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たまねぎ氷で血管年齢が若くなる!

2013年09月09日 | 健康情報

 料理研究家・管理栄養士 村上 祥子

<きっかけは糖尿病の改善>

私がたまねぎ氷を考案したのは今から二年ほど前。糖尿病の方々に、ラクに、

長く続けられる食事療法はないか、と研究・工夫した成果です。

現在、栄養療法という考え方が広がりつつあります。正しくは分子整合栄養療法

といいます。栄養状態のいい人は病気になりにくく、病気になっても薬の効きが

よいので早く治り、大量の薬を使わなくて済む、という考え方です。

<たまねぎ料理のメンドウ臭さを解決!>

たまねぎの辛味成分イソアリイン、抗酸化作用の高いグルタチオン酸、ケルセ

チンの三つの成分の相乗効果で血糖が撃退でき、糖尿病の症状を緩和できると

いいことづくし。しかし、問題はたまねぎの調理にあります。

<たまねぎ氷を実験的に食べてもらう>

糖尿病歴が長く、毎日血糖値を計れる方数名に試験的に食べ続けていただき

ました。その結果、考案者の私が驚くほど、血糖値が下がり、数値も安定しま

した。こうして効果が裏づけられ、「たまねぎ氷」が誕生したのです。

きっかけは糖尿病でしたが、たまねぎは血圧を下げる、ガンを予防するなど

効果は多岐に渡ります。まさに食べる万能薬です。

<減塩効果も大、うす味料理に>

たまねぎ氷を使い続けるうちに、もうひとつの発見がありました。うまみが多く、

コクが加わるので、調味料を減らしても充分においしいということ。

以来、我が家でもみそを半量にしたみそ汁、しょうゆを減らした煮ものなどを

楽しんでいます。

<おいしいから続けられる>

たまねぎ氷の特長は、加熱することでにおいが消え、甘みやうまみが増すこと。

たまねぎを煮たときの、あの甘さです。ほかの食品の味、調味の邪魔をしない

ので、どんな料理にも使え、おいしくします。野菜ジュースやお茶に混ぜるのも

よいでしょう。使い方も簡単なのでラクに続けることができます。

たまねぎ氷の作り方

一度にたくさん、まとめ作りをしておくと、いろいろな料理に使えて便利です。

たまねぎ 1㎏(3~4個)
水 200ml

<作り方>
1.たまねぎの皮をむき、上部を切り落とし、芯をくり抜く。
2.ポリ袋に入れ、口を閉じずに耐熱皿に入れ、電子レンジで加熱。(600Wで20分)
3.ポリ袋にたまった汁ごとミキサーに移し、水を入れてピューレ状になるまで回す。
4.ふた付き容器に移す。
 →たまねぎ氷のもと(冷蔵すれば、10日間は保存できる。) 
5.さましてから製氷皿に入れ、ラップをかけて冷凍する。
 →たまねぎ氷(冷凍で約2か月保存できる。)
 
1日50gは食べるといい、と言われるたまねぎ。たまねぎ氷なら1個が25gです
から1日に2個食べればOK、とすぐわかります。
 
たまねぎに食べ過ぎていけない理由はありません。1日3回、コンスタントに
食べるのが理想的です。 

 

(2013年9月8日 ソロモン流)

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