ぼやき、ぼやき、ぼやき(^^;)

元助監督で映画キャスティングマンの

映画「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」 録画DVDで鑑賞

2013年08月16日 | 映画の光と影
映画「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」 録画DVDで鑑賞

予備知識もなく、あまり期待もしてなかったんですが、すごい映画でした。9.11のテロで父親を失った少年が、その心の痛みから立ち直ろうとするストーリーです。それは、少年の形をとっていますが、大勢の遺族の方々も心に傷を負っていて、少年の心を追いかけているうちに、この映画の本質は、少年の再生だけではなくて、残された遺族の方々の再生のストーリーだと気づかされます。この映画には、犯人に対する憎悪や憎しみは直接には描かれていません。すごいです。アメリカ人は、やっと立ち直ってきたのかもしれませんね。日本映画で震災を扱った映画がいくつかありますが、この映画のようなものが出て来る時があるだろうなぁと思いました。

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