森羅万象・考える葦  インターネットは一つの小宇宙。想像、時には妄想まで翼を広げていきたい。

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北海道 むかわ町/保管化石の解明 ; (注目記事) 1月06日18:19分、 保管の化石 鳥のルーツに近い新種の恐竜か 北海道 むかわ町

2021-01-12 06:57:02 | 歴史、考古学、地学; 宝石・鉱石・化石、恐竜・ミイラ…

 

 

 

◎◎  保管の化石 鳥のルーツに近い新種の恐竜か 北海道 むかわ町

 

 

 
◇◇  化石はおよそ30年前に、むかわ町穂別地区で見つかり、地元の博物館で保管されていたもので、20センチ四方ほどのレプリカが6日に公開されました。

¤¤¤⇨  この化石を北海道大学総合博物館の小林快次教授が鑑定した結果、1億年前から6600万年前の白亜紀後期に生息していた小型の恐竜の☆骨盤とろっ骨、それに大腿骨と見られることが分かりました。

  同じむかわ町で全身の化石が見つかった草食恐竜のカムイサウルスより時代が古く、現在の鳥のルーツとされる獣脚類というグループに属するとみられています。

¤¤¤☞☞  小林教授は、化石は新種の恐竜の可能性があり、恐竜が鳥に進化する過程の解明につながるとみて、さらに詳しい分析を進めることにしています。

  道内で恐竜の化石が見つかったのは6例目です。

○○☞☞  小林教授はカムイサウルスに匹敵するか、それ以上の発見だと思うので楽しみだ」と話しています。
 

CNN/オーストリア、先史時代の巨大ワニ・化石発見 ; 12月23日13:00分、 「沼地の王」の化石発見、先史時代の巨大ワニ オーストラリア

2020-12-23 22:07:37 | 歴史、考古学、地学; 宝石・鉱石・化石、恐竜・ミイラ…

 

 ◎◎   「沼地の王」の化石発見、先史時代の巨大ワニ オーストラリア

 

(CNN) オーストラリア南東部のクイーンズランド州で、先史時代に生息していた巨大ワニの新種の化石が見つかり、「スワンプキング(『沼地の王』の意味)」と研究者から呼ばれている。

クイーンズランド大学の21日の発表によると、「パルディレックス・ビンセンティ」と命名された新種のワニは、体長が5メートル以上あり、現在のクイーンズランド州南東部の水路に生息していた。

人間と比較したパルディレックス・ビンセンティ/Jorgo Ristevski
人間と比較したパルディレックス・ビンセンティ/Jorgo Ristevski
 
 

   研究者によると、生息していたのは533万年~258万年前と推定される。化石は1980年代に同州チンチラという町の近くで発掘されていた。

 「パルディレックス」の名称はラテン語で「スワンプキング」の意味。「ビンセンティ」は化石を発見したジェフ・ビンセント氏の名にちなむ。

  化石は頭蓋骨(ずがいこつ)の頭囲が65センチあったことから、体長5メートル以上と推定された。

現在生息するワニの中では最大のイリエワニの成体も同じくらいの大きさだが、「パルディレックスの方が幅広くがっしりした頭蓋骨をもっていて、筋肉を増強したイリエワニのような姿をしていた」と研究者は解説する。

頭蓋骨の化石の欠片を使用して新種と特定された/Jorgo Ristevski
頭蓋骨の化石の欠片を使用して新種と特定された/Jorgo Ristevski

当時のオーストラリアでは最強級の肉食動物で、巨大な有袋類を餌にしていたと思われる。

オーストラリアには現在、2種類のワニが生息しているが、パルディレックス・ビンセンティが絶滅した理由は分かっていない。

研究チームは、イリエワニのような種と争って絶滅した可能性や、気候が乾燥して生息地の水系が後退し絶滅に至った可能性について調べている。

 


CNN/中国・重慶、頭のない巨大石像発見 ;  12月18日11:30分、 頭のない巨大石像、集合住宅の下から発見 中国・重慶

2020-12-23 21:52:49 | 歴史、考古学、地学; 宝石・鉱石・化石、恐竜・ミイラ…

 

◎◎  頭のない巨大石像、集合住宅の下から発見 中国・重慶

 

中国の重慶市で集合住宅の下から石像が発見された

中国の重慶市で集合住宅の下から石像が発見された/Stringer/ChinaImages/Sipa USA

○○⇨⇨  中国南西部の重慶市で、急斜面上にある2棟の集合住宅のビルの下から岩面に掘られた巨大な石像が見つかり話題になっている。

¤¤¤⇨  地元南岸区によれば、石像は高さ約9メートルで、頭部は欠落していた。これまで厚く茂った植物に覆い隠されていたが、最近行われた集合住宅の改修作業の間に発見されたという。

  中国のソーシャルメディアでは頭のない石像の写真が瞬く間に広まり、多くは「ブッダ」と形容していた。マスコミにも取り上げられ、歴史や起源に関心が高まった。

  石像は一部がこけに覆われた姿で、ひざの上に両腕を置き、手の上には丸い石のようなものを持っている。像がまとう衣やひだの一部も見える。

石像は頭のない状態で発見された/Stringer/ChinaImages/Sipa USA
石像は頭のない状態で発見された/Stringer/ChinaImages/Sipa USA

¤¤¤⇨ 国家文化財調査によると、この石像は中国の共和制時代(1912~49年)に建造されたと思われる。調査は10年以上前に行われていたが、像はそのまま放置され、忘れ去られていたらしい。

