森羅万象・考える葦  インターネットは一つの小宇宙。想像、時には妄想まで翼を広げていきたい。

好きなアニメ・漫画、趣味の語学・数学・宇宙、真剣に防災・政治・少子高齢化まで興味の赴くまま自由に大胆に考えていきます。

【国立天文台】 過去記事 ; 7月16日22:40分、""銀河から吹き出す激しい風 -銀河風の構造に刻まれた銀河合体とスターバーストの歴史-””

2019-07-16 22:40:52 | 宇宙、地球環境、世界的気象、国立天文台、JAXA、NASA…

① ""銀河から吹き出す激しい風 -銀河風の構造に刻まれた銀河合体とスターバーストの歴史-””

2016年2月3日 (ハワイ現地時間)

  

 広島大学、国立天文台、台湾中央研究院、法政大学からなる研究チームは、すばる望遠鏡主焦点カメラ Suprime-Cam での観測によって、スターバースト銀河 NGC 6240 から吹き出す大量の電離ガスの詳細構造を捉えることに成功しました (図1)。

 この電離ガスは差渡し 30 万光年にも及んでおり、スターバーストによって生成された銀河風 (スーパーウィンド) によって銀河から外に吹き飛ばされています。すばる望遠鏡の集光力と高解像度によって、近傍宇宙では最大規模の銀河風の複雑な構造が明らかになりました。

 

 

 図1: すばる望遠鏡主焦点カメラ Suprime-Cam で得られた NGC 6240 の擬似カラー画像。青、緑、赤にそれぞれ B バンド画像、R バンド画像、Hα 輝線 (電離水素が放つ光) 画像を割り当てて合成。銀河から吹き出す巨大な電離ガスが赤く見えています。スケールを省いた画像はこちら。また中央部を拡大した画像はこちら。(クレジット:広島大学/国立天文台)


★ スターバーストとは、銀河の中で起こる激しい星生成活動 (爆発的星生成) のことを言います。私たちの住む銀河系 (天の川銀河) の星生成率は、銀河系全体で1年間に太陽が一つ生まれる程度だと考えられていますが、スターバーストを起こしている銀河 (スターバースト銀河) では、この 10 倍以上の生成率で星が生まれています。中には星生成率が銀河系の 100 倍 〜 1000 倍に達する激しいスターバーストを起こしている銀河も存在します。👀 !!

  スターバーストは、銀河の進化にとってきわめて重要な現象です。何らかのきっかけでスターバーストが起きると、銀河中の星間ガスが星生成に使われ、急速に減ってしまいます。

  また、スターバーストで大量に生成された大質量星からの強力な紫外線や、それらの星々が死ぬときの超新星爆発によって、銀河中のガスが銀河の外に吹き飛ばされてしまう現象 −銀河風 (スーパーウィンド)− が生じると考えられています。銀河風は、銀河内のガスを非常に効率よく銀河外に運ぶので、銀河はより大量のガスを失い、星生成活動が急速に停止します。また、銀河内の金属を豊富に含むガスを銀河の周囲に撒き散らします。こうして、スターバーストとそれに続く銀河風は銀河進化と銀河外のガスの進化に大きな影響を与えると考えられています。

  大規模なスターバーストが起こる要因の一つは、銀河同士の衝突・合体です。ガスを豊富に含む渦巻銀河が合体すると、銀河内のガスは混じり合うことで最終的には合体銀河の中心部に落ちていきます。こうして中心部に大量のガスが集まり、そこで爆発的に星が生まれます。すなわち、スターバーストが起きるわけです。そして、スターバーストによって生成された大量の星間塵が、若い大質量星からの紫外線を吸収して温められて、赤外線で明るく輝くのです。

  NGC 6240 は、へびつかい座の方向、約3億5千万光年かなたにあるスターバースト銀河で、その星生成率は銀河系の 25 倍 〜 80 倍程度 () であると推定されています。非常に特異なその形態 (図1) より、二つの渦巻銀河が合体途上にある天体だと考えられています。銀河合体によって引き起こされたスターバーストによって、NGC 6240 は赤外線で明るく輝いており、その総放射エネルギーは太陽の1兆倍近く  👀!! にもなります。NGC 6240 は、銀河合体とスターバーストの関係を詳しく調べ、そうした現象が銀河進化に与える影響を解明するための格好の研究対象です。そのため、5億光年以内の近傍宇宙において最もよく研究されているスターバースト銀河の一つとなっています。

