金榮山徳正寺住職のトラ・バスの香り

阿弥陀さまとクルマとSTARDUST REVUEをこよなく愛する住職がつぶやく日常

思いがけず

2016年07月15日 19時28分48秒 | 日々あれこれ
突然ですみません・・・


涼やかなって表現がいいのかどうなんだか、
爽やかな風が吹く楽な一日でした。
正直、やっぱり体が楽ですよね。
夏は大好きですけど
言うに言われんところで負担もかかっているのでしょう。

今日は予定もなかったので
愛車バリのワックスがけをしようと思っていました。
今の状態でもワックスもバリバリかかっているのですが
ボディーを弾く雨粒が少し大きくなった感じがするもんですから・・・

よっしゃ!って立ち上がろうとすると
電話が鳴ります。

息子に接する母のように可愛がってくださるご門徒。
「突然にすみません。
 東京から姉が帰ってきたもんですから
 ご縁に会わせてもらおうと思って電話差し上げたのですがいかがでしょう?
 大好きな牡丹餅も拵えております!」
「大丈夫で~す!
 それではすぐに支度してお参りさせていただきま~す!」

仲良し姉妹がお待ちくださっていました。

「突然にごめんなさいね」
「いえいえ、こちらこそ会えてよかったで~す」

東京から帰られたお姉さんは久しぶりです。
「ま~、しばらく会わないうちに貫禄が出ましたね。
 シブくなられたわ~。
 そろそろデビューしますか?」
なんて、仰って下さるのですから悪い気持ちなんてしません。
「そんなこと言って下さるのはここだけですから」
「そんなことないわよ!みんな言っているのよ!」
「アザ~ス!」

こんな会話ですから住職の貫禄なんて無いに等しいのです。
それでもご門徒って有り難いですね、
「住職」って見て下さるのですから。

シブくなったなんて言われたのははじめてでした。
お世辞としてでもうれしかったな~。

ある意味憧れていたような言葉でした。
男の渋さ=高倉健さんってイメージですから・・・

勿論、お世辞なんでしょうけど
コイツもそんな年齢にならせていただいているだな~、シミジミ。

現状はシブいどころか甘ちゃんですから、コイツ。

一緒にご縁をいただきながら
お育て頂くよな~って思ったことです。

この縁無くば手を合わせることもなく車触って終わっていたのですから・・・

ようこそ、ようこそ
重ね合わせる手の温もりに
仏さまの温もりを感じさせていただいたことです。

ご縁終わるなり、
「さあさあ、これを!」って急ぎ急ぎ出して下さる牡丹餅とコーヒーセット。
ご縁よりこっちを出したかったかのように・・・

頂いているコイツを母親の如くニコニコ見ておられる。
「オバちゃん、安定の美味しさですね!
 でもね、美人3姉妹に見つめられていると喉に詰まりそう!」
「ワハハハハ!」

いい感じ!

阿弥陀さまも微笑んでおられますね、きっと!


心もお腹もいっぱいのひと時でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする