ぼやき、ぼやき、ぼやき(^^;)

元助監督で映画キャスティングマンの

舞台41「人の気も知らないで」 iaku演劇作品集@こまばアゴラ

2018年05月31日 | そんなご舞台な2018年
舞台41「人の気も知らないで」 iaku演劇作品集@こまばアゴラ

まだ若い3人の女優さん達が1時間しゃべりたおす。疑惑・誤解・解決すべて人間の欲や希望や絶望が、巧妙に張り巡らされていて、まるでミステリー小説を読んでいるよう。見事でした。3人が、まだまだこなれていない感はありましたが、丁寧に演じているのが好印象でした。

舞台40 「NOBODY NOPARTY」 東京アザラシ団#13@シアターサンモール

2018年05月30日 | そんなご舞台な2018年
舞台40 「NOBODY NOPARTY」 東京アザラシ団#13@シアターサンモール

この劇団の公演に、何か勢いを感じる。まるでビリーワイルダーの映画を見ているような、ウェルメイドな心地さを感じる。壮大なストリー展開を、見事に集約させて、最後はきちっと終わらせる。この構成の妙はすばらしいと思う。脚本演出の穴吹一朗さんは、なかなか才能がある人と思う。たくさんの出演者も、見事。特に那海さんの立ち姿の美しさに、うっとりしてしまった(^^;)

舞台35 「いたこといたろう」 渡辺源四郎商店@下北沢スズナリ

2018年05月23日 | そんなご舞台な2018年
舞台35 「いたこといたろう」 渡辺源四郎商店@下北沢スズナリ

これは傑作だと思いました。たった二人が出ずっぱりで、1時間30分もたしている。青森にこんなすぐれた俳優さんがいるなんて、すごいです。三上晴佳さんは、青函連絡船の舞台でもすばらしかった。いい物を見た後は、すがすがしい気分になれます。

舞台34 「愛とか死とか見つめて」 渡辺源四郎商店 @下北沢スズナリ

2018年05月22日 | そんなご舞台な2018年
舞台34 「愛とか死とか見つめて」 渡辺源四郎商店 @下北沢スズナリ

そんなにサムシングニューがあったわけではないが、人生のエスプリが満載で楽しく見ました。ただ、「愛と死を見つめて」という小説・映画をもじってはいるものの、今時、あの「マコとミコ」の歌は誰も知らなかったろう(笑)そんな事に気がついた私が、少しばかり年齢を感じてショックもあった(笑)

舞台33 「青春超特急」 20才の国@サンモールスタジオ

2018年05月21日 | そんなご舞台な2018年
舞台33 「青春超特急」 20才の国@サンモールスタジオ

この日はカラオケナイトで、出演者のカラオケ熱唱(愛のメモリー)から始まり、かっこ悪い青春(本当はかっこよかったよ)がドストレートに展開する。すべてを許してあげたくなる、あいつら、こいつら。三鷹星のホールで見た時より、確かにみんな年をとったんだなぁ、青春卒業なんだなぁ。でも、一生気持ちは青春だよ。どんな再会が待っているか、とても楽しみです。

舞台32 「百年の秘密」#45ナイロン10℃@本多劇場

2018年05月18日 | そんなご舞台な2018年
舞台32 「百年の秘密」#45ナイロン10℃@本多劇場

この舞台を面白がるエネルギーが、もう自分にない事を痛感してしまう。完璧な舞台装置、完璧な俳優陣。時間軸を見事に操作して構成されたストーリー。さすがです。すごいです。私がもう少し若かったら、もっと楽しめただろうなぁ。なんか、いまの自分が歯がゆくてなりません。だからといって、もっと薄っぺらいものを望んでいるわけではありません。もっとチープでもいい、チープな「同時代青春」が見たい。

舞台30 「ホームズ」 サモアリナンズ第27弾@下北沢駅前劇場

2018年05月11日 | そんなご舞台な2018年
舞台30 「ホームズ」 サモアリナンズ第27弾@下北沢駅前劇場

超くだない舞台でしたが、笑いました。かなり笑いました。熱く空回りする佐藤貴史さんが最高でした。彼は、もっと人気が出てもおかしくない。彼を手のひらで転がす平田敦子さんも最高でした。久ヶ沢徹さんがいて成立したのも確かでした。

舞台29 「#3 働けど働けど」 カジャラ@東京芸術劇場プレイハウス

2018年05月10日 | そんなご舞台な2018年
舞台29 「#3 働けど働けど」 カジャラ@東京芸術劇場プレイハウス

男5人のコント舞台でした。イヤーおもしろかった。すごい、たんなるコントというより生アドリブ演芸が、そこかしこにあって、ただではすまされない緊張感がありました。この完成されたコントこそ、「芸」だと思います。「芸」のないお笑い芸人達がのさばっている中で、感動しました。

舞台26 「自己紹介読本」 城山羊の会@シアタートラム

2018年05月07日 | そんなご舞台な2018年
舞台26 「自己紹介読本」 城山羊の会@シアタートラム

むちゃむちゃ面白い。初演も見たけど、今回も悶絶面白さ(笑) 出演者の中で岩谷健二が、ひときわ輝いている。輝いているという言葉より、崇高な感じがする。彼は、今にNHKや民放のドラマでひっぱりだこになるだろう。本当は、もうなっていてもおかしくない。例えば「白い巨塔」の外科部長とか、総院長などぴったりだと思う。