ぼやき、ぼやき、ぼやき(^^;)

元助監督で映画キャスティングマンの

「犬目線/握り締めて」 下北沢スズナリ  つまずきのいし

2007年07月31日 | そんなご舞台な2008
「犬目線/握り締めて」 下北沢スズナリ  つまずきのいし
前半どうなるかと思いましたが、後半は圧倒的な迫力でグイグイ押してきました。その迫力はすごかったです。特に、管理人室での長い会話はすごかったです。これまでこの劇団は、何かピントをつかみ切れていなく、やりたいテーマや方向は決まっているのですが、どうもパッとせず、ベストな方法論をとっていなかったように思います。しかし今回ははまりました。これでいいと思います。他の劇団にはない、テイストがあり存在価値が十分に感じられました。

2007年6月25日(月)から

2007年07月28日 | ぼやき日誌2007
2007年6月25日(月)
キャスティング作業に終始。

2007年6月26日(火)
朝6時に目が覚めたので、そのまま起きて事務所に向かう。8時過ぎにはもう事務所に着く。海外に行っていたロケハンタイ隊が帰ってくる。今日も、マネージャーに会ったりして交渉するが、なかなか・・・・夜は10時までパソコンの整理したりして・・・

2007年6月27日(水)
午前中は事務所に入り、キャスティング作業。午後からCMのオーディションの立ち会い。夕方また事務所に戻り仕事。

2007年6月28日(木)
日活撮影所にて、映画のオーディション。昼から、夕方まで一気に面接する。夜は、マンションの総会に参加する。

2007年6月29日(金)
事務所にて一日キャスティング作業に終始する。

2007年7月9日(月)
午前10時から、故熊井監督のお別れの会打ち合わせで、日活の本社に向かう。午後から事務所で、キャスティング作業に終始する。夜はサッカーアジアカップを録画した分を見る。その見始めに、携帯メールを確認したら、その結果をメールに書き込んだものがあって、知りたくもない結果を、ビデオで見る前に知る事になる。最低!見始めても緊張感なし。結果知ってるし・・・・・

2007年7月10日(火)
事務所でキャスティング作業。夜は、池袋でD3のワークショップをのぞきに行く。終了22時30分。ふうううう・・・

2007年7月11日(水)
雨。熊井啓監督のお別れの会が青山争議葬儀場である。その世話人のため、朝からバタバタと動き回る。加藤剛さん、木村威夫さんのスピーチに涙が出る。夕方終了し、事務所へ向かう。資料を持って、CMのオーディション会場へ。ああキツイ・・・・・一日・・・・・誰か癒しをと・・・・・

2007年7月12日(木)
朝9時には事務所にデル出る。夜の20時過ぎまで、12時間キャスティング作業。ふう、疲れはピーク。癒し癒し求む・・・

2007年7月13日(金)
今日も朝9時には事務所にデル出る。午後、英語の電話が入り、なんとか対応出来た。英語は必要なんだよなぁ・・・夕方CMのオーディションの立ち会いで東銀座へ。20時終了。昨日も、今日も12時間ぶっ通しで働いた・・・

2007年7月14日(土)
台風襲来。雨の中、映画を見に行く。

2007年7月15日(日)
もろ、台風襲来。雨の中、映画の衣装合わせのため、大映撮影所へ向かう。終了時には、小雨となっていた。手伝ってくれたAクンと明大前で夕食を食べて帰宅。


「街のあかり」

2007年07月27日 | 映画の光と影
「街のあかり」 アキ・カウリスマキ

正直に言うと、期待した以上のできあがりでは出来上がりではありませんでした。でも、キライかといえばそんな事はありません。好きなタイプの映画です。アキ・カウリスマキ映画が大好きなので、この映画を見るまでは、ガッカリしないかと心配して、なかなか見る勇気がありませんでした。もう少し「救い」がハッキリあったほうがよかったかもしれませんね。最後に「街のあかり」は全部ちゃんとは点灯しなかった。まだ暗かったように感じました。

アジアカップ

2007年07月23日 | にわかサッカーファン
アジアカップ 日本VSオーストラリア
結局は、PKで川口の大活躍で日本の勝利でした。まるで、4年前のPK戦を思い出します。PKを日本が2人外したあと、宮本の抗議でゴールの場所を変え、川口のスーパーセーブで逆転勝ちでした。あれから、日本代表の戦い方もすっかり変わってしまって、今回の日本はまるで別次元のチームになっています。世界を見てもこんなにオートマティックに、見事にボール回しをするチームはないような気がします。日本チームは世界でも別次元にいるように思います。これが、オシムが目指す日本流のチームの姿なんだろうか。いやそうではなくて、オシムの理想としている東ヨーロッパの、華麗なパス回しのチームのように思います。日本は、まんまとオシムの手の中で、東ヨーロッパのチームにされてしまったように思います。これは非難しているわけではなく、おもしろいなぁと思っているのです。全くおもしろいなぁってね(^_^;)

監督・ばんざい!撮影日誌5

2007年07月20日 | 撮影日誌
2006年9月9日(土)
午前10時から恵比寿で、内田有紀さんの衣裳合わせ。午後3時からテレ朝で、監督の衣裳合わせ。夕方6時から日活撮影所で、他の俳優さんの衣裳合わせ。夜7時30分から、松坂慶子さんのマネージャさんと、打ち合わせ。あちこちと移動した一日でした。

