぶことを避けたいという勢力があったと見られています。


◎日・米・豪で中国包囲網の強化を

オーストラリアは太平洋とインド洋の両方に面し、南シナ海にも近いという地政学的に重要な位置にあります。これまで「日米」と「米豪」という2つの同盟関係が、別々に機能してきましたが、日本とオーストラリアが結びつくことで、「日・米・豪」という強固な三国間協力の枠組みができ、南シナ海で影響力を拡大する中国へのけん制になると考えていました。

25日付のオーストラリアン紙は、「日本が選ばれなければ、日本案に反対する中国が外交的に勝利することを意味する」とのアメリカ政府筋の見解を報じています。また、翌日の同紙には「日本に敬意を示すべし」とのタイトルで社説が掲載されています。社説では、「ターンブル政権は、日本を選択しないのなら、日本との戦略的関係を慎重に扱う必要がある」としています。

今回の決定は日・米・豪による中国への抑止力を強化する流れに水を差す結果になりましたが、オーストラリアの地理的、軍事的な重要性を考えると、日本は引き続きオーストラリアを戦略的なパートナーとして、合同軍事演習の実施や日本製の防衛装備品の輸出などを通して、関係を強化していくことが求められます。(小林真由美)

【関連記事】
2015年11月22日付本欄  豪ダーウィン港を中国企業が管理? オーストラリアに伸びる中国の手
http://the-liberty.com/article.php?item_id=10488

2014年9月10日付本欄 オーストラリアが日本から潜水艦購入を検討 防衛産業の発展と中国封じ込めを進めよ
http://the-liberty.com/article.php?item_id=8401

2016年2月12日付本欄 これだけ知っトクNews(2月12日版)「そうりゅう型」受注なら、豪と最高機密ステルス技術を共有
http://the-liberty.com/article.php?item_id=10903


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クルーズ・ケーシックがトランプ阻止で結束 ニューヨーク圧勝で共和党候補に王手か

2016-04-28 07:13:26 | 日記

クルーズ・ケーシックがトランプ阻止で結束  ニューヨーク圧勝で共和党候補に王手か
http://the-liberty.com/article.php?item_id=11267

米大統領選の共和党候補者指名争いで、テッド・クルーズ氏とジョン・ケーシック氏がドナルド・トランプ氏の指名を阻止するため、今後の予備選を協力して戦うことを明らかにした。

今後行われるインディアナ州、オレゴン州、ニューメキシコ州の3州の予備選で、クルーズ氏はインディアナ州、ケーシック氏はオレゴン州とニューメキシコ州での戦いに集中し、互いの票を奪わないことで合意した。

これに対し、トランプ氏は25日、「2人がいかに弱く、哀れであるかをさらした」と批判。「ビジネスの世界で談合すれば、刑務所行きだ。政治はインチキがまかり通るから、談合が許される」と指摘した。

この動きの背景には、トランプ氏が19日に行われたニューヨーク州での予備選挙で得票率60%を獲得し、圧勝したことがある。米ワシントン・ポスト紙も、「トランプ氏の思ったことをそのまま言う性格は、ニューヨーカーたちの胸に響き、特に白人の労働者層の支持を得たことが勝利につながった。そして選挙戦を通じて共和党員に加えて無党派層や民主党嫌いの人にもアピールした」と評価した。

7月中旬に行われる共和党全国大会で、党の候補が指名されるが、トランプ陣営は、党大会の前に過半数の代議員を獲得することを目指している。今回の動きは、それを阻止するための"必死の策"だ。


◎ニューヨークで"隠れた徳"を積んできた

ニューヨーク州でトランプ氏が圧勝したのは、トランプ氏の主張がニューヨーク市民に広く受け入れられていることに加え、トランプ氏がこれまでニューヨークで行ってきたことを市民が評価したという点も見過ごせない。

トランプ氏は、ニューヨークにトランプ・タワーやトランプ・ワールド・タワーなどの超一流の高層ビルを建設し、世界の中心としてニューヨークの名を高めた。またニューヨークの湾岸地区の再開発を成功させ、市民らに憩いの場を提供したりてきた。

その他にも、多くの人に「お金持ちになるための方法」を教えるために、TV番組に出演したり、慈善活動で多額の寄付も行ってきた。トランプ氏が積んできたさまざまな形の徳を、ニューヨーカーたちは感じていたといえる。


◎"強いアメリカ"復活のためには、トランプ氏の刺激が必要?

