はいほー通信 短歌編

主に「題詠100首」参加を中心に、管理人中村が詠んだ短歌を掲載していきます。

一日一首

2012年10月19日 05時59分41秒 | 日詠短歌

2012/9/17(月)
   風呂の設定温度を、二度上げた。

 明日からたぶん秋だと言うためのコルゲンコーワ、気温予想図


9/18(火)
   にわか雨、日々恒例。

 風ごとに驟雨を置いて過ぎてゆく群雲 チャイがおいしい夜ね


9/19(水)
   夏と秋とが鍔迫り合いをしている。

 翼とは飛ぶためだけのものでなく両端が抱く金の物質


9/20(木)
   ゆりかごのうたを カナリアがうたうよ
   ねんねこ ねんねこ ねんねこよ
    (北原白秋)

 古うろの深いところを降ろされてサルベージまた汚泥とともに


9/21(金)
   結局、ほめられたいだけなんだよな。

 光しか掬えないからブラインドタッチができるようになりたい


9/22(土)
   一匹だけ蝉が鳴いた。嫌だ、と言うように。

 逃げ出していいんだよってみんなみんなこちらを向いて稲の頭は
 (頭=こうべ)


9/23(日)
   雨。ひさびさに長袖を着る。

 彫像であれかし今日は「働く」が人の重みの力であれば



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