  研究チームはこの重要な天体のスターバーストの歴史を解明するために、すばる望遠鏡主焦点カメラ Suprime-Cam を用いた観測を行いました。電離ガスから放たれる水素の光 (Hα 輝線) を選択的に通す特殊なフィルターを使って観測することで、銀河風の詳細な構造を明らかにしようとしたのです。

  観測の結果、複雑な構造を持つ巨大な電離ガスの様子が NGC 6240 の中に浮かび上がってきました (図1図2)。

  電離ガスの差渡しは 30 万光年にも及び、複雑なフィラメント (筋状) 構造やループ (環状) 構造も見られます(図3)。

  NGC 6240 に広がった電離ガスがあることは知られていましたが、これほど淡いところまではっきりと内部構造が捉えられたのはこれが初めてです。特に、銀河の北西 (図2の右上方向)と南東(図2の左下方向) には巨大な「破れた泡構造」があることが初めて発見されました。「これは銀河風が銀河円盤の垂直方向 (北西 − 南東方向) にガスを吹き飛ばしたことを示しているのでしょう」と、研究チームリーダーの吉田道利さん (広島大学) は語ります。

 

 

  図2: NGC 6240 の巨大な電離ガスの詳細構造を写し出した Hα 輝線画像。星からの光を除去し、電離ガスだけの画像を作成しました。複雑なフィラメント構造が何十万光年にもわたって広がっているのが分かります。(クレジット:広島大学/国立天文台)

 

 

 

  図3: NGC 6240 の電離ガスの主な構造を模式的に示したスケッチ。(クレジット:広島大学/国立天文台)


  得られたデータを詳細に解析した結果、NGC 6240 は過去に少なくとも3回の激しいスターバーストを起こしており、各々のスターバーストによって発生した銀河風が、今回明らかになった複雑な電離ガス構造を形成したことが分かりました。最も古いスターバーストは今から約8千万年前に起こっています。NGC 6240 の銀河合体は約 10 億年前に始まったと考えられているため、今回の結果は、銀河合体がかなり進んだ段階で突然スターバーストが引き起こされたことを示しています。これらの結果は、今後、銀河合体を通じた銀河進化の研究に貴重な示唆を与えるものと期待されます。

  この研究成果は、アメリカ天文学会の天体物理学誌『アストロフィジカル・ジャーナル』に掲載予定です (Yoshida et al. 2016, "Giant H-alpha Nebula Surrounding the Starburst Merger NGC 6240")。また、この研究成果は、日本学術振興会の科学研究費補助 23244030、15H02069、文部科学省科学研究費補助金 24103003 のサポートを受けています。


研究チームの構成

  • 吉田道利 (広島大学)
  • 八木雅文 (国立天文台/法政大学)
  • 大山陽一 (台湾中央研究院天文及天文物理研究所)
  • 小宮山裕 (国立天文台/総合研究大学院大学)
  • 柏川伸成 (国立天文台/総合研究大学院大学)
  • 田中久志 (広島大学)
  • 岡村定矩 (法政大学)


(注) 推定値に幅があるのは、星生成率の推定方法の違いによるものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント

【国立天文台】 7月16日22:20分、""生命が居住可能な惑星にスーパーフレアが与える影響””

2019-07-16 22:23:50 | 宇宙、地球環境、世界的気象、国立天文台、JAXA、NASA…

① ""生命が居住可能な惑星にスーパーフレアが与える影響””

2019年7月16日 |研究成果

 

 

 恒星表面の大爆発(スーパーフレア)に影響を受けている太陽系外惑星の想像図。                              オリジナルサイズ(386KB)                    

 

🎆 スーパーフレアは恒星の表面が大爆発を起こす現象です。恒星に近い軌道をまわる生命居住に適した惑星にスーパーフレアが及ぼす影響を、モデルに基づき定量的に評価したところ、惑星の大気組成や大気圧などの違いによって、惑星表面の環境への影響が大いに異なることが明らかになりました。

 近年、たくさんの太陽系外惑星(以下、系外惑星)が発見されています。なかには水が液体として存在し、生命が居住可能だと考えられる惑星も多数あり、M型星と呼ばれる太陽よりも表面温度が低く光度も暗い恒星の周囲で、特に多く発見されています。M型星のなかには表面爆発を起こすものがあり、この爆発が生命の居住可能性に影響するのではないかと議論されています。しかし、その影響の大きさについては定量的な扱いが難しく、詳細はこれまで不明でした。

 京都大学、国立天文台、日本原子力研究開発機構、米国航空宇宙局ゴダード宇宙飛行センター(NASA/GSFC)などの研究者から成る国際研究チームは、恒星の表面爆発の発生頻度やエネルギー分布、惑星の大気の組成や厚みなどを考慮したモデルを構築し、実在の系外惑星の半径や軌道の大きさを適用して、スーパーフレアが惑星の地表に及ぼす放射線の強度を推定しました。

 その結果、惑星に地球程度の濃い大気が存在すれば、地表の放射線の強度は生命環境に影響するほどにならないことが分かりました。一方、太陽系に最も近い恒星「プロキシマ・ケンタウリ」で発見された系外惑星では、恒星から受ける強い紫外線のため宇宙空間に散逸する大気の量が地球の70倍以上と大きく、大気が薄くなります。この惑星では、スーパーフレアによる放射線が生命環境にとって致命的な強度になる可能性があることを、初めて定量的に評価したのです。

 研究チームは今後、より多くの系外惑星系にモデルを適用し、どの系外惑星が生命を育む可能性が高いか評価を続ける予定です。また、太陽系内の惑星にも同じモデルを用いて、宇宙放射線が月や火星における人間活動へ及ぼす影響を調べていきたいと考えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント

【nhk news web】 7月16日20:54分、""広範囲で大気不安定 広島や新潟で猛烈な雨か 土砂災害に警戒””

2019-07-16 22:10:26 | 防災・自然災害; 地震.津波.各種警報、気象・天気など…

()

 

① ""広範囲で大気不安定 広島や新潟で猛烈な雨か 土砂災害に警戒””

 気象庁によりますと、上空の寒気と湿った空気の影響で東日本と西日本の広い範囲で大気の状態が不安定になり、新潟県や中国地方で局地的に雨雲が発達しています。
午後8時までの1時間には、国土交通省が新潟県南魚沼市に設置した雨量計で35ミリの激しい雨を観測しました。

また、気象庁のレーダーによる解析では、広島県世羅町付近で午後6時半までの1時間におよそ110ミリ、新潟県魚沼市小出付近で午後5時20分までの1時間におよそ100ミリ、魚沼市守門付近で、午後4時50分までの1時間におよそ100ミリのいずれも猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を相次いで発表しました。

魚沼市では土砂災害の危険性が非常に高まり、「土砂災害警戒情報」が発表されています。このあとしばらくは、局地的に雷を伴って1時間に30ミリ以上の激しい雨が降るおそれがあります。

17日朝にかけて、西日本を中心に大気の不安定な状態が続く見込みで、気象庁は、雨量が多くなっている地域では土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風にも十分注意するよう呼びかけています。

 

 

 

コメント

【ロイター】 7月16日15:38分、""〔マーケットアイ〕株式:日経平均・日足は「小陰線」、200日移動平均線を下回る””

2019-07-16 22:04:46 | 経済;投資、負け犬個人投資家の必死の反撃…

(日経平均先物)

海外(株価・指標):原則15分ディレイ(指数によって異なります)

現在値 21,490.00 (19/07/16 21:55)
前日比 -10.00 (-0.05%)
高値 21,510.00 (16:30) 始値 21,500.00 (16:30)
安値 21,430.00 (18:48) 前日終値 21,500.00 (19/07/16)

 

 

① ""〔マーケットアイ〕株式:日経平均・日足は「小陰線」、200日移動平均線を下回る””

2019/07/16 15:38

    [東京 16日 ロイター] -   

   <15:36> 日経平均・日足は「小陰線」、200日移動平均線を下回る
 

☔   日経平均・日足は「小陰線」。投資家の気迷い心理が反映される中、200日移動平均線(2万158 3円50銭=16日)を下回って取引を終えた。  

📉   200日移動平均線、5日移動平均線(2万1592円66銭=同)、10日移動平均線(2万163 3円89銭=同)などが収束してきており、今後、上下いずれかの方向に振れる可能性がある。ただ、20 0日線が右肩下がりのうちは下方向への圧力がかかりやすいという。
 

   <15:06> マザーズ指数は3日ぶり反発、SOSEIは一時ストップ高       

🌤   新興株市場はまちまち。日経ジャスダック平均は続落、東証マザーズ指数は3日ぶり反発となった。市 場からは「材料が出た個別銘柄は物色されているが、全体的に元気がない。個人投資家の心理も悪化してい る」(ネット系証券)との声が出ていた。   

☀   個別銘柄ではそーせいグループ<4565.T>が一時ストップ高となり年初来高値を更新。スイスの製薬大手 ロシュのグループ企業、ジェネンテックと共同研究などで提携したと発表したことが材料視された。このほ かロゼッタ<6182.T>が一時ストップ高。メタップス<6172.T>、UUUM<3990.T>、アエリア<3758.T>なども 買われた。