大川隆法・幸福の科学総裁は、トランプ氏と田中角栄の共通点について指摘しつつ、次のように述べている。

「彼は、不動産王で金儲けがうまいですし、さらには交渉の達人でもあります。(中略)アメリカとしても、『強いアメリカ』を取り返したければ、そういう人を出してこざるをえない感じがある(中略)。『ビジネスマンならやるようなことを、キチッとやってくれ』というような意見もあって、(それが)『トランプ人気』になっている」(『天才の復活 田中角栄の霊言』)

「強いアメリカ」の復活を標榜するトランプ氏を、アメリカ国民は大統領として選ぶのか。そして経営者的な視点を持つ大統領が誕生した場合、アメリカや日本、世界はどうなるのか。新たな文明実験が行われようとしている。(山本泉)

【関連書籍】
幸福の科学出版 『守護霊インタビュー ドナルド・トランプ アメリカ復活への戦略』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1613

【関連記事】
2016年4月号 3 トランプ研究 成金か? 人格者か? ドナルド・トランプ物語 トランプの正体 この暴言王は日本の友人か? Part 3
http://the-liberty.com/article.php?item_id=10966

2016年3月29日付本欄 民進党結党は、選挙のため? 国民のため? トランプ氏「日本の核武装認める」発言をどう受け止めるか
http://the-liberty.com/article.php?item_id=11134


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夫の死の悲しみを乗り越えて「あなた、天国でまた会いましょう」

2016-04-28 06:49:48 | 日記

http://voicee.jp/201406019552

夫の死の悲しみを乗り越えて

「あなたが天国に旅立ってから、もうずいぶん経ちましたね。私も2人の息子たちも元気にすごしています。あなたも天国で、幸せに暮らしていますか?」

私は今、こうして笑顔で、天国にいる夫のことを想うことができます。

最愛の人を失い、一時は何も手につかなくなった私が、どのようにして悲しみを乗り越えていけたのかを、お話させていただきたいと思います。

余命宣告

「残念ながらご主人は、肺ガンの末期の状態です」

脇の下の腫(はれ)に気づき、念のために受けた検査。夫も同席するなかでの医師の告知に、私は愕然としました。

(何かの間違いに決まってる。毎年、人間ドックだって受けてるんだから!)

医師の説明では、ちょうど肋骨の陰に病巣があり、健康診断では見落とされていたということでした。さらに、リンパ節に転移したため、短期間で脳にまで遠隔転移。「運が悪かった」と言われました。

夫のいないところでは、「余命3カ月から半年」とも――。

まだ42歳の働き盛り。長男は中学受験を控え、次男は小学3年生です。

(どうしてなの? 私たち、何も悪いことはしてないのに。どうしてパパなの?)

頭の中が真っ白になりました。

押し寄せる後悔

夫のYとは、お見合い結婚でした。

「親孝行で優しそうな人だな……」。彼の誠実な人柄に惹かれました。お見合いの2カ月後には結納を交わし、翌年結婚。2人の男の子にも恵まれ、絵に描いたような幸せな結婚生活を送っていました。

それが一転、結婚13年目にして、突如苦しみのどん底に突き落とされたのです。

確かに、夫には喫煙の習慣がありましたし、発病した頃は仕事でもかなり無理を重ねていたようでした。自動車メーカーの輸出担当で海外出張も多い上、不況による人手不足で、帰宅が深夜1時、2時になることも珍しくなかったのです。

正直、「こんなになるまで、働く必要はあったの?」と会社を恨みました。

しかし何よりも、妻である自分を責めました。「毎日顔を見ていたのに、どうしてもっと早く異変に気づいてあげられなかったんだろう……」。悔やんでも悔やみ切れませんでした。

