Forever hill

男は夢に追われる孤独なランナー

ちよ馬券2011JAPAN CUP 

2011-11-27 00:52:00 | ギャンブル

ちよ馬券、今週は国際招待レースのJAPAN CUPだ。

東京競馬場3歳上芝2400mで行われる。

最近の外国馬の成績はパッとしないが、今年は違う。

凱旋門賞を優勝したデインドリーム(ドイツ・牝3)が、凱旋門賞馬としては12年ぶりに参戦する。

過去にも凱旋門賞馬は5頭出場しているが、エリシオ(96・3着)・モンジュー(99・4着)が目立つ位で期待外れに終わっている。

ところが、今年のデインドリームは期待しても良さそうだ。

これまでの歴代優勝馬と違うところは、ロンシャン競馬場2400m2.24.4の走破タイムがレコードタイムだという事。

おそらくパンパンの良馬場だったのだろうが、日本のスピード馬場にも十分対応出来ると見る。

今年の凱旋門賞は3歳牝馬が1・2着を占めたが、その2着のシャレータ(フランス・牝3)も参戦している。

しかも3着は2年連続で度肝を抜かれたエリザベス女王杯2連覇のスノーフェアリー(イギリス・牝4)とくれば、デインドリームの強さを認めざるを得ない。

そのスノーフェアリーは、昨年同様JCを回避した。

外国馬は他にも、凱旋門賞馬モンジューの子サラリンクス(フランス・牝4)・ミッションアプルーヴド(アメリカ・牡7)が参戦。

迎え撃つ日本馬は、まずはドバイ・ワールドカップを制したヴィクトワールピサ(牡4)だろう。

凱旋門賞をケガで断念し、8か月ぶりだが戦闘モードだ。

最強世代のヴィクトワールを含む4歳カルテットは、健在だ。

昨年のJCの覇者ローズキングダム(牡4)・ダービー馬エイシンフラッシュ牡4)・そして関東の雄ペルーサ(牡4)