☔ 一方、フィードフォース<7068.T>は大幅安。チームスピリット<4397.T>、カルナバイオサイエン ス<4572.T>、SAMURAI&J PARTNERS<4764.T>などは売られた。               

    <13:13> 日経平均はマイナス圏でもみあい、トヨタはしっかり        

☁   日経平均はマイナス圏でもみあい、2万1500円台半ばで推移している。15日に発表された4─6 月期中国国内総生産(GDP)で成長率が鈍化しており、中国経済への懸念が出ている。   

💲¥   円高進行が懸念される中、業種別で輸送用機器は上昇している。中国がクリーンエネルギー車に関する 規則について、ハイブリッド車をガソリン車やディーゼル車よりも優遇する措置を検討している。恩恵を受 けやすい企業としてトヨタ自動車<7203.T>が買われているほか、デンソー<6902.T>も堅調に推移している。
        

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント

【ロイター】 7月16日18:14分、""東京マーケット・サマリー・最終(16日)””

2019-07-16 21:07:08 | 経済;投資、負け犬個人投資家の必死の反撃…

(日経平均)

国内(株価・指標):20分ディレイ、海外(株価・指標):原則15分ディレイ(指数によって異なります)、為替:10分ディレイ

現在値 21,535.25 (19/07/16 15:15)
前日比 -150.65 (-0.69%)
始値 21,644.38 (09:00) 前日終値 21,685.90 (19/07/12)
高値 21,655.52 (09:09) 年初来高値 22,362.92 (19/04/24)
安値 21,514.89 (11:11) 年初来安値 19,241.37 (19/01/04)

 

 

① ""東京マーケット・サマリー・最終(16日)””

2019/07/16 18:14

 

  ■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値    

  <外為市場>                   

🌼  ドル/円<JPY=>      ユーロ/ドル<EUR=>      ユーロ/円<EURJPY=>

  午後5時現在        108.05/07           1.1246/50               121.53/57

  NY午後5時          107.90/93           1.1257/59               121.47/51     

💲¥  午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル高/円安の10 8円前半。連休明けもドルは売買が交錯、値動きの乏しい展開が続いた。
 
<株式市場>

🌼  日経平均       

      21535.25円                (150.65円安)

   安値─高値   

      21514.89円─21655.52円                      

    東証出来高           10億4065万株                                 

   東証売買代金         1兆7423億円 ☁                                       

🌨   東京株式市場で日経平均は3日ぶりに反落した。

 国内連休中の米国株主要3指数は上昇し たものの、為替が1ドル107円後半まで円高方向に振れ、朝方から先物売りが先行した。1 5日発表の第2・四半期中国国内総生産(GDP)で成長率が鈍化し、中国経済に懸念が広が ったことも上値を重くした。

☁ 東証1部の売買代金は10営業日連続の2兆円割れとなり、薄商 いの状態が続いている。

☔ 東証1部騰落数は、値上がり752銘柄に対し、値下がりが1302銘柄、変わらずが96銘 柄だった。     


🌼 <短期金融市場> 17時14分現在

  無担保コール翌日物金利(速報ベース)    -0.072%                                      

 ユーロ円金先(19年9月限)         99.980              (-0.010)

  安値─高値                        99.980─99.995                            

  3カ月物TB                       -0.148              (-0.009)

  安値─高値                        -0.148─-0.150                                  

  無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.072%になった。 新積み期を迎えて、「大手行を中心に資金調達の動きがみられた」(国内金融機関)。ユーロ 円3カ月金利先物は小動き。  


🌼 <円債市場> 

  国債先物・19年9月限               153.43              (+0.05)

  安値─高値                        153.42─153.56                           

   10年長期金利(日本相互証券引け値)  -0.125%            (-0.005)

  安値─高値                        -0.125─-0.135%                               

   国債先物中心限月9月限は前営業日比5銭高の153円43銭となり、反発して引けた。 海外の金利低下の流れを引き継ぎ、朝方からしっかりと推移。引けにかけては、あすの20年 債入札を控えて様子見ムードが強まり、上げ幅を縮小した。10年最長期国債利回り(長期金 利)の引け値は、前営業日比0.5bp低下のマイナス0.125%。
 

 🌼 <スワップ市場> 16時02分現在の気配

  2年物     -0.03─-0.13

  3年物     -0.04─-0.14

  4年物     -0.04─-0.14

  5年物     -0.03─-0.13

  7年物     0.01─-0.09

  10年物    0.09─-0.00  

 

 

 

 

 

 

 

コメント