しのび寄る死の影

「絶対に治す方法があるはずだ」。私は連日、「ガン」と名の付く本を読みあさり、民間療法や健康食品も調べ尽くしました。しかし、必死の努力も空しく、病状は日に日に悪化。食欲も落ち、リンパ節が腫れて左腕が不自由になり、かつての元気な姿は見る影もなくなっていきました。

人前では決して不平や不満を口にしなかった夫が、ある時つぶやいた言葉が忘れられません。私に支えられながら病室を移動していた時、ふと鏡に映った自分の姿を見て一言、「みじめな自分……」と。

働き盛りで一線を退かなくてはならない悔しさ。幼い子供たちを遺していく不安。どれほど無念であったことでしょう。明らかに「死」に向かっている夫を前に、私はかける言葉を失っていきました。

一条の光

そんな、八方ふさがりの時です。母の友人で幸福の科学会員のTさんが、私たちの状況を聞き、金沢から『太陽の法』という幸福の科学の書籍を送ってくださったのです。

何か夫を励ます言葉が見つかるかもしれないと思い、読み始めました。

「人間は、はるかむかしから、永遠の生命をもって生きております」

「人間は、心です。魂です。ですから、死んであの世にもって還れるものは、あなたがた自身の心以外にはないのです」(『太陽の法』より)

(永遠の生命? あの世? もしあの世があるとしたら、万が一、パパが亡くなっても、あの世でまた会えるってこと?)

すぐに確信は持てなかったものの、「死は永遠の別れではない」と思うと、絶望していた心が少し和らぎました。

Tさんにお礼の電話をすると、とても優しくお話ししてくださいました。「仏はいつも見守ってくださっているからね。つらいときほど、側で支えてくださっているからね」。その言葉に、どんなに勇気づけられたことでしょう。

この執着がパパを苦しめているの?

ガンの告知を受けてから1年ほど経ったある秋の日、病院へ向かう電車の中で、1枚の広告が目に留まりました。映画「太陽の法」の広告でした。

「これTさんが言ってた映画だ。観てみたいな。でも、病院に通わないといけないし、無理よね……」

そう思った2日後、自宅に1通の手紙が届きました。夫の元同僚の方からで、開けると、なんと映画「太陽の法」のチケットが2枚入っていたのです。

これも何かのご縁と思い、次男を連れて観に行きました。

人類の歴史を描いた壮大なストーリーに、はじめから引き込まれました。なかでも、お釈迦様が悟りを開くシーンは、今でもはっきりと心に焼きついています。

「家族を思う人間的な心であったとしても、それが執着となれば苦しみの原因となる。なにものにも執われず、小川の水のようにさらさらと流れていく境地に入っていくことだ……」(映画「太陽の法」より)

まるで自分のことを言われているようでした。(「一日でも長く生きてほしい」という思い、これは私の執着なのかもしれない。この執着が、私だけでなく、パパも苦しめているのかな……)。涙をこらえることができませんでした。

その後も、「もっと生きてほしい」という思いはなくなりませんでしたが、同時に、 「どうか夫の魂を救ってください」と願う気持ちが大きくなっていきました。

同じ境遇の友

幸福の科学に救いがあると感じた私は、Tさんの紹介で、東京の支部を訪ねました。支部長さんとスタッフの女性が、親身になって話を聞いてくださり、病気平癒のお祈りをしてくださいました。

そして帰り際に、「せっかくなので何かお土産を」と、小冊子の「ザ・伝道」をくださったのです。

家に帰って読んでみると、Mさんという方の手記が載っていました。

(Mさんて、あのMさん? 幸福の科学の会員だったんだ)

Mさんは、一緒にPTAの役員をしたこともあるご近所さんです。Mさんも、3人のお子さんを抱えてご主人をガンで亡くされていたのですが、信仰によってその悲しみを乗り越えた体験が紹介されていたのです。

「こんな近くに同じ境遇の知り合いがいたなんて」と、深いご縁を感じました。

ついにその時が

私が希望を取り戻していく様子を見て、夫も幸福の科学の書籍を読み始めました。『太陽の法』『黄金の法』『永遠の法』『仏陀再誕』。筋力が落ちて、本が持てなくなると、御法話のCDを聴きました。