地元自治体によると、頭部は1950年代に破壊されたらしく、80年代には周辺に集合住宅のビルが建設された。

地元自治体の依頼でこの像を調べた専門家は、仏像ではなく民族宗教に関連した神像らしいと推定している。

この像の隣にはかつて、道教の雷神をまつる寺院が建立されていたが、1987年に解体された。像は1997年に地元の文化財に指定されていたという。

▼▼▼  石像がたちまち見えなくなった背景には、重慶の急速な都市化が関係しているらしい。人口3000万人以上に膨れ上がった重慶では、この数十年の間に無数の建物が建設され、歴史遺産や文化財が犠牲になることもあった。同地は起伏が多く、住宅の多くは斜面に建設されている。

 


鹿児島大学&中部大学など/1億年前(白亜紀)ホタルの光 復元 ; 12月03日17:24分、 1億年前ホタルの光 現在より深い緑色 鹿児島大など酵素復元

2020-12-03 22:28:45 | 歴史、考古学、地学; 宝石・鉱石・化石、恐竜・ミイラ…

 

 

 

◎◎  1億年前ホタルの光 現在より深い緑色 鹿児島大など酵素復元

 

¤¤¤⇨  およそ1億年前に地球上に現れたホタルの祖先が光を出す際に使っていた酵素が復元され、現在のホタルよりも深い緑色に輝くことが鹿児島大学の研究者などが参加した研究でわかりました。

⇨⇨ ホタルの祖先は1億年前から光を出す能力があったと考えられていて、光の色は体内にある「ルシフェラーゼ」という発光酵素によって異なることが分かっています。

○○⇨  鹿児島大学や中部大学、長浜バイオ大学の研究者は共同でおよそ40種のホタルが持つ「ルシフェラーゼ」のアミノ酸の配列の情報から、およそ1億年前のホタルの祖先の「ルシフェラーゼ」をコンピューターで推測し、復元に成功しました。

◇◇⇨  これを試験管の中で光らせたところ、現在のゲンジボタルやヘイケボタルの黄緑色とは異なり、深い緑色に輝くことがわかったということです。

⇨⇨  研究グループによりますと、緑は夜行性の生き物に見えやすい色で、ホタルには毒があって食べられないことを警告するためだったのではないかということです。
○○⇨  鹿児島大学大学院の加藤太一郎助教は「タイムマシーンに乗って太古の森に行って光を見たような感動を覚えている。化石などだけからはわからない光の色の情報を引き出せたことは大変意義がある」と話しています。
 

 


CNN / 「戦う恐竜」博物館で展示へ ; (注目記事) 11月19日11:58分、 「戦う恐竜」博物館で展示へ トリケラトプスとTレックスが壮絶な戦い?

2020-11-19 22:43:47 | 歴史、考古学、地学; 宝石・鉱石・化石、恐竜・ミイラ…

 

  

 

◎◎  「戦う恐竜」博物館で展示へ トリケラトプスとTレックスが壮絶な戦い?

死闘を演じたとみられるトリケラトプスとティラノサウルスの化石が米博物館で展示へ/Matt Zeher/North Carolina Museum of Natural Sciences

(CNN) 現在の米モンタナ州で、太古に恐竜同士の壮絶な戦いがあったのかもしれない。今からおよそ6700万年前に死んだトリケラトプスとティラノサウルス・レックス(Tレックス)が、同じ場所で並んで土に埋まった。両方とも、骨格に争ったような傷痕が残っていた。

ノースカロライナ自然科学博物館は17日、2頭の恐竜の骨格がほぼ完全な形で残った「戦う恐竜」の化石を2022年に展示して研究を行うと発表した。

トリケラトプスの化石は2006年にモンタナ州ジョーダンの近郊で、6550万年前の地層から見つかった。ティラノサウルスの化石も同じ場所で、トリケラトプスの化石とわずかに重なる形で発見された。2体とも地層から発掘されてプラスターで固定され、研究用に保管されていた。

若い個体だったとみられるティラノサウルスの骨格化石/Matt Zeher/North Carolina Museum of Natural Sciences
若い個体だったとみられるティラノサウルスの骨格化石/Matt Zeher/North Carolina Museum of Natural Sciences

2体とも骨格がほぼ完全な形で残っていた。特にティラノサウルスは、骨格が100%完成された唯一の化石と考えられるという。いずれも全身の骨格が正しい配列でつながった状態で残る極めて希少な化石だった。

発掘前に行われた調査では、トリケラトプスの化石は首周りや腰の部分に皮膚の痕跡が残っていることが分かった。脊椎にはティラノサウルスの歯が食い込んでいた。

化石には皮膚の痕跡が残る箇所も/Matt Zeher/North Carolina Museum of Natural Sciences
化石には皮膚の痕跡が残る箇所も/Matt Zeher/North Carolina Museum of Natural Sciences

一方、ティラノサウルスの化石はほとんどの歯が折れていて、指が折れ、頭蓋骨には亀裂があった。研究チームは、この傷がトリケラトプスと争ってできたものなのか、死後に負った傷なのかを解明したい意向。

ティラノサウルスの足にも皮膚の痕跡があり、これは現代のエミューに驚くほど似ているという。

ティラノサウルスの頭骨には歯の折れた痕跡があるという/Matt Zeher/North Carolina Museum of Natural Sciences
ティラノサウルスの頭骨には歯の折れた痕跡があるという/Matt Zeher/North Carolina Museum of Natural Sciences

博物館で2022年に展示する際は新しい研究棟を建設して化石を収納し、研究拠点としても利用する。一般公開は5年間を予定している。