忘れちゃいけない、前走国内では初めて4着に落ちたが最強牝馬のブエナビスタ(牝5)を。

さらに、天皇賞・秋の覇者トーセンジョーダン(牡5)・天皇賞・秋は5着のトゥザグローリー(牡4)など。

凱旋門賞で10着だったヒルノダムール(牡4)は、疲れが残り回避した。

さて、私の夢は・・・。

外国馬の場合、体調面などはもちろんだが一番気になるのが日本のスピード馬場への対応。

こればかりは、その馬の持ちタイムで比べるしかない。

覚えているか、97JCで馬っ気を出しながらも優勝したピルサドスキー(イギリス・牡5)を。

この年ピルサドスキーは凱旋門賞2着で、優勝したのがバントレセレブル(フランス・牡3)でタイムは2.24.6(昨年までのレコード)だった。

2着のピルサドスキーは2.25.5で、日本の馬場に対応するスピードを持っていたことになる。

今年の凱旋門賞馬13デインドリームは、2.24.4の持ちタイムで当然スピード馬場に対応出来る。

さらに、小柄な牝馬特有の瞬発力で凱旋門賞では2着に5馬身の圧勝だった。

特に、あと1ハロンからの脚がすさまじかった。

今年のJCは、天気も良さそうだし良馬場でペースは速くならず瞬発力勝負となるはずだ。

調教も抜群で、凱旋門賞の疲れ・長距離遠征など体調は問題なしと見る。

ひとつ心配なのは馬体重430kgで小柄なことだが、牝3は53kgの斤量でかなりの有利さがある。

私の夢は・・・自信をもって13デインドリームだ。

今年こそ外国馬が、いや凱旋門賞馬が史上初めてJCを勝つのは・・・間違いない。

相手は・・・。

まずは、2ブエナビスタの牡馬をも蹴散らす瞬発力に期待する。

前走(天皇賞・秋4着)では不利もありいつもの切れがなかったが、このひと叩きで変わってくるはずだ。

15エイシンフラッシュは、前走(天皇賞・秋6着)先行勢総崩れのなか6着に粘ったのはさすがだ。

先週乗り替わりでマイルCSを制した池添騎手、エイシンフラッシュには初騎乗になるが注目だ。

昨年の覇者3ローズキングダムの前走(天皇賞・秋10着)は、ハイペースにはまってバテたもので距離も得意の2400mに延びる。

反対に12ヴィクトワールピサは、順調さを欠いた上に小回りコースが得意で距離も少し長いか。

瞬発力勝負ではきびしいが、世界チャンピオンなのでしかたあるまい。

天皇賞・秋を制した16トーセンジョウダンはもともと東京コース得意で、騎手ウィリアムズにも期待。

7ペルーサは出遅れさえしなければ、電光石火の追込みが爆発する。

ダービー・神戸新聞杯・菊花賞オルフェーブルの2着に負け続けた3歳牡馬12ウインバリアシオン、オルフェーブルはいないし瞬発力勝負なら負けない。

6トゥザグローリー天皇賞・春(13着)の1番人気で、天皇賞・秋(5着)では10人気まで落ち込んだ。

天皇賞・春では自分も本命にしたので貸しがあり、東京の2400mで改めてねらって貸しを返してもらう。

他の外国馬では14シャレータ、高速決着の凱旋門賞2着でスピードには自信がある。

デインドリームがどんな競馬を見せてくれるか、ワクワク・ドキドキする。

先週万馬券ゲットで気合いが入り過ぎ、こんなに長くなってしまった。

結論

三連複軸1頭流し 13-2・3・6・7・8・12・14・15・16 36点買い

結果追記する。

結果追記

いや~ぁ、2ブエナビスタは強かった。

やはり最強牝馬・・・、いや現役最強馬だ。

先週とは正反対で、直線の攻防は半ばあきらめで冷静に見てられた。

本命の13デイドリームは、スタートで寄られて行き場がなく後方からの競馬となる。

アメリカ11ミッションアプルーヴドが逃げ、大外の16トーセンジョーダンが強引にそれに続く。

2ブエナは、いつもと違いラチ沿いを先行して進む。

3コーナーで12ウインバリアシオン安勝が、スローペースに「これはたまらん」としかける。

それを機にペースは上がり、直線に入る。

しばらくはどの馬も抜け出せないでいた、13デインドリームも大外から追い出しにかかる。

前にいた16トーセンジョーダンが、まず抜け出す。

さらに、狭いところから鋭い脚で抜け出して来たのが2ブエナだった。

2頭の追い比べとなったが、瞬発力勝負では絶対の自信がある2ブエナビスタが昨年の雪辱を果たし優勝。

16トーセンジョーダンは2着で、前走(後方待機)と違って先行したウィリアムズの好騎乗がさえた。

1ジャガーメイルが、内にいた5トレイルブレイザー4着・12ウインバリアシオン5着をゴール前鋭く捕らえ3着に入り波乱となった。

ちなみに、コンシェルジュ津田が1ジャガーメイルの調教をA評価し自らも印を打っていた。

その後に、ようやく13デインドリームがゴール板を駆け抜けたが6着が精一杯。

もう1頭の外国馬14シャレータは、その次の7着だった。

13デインドリームはスタートがすべてで、直線34.0秒の脚でよく追込んだがあのスローペースでは前が止まらない。

サッカー日本代表がアウェーで北朝鮮に負けたのと同様、競馬もアウェーで勝つのは難しい。

13デインドリームにかけた私のドリームは、はかなく消えた。

8ヴィクトワールピサは本来先行する馬が最後方からとなり13着で、本調子ではなかった。

7ペルーサは精神的なもろさが出て、最下位に大敗。

15エイシンフラッシュ・3ローズキングダムも、いいところなく8・9着に沈んだ。

最強世代と言われた4歳カルテットの崩壊を見た。

三連複 1-2-16 80,880円 ハズレ

次週は、JAPAN CUPダートです。