「あの世はある」と信じることだけが、私たち夫婦の唯一の救いだったのです。

その年の12月、自宅で療養していた時、夫がふと言いました。

「ママ、あの世で会おうね」

夫は自分の死期が近いことを悟っていたのでしょう。その2日後に、容態が急変――。

そして、年が明けた1月2日、家族が見守るなか、夫は安らかに息を引き取ったのです。舅が「人に自慢したくなるくらい、きれいな顔だ」と言うほど、美しい死に顔でした。

安らかに旅立ったことはせめてもの救いでしたが、いざ現実に夫の死に直面すると、生身を引き裂かれる思いでした。

「パパ、息して。息してよ!」。私はベッドのかたわらに泣き崩れました。

葬儀の間も泣き通しでしたが、火葬され、炉から出てきた遺骨を見た瞬間、「ああ、これでもう元に戻れない!」と。涙があふれて止まりません。私の足元には、小さな水たまりができました。

1人じゃないからね

やがて、冬休みも終わり、子供たちは学校へ、手伝いに来ていた両親も金沢へと帰っていきました。日中、家に1人になった私は、「これで思い切り泣ける」と、「わーっ」と声を上げて泣きました。

と、その瞬間、背中から、「ママ、ママ」と呼ぶ声がしたのです。(えっ?)と思ってふり返っても誰もいません。

(今のは確かにパパの声だ。心配して側にきてくれたんだ……)

四十九日が過ぎるまでは、故人の魂はこの世に留まるといいます。

「私がいつまでも泣いていたら、パパは安心してあの世に旅立てないかもしれない。パパのためにも、子供たちのためにも、がんばらなくちゃ」。自分で自分を励ましました。

しばらくして、「ザ・伝道」に載っていたMさんから、電話がありました。 葬儀にも参列してくださったMさんは、私の様子を心配して、支部に誘ってくださったのです。「幸福の科学の教えと、Tさんたちの優しさに救われた」と実感していた私は、その時、入会しました。

支部の皆さんはとても温かく、とくにMさんは、「1人じゃないからね。私は100%あなたの味方だからね」と、いつも側で支えてくださいました。

夫の愛に気づいて

多くの人の愛に支えられ、生きる力を取り戻していった私は、3カ月後には仕事を始めることができました。ありがたいことに、夫の上司が私たち家族の生活を案じ、同じ会社の事務の仕事を紹介してくださったのです。

15年間専業主婦だった自分が正社員になれるとは、夢にも思いませんでした。一時は恨んだ会社に、実はずっと支えられていたのだと気づかされました。

また、実際に不況下の中堅男性の仕事ぶりを目の当たりにして、夫がいかに厳しい環境で働いていたのかを知りました。常に120%を求められ、上司から厳しく叱責される。体調が悪くても無理を重ねてしまう。家族のために身を粉にして働いてくれていた夫の愛に気づき、深い感謝と尊敬の思いが湧いてきたのです。

奇跡が起きた日

夫への感謝を形に表したいと思った私は、その年の9月、支部で夫の「永代供養(えいたいくよう)」を申し込みました。そして同月、幸福の科学の総本山・正心館(栃木県宇都宮市)で「総本山・先祖供養大祭」に参加したのです。

今思えば、それが私の人生のターニング・ポイントだったと思います。

正心館に到着して礼拝堂に入ると、運良く前の方に1、2席空席がありました。席に案内されて間もなく、突然、「本日は、大川隆法総裁先生より御法話を賜ります」と、アナウンスが流れました。私は、仏の説法を直接拝聴するという奇跡の機会に巡り会えたのです。

総裁先生が御登壇されると、一瞬にして、礼拝堂全体がなんともいえない清かな空気に包まれました。(悟りたる方というのは、こんなにも清らかで尊いものなんだ……)。初めて拝見する総裁先生は、とても神々しく光り輝いていました。

御法話は、死後の導きのお話でした。

「あの世に還って初めて、生き通しの魂があるということを知った人は、ほんとうにびっくりします」「だから、できれば生きているうちに、知っていただきたいのです。何かこの世で縁を持っていただきたいのです。教えが書かれている本を一回読んだことがある、それだけでも悟りのよすがなのです」(法話「『総本山・先祖供養経』講義」より)

仏の慈悲深さに、私はただただ号泣しました。

「パパの魂も仏が救ってくださる……」。夫も隣で、仏と出会えたことを一緒に喜んでいるような気がしてなりませんでした。「パパのことは、もう仏にお任せしよう……」。

苦しみを通して得た魂の宝

それから1年経ち、2年経ち、「永遠の生命」の確信が深まるほどに、私の心の傷は癒されていきました。

夫との死別は、本当につらく苦しい体験でしたが、この経験を通して、私はたくさんの魂の宝を得ることができました。

他の人の悲しみや苦しみ、とくに愛する人を失うつらさは、実際に経験しなければ、本当の意味で理解することはできなかったでしょう。

また、私を支えてくださる多くの人の優しさにも、気づくことができました。そして、自分もまた、大切な人たちの力になりたいと思えるようになったのです。

あなたに会えてよかった

ある時、自分の人生をふり返っていて思いました。

「私は夫を亡くしたけど、TさんやMさんをはじめ、支えてくれる人がいる。子供たちもいる。両親もいる。健康で、仕事もある。私に欠けているものを数えたら片手で十分だけど、与えられているものを数えたら、両手両足を使っても足りない。私は本当に幸せ者だ」と。

夫と過ごした日々をふり返って、私は今、心から言うことができるのです。

「あなたと結婚できて、私は本当に幸せでした。私があの世に還ったとき、笑顔で再会できるように、あなたから合格点をいただけるように、私は残された人生を精一杯生きていきます。あなた、本当にありがとう。天国でまた会いましょう」


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大川隆法 「心の主となる。すべては心より生じる」 

2016-04-28 06:47:15 | 日記

すべては心より生じ、幸福も不幸も心より生まれてきます。

「心に支配されることなく、心を支配せよ。

心を主とすることなく、心の主となるべし」、

これが大事なのです。どうか、「敵は自分の内にあり」という言葉を、

常に肝に銘じておいていただきたいと思います。


『大悟の法』P.71


※幸福の科学出版
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意識不明の重体だった3週間に私が見たもの――信じられない体験をしました!

2016-04-28 06:45:05 | 日記

http://voicee.jp/2014091410264

通学中トラックにはねられ、意識不明の重体に

数年前のある朝。高校1年だった私は、いつものように自転車で通学路を走っていました。横断歩道を渡っていた時のことです。気がついた時には左からみるみるトラックが迫ってきていました。私は急いで右によけようとして――。

その後の記憶はありません。

あとで知ったのですが、私は自転車ごとはねられ、全身8箇所を複雑骨折。くも膜下出血と脳挫傷で、意識不明の重体に陥りました。救急隊が来た時には、瞳孔が開いてしまっていて、その場にいた誰もが「もうダメだ」と思ったそうです。

それから3週間。生死の境をさ迷った後、やっと意識がはっきりしてきました。気がつくと全身に激痛が走っていました。

蘇った事故の記憶

あの事故から歳月は流れました。今は社会人として医院で働いています。忙しい日々ですが、週末は幸福の科学の支部に行って心をゆったりさせています。

そんなある日のこと。大川隆法先生の本を読みながら、あの世に思いを馳せていると、不思議なことにあの事故の時の空白の記憶が蘇り始めたのです。

さらに、映画「永遠の法」を観て、本当に驚きました。

自分が体験した内容が、映画のシーンそっくりだったからです。事故に遭った高1当時の私は、死後の世界や魂について、はっきりとした知識はありませんでした。しかし、私が実体験したことは、大川先生の説く仏法真理の通りだったのです。

私の手が母の肩の中に……幽体離脱

病院でふと気がつくと、私は、ベッドに横たわる自分を天井から見下ろしていました。 自分の横で母がひざまづき、「Yーっ」と泣き叫んでいるのが見えます。

私は母のそばに下りていって「ここにいるよ」と言いながら、肩に手をかけました。しかし、私の手は母の肩の中にすっと入ってしまったのです。

その上、母は私に全然気づきません。(あれ、私、透明人間になってるの?)と思いました。それに、(私ここにいるのに、なんで下でも自分が寝てるんだろう)とも……。

そればかりではありません。事故直後、救急隊員の方から「大丈夫ですか!」と聞かれ、「はい、大丈夫です」と何度も言っているのに、聞こえていないようで、おかしな感じがしたのも思い出しました。

川底にお金や通帳が……三途の川

気がつくと、大きな川の岸辺にいました。「これが三途の川なんだ」となぜか分かりました。川の色は澄んだ淡いブルー。ザブン! と入ってみました。

水かさはひざ位です。ところが、周りを見渡すと、首まで浸かりながら苦しそうに渡っている人もいました。

周りには10人ほどいたのですが、皆、中腰になって何かを拾おうとしていました。よく見ると、川底にはお金や通帳が……。その中で1人だけ、川面を片足で滑るように渡る人がいました。

その人は全身が輝き、渡った後は光がキラキラと尾を引いていきます。

「あんな風に渡れたら」とうらやましく思いました。

行き先は地獄!照魔の鏡

ふと気がつくと、鏡が置いてある静かな所にいました。映画にあった“照魔シアター”のように、近代的な施設ではありませんでしたが、鏡の前に立つと、自分が誕生した時から高校1年生だったその時までに思ったことや行ったことが、洗いざらい映し出されていくのは同じです。

映画の中で、登場人物が病人の世話をしていて「なんだよ、こっちだって精一杯やってるのに……」と心の中でつぶやくシーンがありますが、あのように、私が友達のことを悪く思ったことや、両親にウソをついた時の心の動きなどが、再現フィルムのように映し出されていきました。

私はどんどん青ざめていきました。

(恥ずかしい、このまま死んだら私の行き先は天国ではなく地獄だ――)

と、その時。前方が、まばゆく光っていることに気づきました。目を凝らしてよく見ると、黄金に輝く仏像です。なぜか私は、この方にお願いしなくては自分は死んでしまう、ととっさに思いました。

「どうか、私を生き返らせてください」と、お願いしました。しかしその仏様は、穏やかな表情で目を瞑ったままです。

あの世で聞こえた、この世の祈り

「どうか、お願いです」

その時でした。遠くの方から、祈りのような声が聞こえてきたのです。それは、両親をはじめ、大勢の人が 私のために祈ってくださっている声でした。

「私が帰ることは、両親や皆さんの願いでもあるんだ、このまま死んだら絶対後悔する!」

後で聞いたのですが、私が意識不明の間中、両親が何度も祈願をし、支部の皆さんも祈ってくださったそうです。

「生き返らせてください、お願いです!」。私は仏様に土下座し、懇願しました。

すると仏様は、ゆっくりと目を開かれました。そして、「分かりました」と仰り、「頑張ってきなさい」と言葉をかけてくださったのです。

この後、意識がふーっとしたかと思うと、目が開き、とたんに体中が激痛に襲われました。あれが、幽体離脱していた魂が、この世に戻ってきた瞬間だったのだと思います。

死んだあと困らない生き方を

あの臨死体験から数年。その記憶は、幸福の科学で真理を学び始めた今、ますます鮮明になっています。

映画「永遠の法」も友達と観に行き、感想を語り合いました。やはり、関心の的は三途の川の渡り方。執着があると川を渡れないのだと、つい熱く語っている自分がいます。

自分自身、あの体験を思い出すことで、「ガラス張りの心で生きていこう」と原点に帰れるのです。人はいつかあの世に帰っていく存在。誰もが体験することだからこそ、この真実を出会う人に伝えていきたいです。


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大川隆法「言い訳しても幸福になれない」

2016-04-28 06:42:48 | 日記

人間は、成功しない理由、あるいは失敗する理由など、

考えればいくらでも出てきます。

その失敗の理由を取りだしてみて

、「これがあったから自分は失敗したのだ」と、

いくら得々としてそれを語り、他人に納得させたところで、

また自分自身を納得させたところで、

それで少しでも幸福になることがあるでしょうか。そういうことはないのです。



『理想国家日本の条件』P.160




※幸福の科学出版
http://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M291282&c=10209&d=203d

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大川隆法「未来の大鷲(若者)に贈る」

2016-04-28 06:38:09 | 日記

人類の未来を創りかえていくのは、若者の力である。

諸先輩の遺した事業を乗り越えていくことこそ、若者の使命である。



愚痴を言うなかれ。



悲観するなかれ。



劣等感にうちひしがれることなかれ。



あなた自身が幸福になることが、全人類を幸福にすることと一致する限り、希望は必ず実現する。


『青春に贈る』P.168



※幸福の科学出版
http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=162&utm_source=wordsJpn&utm_medium=email

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大川隆法「過去にこだわる人へ」

2016-04-28 06:36:39 | 日記

過去にこだわる人へのアドバイスとしては、

「希望ある未来を開いていく生き方が大事である。そのためには、


第一に、成功感覚を身につけること、


第二に、他人は潜在的協力者だと思うこと、


第三に、不幸感覚を小さくし、幸福感覚を拡大することが大切である」

ということが言えるのです。



『「幸福になれない」症候群』P.92

 



※幸福の科学出版
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HS☆TOPICS
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◇映画「天使に"アイム・ファイン"」全国好評上映中!

大川隆法総裁が製作総指揮をつとめた映画「天使に"アイム・ファイン"」は、3月19日から全国の映画館にて絶賛上映中です!ぜひ劇場に足をお運びください。

☆劇場情報
http://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M297510&c=10209&d=203d

☆Yahoo!映画でレビューを投稿する
http://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M297511&c=10209&d=203d

☆映画.comでレビューを投稿する
http://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M297512&c=10209&d=203d

☆映画関連記事
夢をあきらめようとするあなたへ【天使に"アイム・ファイン"】
http://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M297513&c=10209&d=203d


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AIIBから透けて見える中国覇権の危険性[HRPニュースファイル1616]

2016-04-28 04:21:19 | 日記

AIIBから透けて見える中国覇権の危険性[HRPニュースファイル1616]

http://hrp-newsfile.jp/2016/2733/

 文/HS政経塾6期生 須藤有紀

 ◆「台湾の主権は中国にある」?台湾、猛反発

4月13日の産経新聞に「台湾 インフラ銀不参加」と題した記事が掲載されました。台湾のAIIBへの加盟交渉が、事実上決裂したことを報じたものです。

御存じの方も多いと思いますが、AIIBとは、中国が主導するアジア太平洋地域のインフラ整備を支援する国際金融機関のことです。

アジア太平洋地域には、深刻な投資資金不足からインフラ整備の遅れに悩む国が多いため、AIIBの創設メンバーはアジア太平洋地域だけでも25カ国に及んでいます(現在57カ国が加盟)。

そのAIIBには申請者が主権国家でない場合、「その国際関係に責任を負う加盟国」が同意するか、申請手続きを代行する必要があるという規定があります。

これに基づいてAIIB総裁、金立群(ジン・リーチュン)氏が、「台湾の主権は中国にある」としたうえで、台湾はAIIBに直接申請するのではなく、「中国財政省を通じた申請が必要だ」と明言しました。

「台湾に主権はない」「台湾は中国の一部である」。そう言われたのも同然の出来事に、「台湾の尊厳を損ねる」と台湾財政部は猛反発し、交渉は決裂しました。

 ◆台湾の反発はもっともです

そもそも台湾と中国の問題は、1949年、共産党と国民党の内戦が終わり、国民党が台湾に敗走したことから始まります。

台湾に渡ってきた国民党(外省人)は、独裁政権を敷き、台湾人(本省人)を迫害しました(白色テロ)。

台湾は国民党独裁政権下にありましたが、1991年に元台湾総統の李登輝氏が「動員戡乱時期臨時条款」を廃止したことにより、憲政が回復し、その後に民主化します。

こうしてやっと民主化に成功した台湾が、今さら中国共産党一党独裁体制の下に入ることなど容認できるはずがありません。

「台湾の主権は中国にある」という中国側のスタンスに反発するのはもっともなことです。

 ◆AIIBの隠れた意図

ジャーナリストの櫻井よしこ氏は、AIIBは融資基準が不明確なうえに、中国が30.34%の融資比率(議決権の26.06%)を有することを受けて、次のように、その危険性を指摘しています。

「(AIIBの運営では)中国共産党政権の利益のための融資が行われる危険性が高い」

「AIIBを中国はまず何よりも自国の経済強化のために活用し、それによって共産党の求心力を維持しようとする」

参考:月刊正論 2015年6月号記事『中国AIIBと対峙する日米の「剣」』 
http://ironna.jp/article/1432?p=1

中国によるAIIBの恣意的運営は、台湾と香港の扱いからも覗えます。

AIIBは主権国家としての台湾の正式加盟は認めず、香港の正式加盟は「非主権国としての申請なら問題ない」として承認する方向です。

台湾を、香港と同様に中華人民共和国の中の一地域とみなしているのです。

 ◆台湾は国家だ!

しかし、アメリカが台湾関係法において台湾を国家に準ずる扱いをしていることや、台湾がWTO(世界貿易機関)、ADB(アジア開発銀行)に正式加盟をしていることなどを見ても、台湾には明らかに独立国家としての実体があります。

一行政特区であるかのように台湾を扱い、主権国家としての台湾のAIIB加盟を退けたのは、中国の政治的思惑が背景にあるためです。

中国は、近い将来台湾を併合しようと考えており、AIIBを利用してその布石を打とうと画策しているのです。

国際金融機関であるはずのAIIBが、そうした中国の覇権主義に基づいた運営をするのであれば、信頼性は大きく失われます。

軍事拡張だけでなく、経済的にも覇権を握ろうとする中国を、何としても食い止めなくてはなりません。

 ◆日本が今なすべきこと

AIIBは、投資資金額の大きさと比較的簡単に融資が行われることを強調しています。

日本は、日米主導のADB(アジア開発銀行)の融資条件を緩和するなど、AIIBを通じた中国の経済的な覇権主義の拡張を抑えねばなりません。また、軍事面での覇権拡大阻止も重要です。

そのためには、地政学的に重要な位置にある台湾との協力を強化する必要があります。

日本は台湾を主権国家として認めなければなりません。

その道筋をつけるために、台湾にTPP加盟をすすめたり、日台の経済関係を強化したりするなど、協力関係を強化していくことが大切です。


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朴大統領、公然と“国際公約”違反か 慰安婦像撤去「全く言及されていない」

2016-04-28 04:06:23 | 日記

夕刊フジ 

韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が、国際公約を反故(ほご)にする構えを見せている。韓国メディアとの懇談会で、ソウルの日本大使館前に不法設置されている慰安婦像の撤去について、昨年12月の日韓合意で「まったく言及されていない」などと語ったのだ。米国など第三国も支持・評価した合意を破れば、韓国の国際的信用は地に落ちそうだ。

 「少女像(の撤去)とリンクされているなどというが、(日韓)合意で言及もされなかった問題だ。扇動してはならない」「(撤去を議論するのは)被害者(慰安婦)のためにならない」「混乱を引き起こしてはならない」

 朴氏は26日、韓国メディアの幹部との懇談会で、こう語ったという。聯合ニュースが報じたものだが、この発言は間違っている。

 昨年12月の日韓合意で、慰安婦像について韓国政府は「日本政府が公館の安寧・威厳の維持の観点から懸念していることを認知し、可能な対応について関連団体との協議を通じ、適切に解決されるよう努力する」と、約束しているのである。

 交渉当事者だった岸田文雄外相も今年1月の記者会見で「適切に移設される」と明言している。朴氏は「撤去」の文言が入っていないことを理由に強弁し始めたようだが、事実誤認もはなはだしい。

 そもそも、日韓両国は昨年12月の外相会談で、慰安婦問題について「最終的かつ不可逆的に解決される」との認識で一致している。国際社会に向けて「二度と蒸し返さない」と約束したのに、朴氏はわずか4カ月で国際公約を破ろうとしているのである。

 慰安婦問題に精通する拓殖大学の藤岡信勝客員教授は「結局、韓国相手に、まともな外交交渉はできないということだ」といい、続けた。

 「私は、当初から日韓合意に反対の立場で、『韓国はいずれ今回の約束を破る』と主張してきた。残念ながら、その通りになった。もはや、あきれて言葉も出ない。日本も、そろそろ韓国に見切りをつけた方がいいのではないか」


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