2006年9月10日(日)
午前6時新宿出発で、茨城の那珂湊鉄道でロケ。結局、監督は電車に乗らないで撮影をする。午後1時には終了して、帰京。夜は高瀬さんのお通夜に出る。顔見知りが大勢いた。こんな時に会うんだよなぁ・・・みんなと、懐かしいみんなと・・・・

2006年9月11日(月)
本栖湖へロケに出発。2時間近くかかる。午前中はなんとか曇りだったが、昼前から小雨が降り出す。少しずつ撮影を進めていたが、井手らっきょさんの出番の所で、雨が強くなり、中断。一気に撮影したかったが、雨待ちをかねて昼食タイムになる。しかし、そうすると雨は止んだりして、チグハグな展開へ。助監督泣かせの天候。食後、小雨の中撮影続行。なんとか取りきって終了する。その途端、雨は上がり、なんだ慌てさせやがってとなる。まぁ、天気にはかなわない(^_^;)

2006年9月12日(火)
伊豆マリーナへ出発する。準備パートは渋谷を朝の5時30分出発する。約2時間の移動距離。今日も小雨模様。恋愛映画パートで、内田有紀さん初登場。台本が一気に変わって、改訂稿での撮影となる。午前中は、室内で恋人とコーヒーを飲んでいるシーンで雨はなんとかしのいだが、午後からのシーンは完全に表で、雨は避けられない。結局、「天気が悪いから、またこようね」とセリフを足して、なんとか終了。このへんが、北野映画の真骨頂かもしれない。

2006年9月13日(水)
午前中は、東京駅での撮影。改札口を飛び出して、タクシーに乗り込む、岸本、鈴木杏親子のシーン。天気は雨。監督が到着して、まず、恋愛映画のシーンの変更か伝えられる。そして今日の、タクシーへ乗り込むシーンはカットとなる。これも天気の影響だけど、それはそれでOKだと思う。午後から東北新幹線の車内を、東京から宇都宮間で撮影し終了となる。

2006年9月14日(木)
午前中は雨、しかし、撮影は幕張で午後から。午後から雨は止み、ついている。撮影も終盤戦を迎え、足りないシーンをこなしているといった感じ。今日は逃げる岸本さん達を、井手博士が車で追いかけるシーン。3カットで終了。

2006年9月15日(金)
午前中に、茨城県の田園風景の中で、ローカル線の車内の撮影をする。ローカル線といっても、トラックにセットを組んで走らせるというバカバカしい撮影。昨日の雨も止んでほっとする。そして、今日は岸本加世子さんと鈴木杏ちゃんの最終日。長かったようで、短かった北野組の撮影だった。無事に終了して、みんなで記念撮影をして、終了。もうクランクアップの日も近い。

2006年9月16日(土)
午後12時出発で、千葉県佐倉市にある病院内での撮影。ファーストシーンとラストシーンの撮影。監督が14時に現場に到着。なんと真っ白いロールスロイスの新車で到着。みんな珍しそうに車の周囲に集まってくる。監督も自慢らしい(^_^;)病院内で、いろいろ撮影し、午後7時近くに終了する。都心に戻ったのは21時を過ぎていた。

2006年9月17日(日)
午前中に表参道で撮影。人通りが多くなる前に撮影をすますため、なんだかみんなてきぱきと準備を進める。今日は恋愛映画のシーンの撮影で、内田有紀さんがプディックで働いているシーンの撮影。9時シュート開始で、10時30分には終了して解散。今日はこれだけの撮影。午後から土砂降りの雨になったので、本当に天気にはついている。台風が接近している。

2006年9月18日(月)
撮休・諸準備

2006年9月19日(火)
午前6時にメーク準備開始で、恋愛映画の最終日。上野の国立博物館での撮影。国立博物館は、以前撮影が出来なかったが、いつの頃からか撮影の許可がおりている。文化庁の考え方が変わってきたのだろう。でも担当者が変われば、また昔のように撮影禁止となるかもしれないなぁ。映画は産業であり、文化でもあるのだけどなぁ・・・午前中で撮影は終了。内田有紀さん終了となる。今日から、カメラマンの柳島さんが、ハリウッドに行ってしまったので、撮影チーフがカメラを回す。

2006年9月20日(水)
日活撮影所にて、合成のためのブルーバック撮影。監督は井戸の中などの撮影をすませると、帰ってしまう。後は、血糊の吹き出しなどの撮影をして、午後7時終了。実は、本編これですべて終了、クランクアップとなる。監督もいない寂しいアップで、森社長も笑いながら、無事にアップしたことをスッタフに感謝の言葉を話される。しかし、おまけの撮影が明日から2日間残っている。

2006年9月21日(木)
カンヌ映画祭で上映される3分の短編の撮影が始まる。これは世界の映画監督が、同じモチーフで、それぞれ3分の短編を撮影するというもの。映画館がモチーフとなる。今日は、映画館に来る男(モロ師岡)の撮影。長野県の野辺山に来る。約2時間30分の移動となる。映画館に見立てたグリーンバックの所へ、自転車に乗ったモロさんが来る撮影。来ると帰るを何パターンか撮影して終了。

2006年9月23日(金)
今日はすべての最終日。山梨県の上野原にある古い映画館の、表と中で撮影する。この映画館はすでに閉館していて倉庫になっているのを、すべて片づけて映画館に戻しての撮影となる。上映されているのが「キッズ・リターン」。モロさんは、チケットを買うとき「農業1枚」と言って入っていく。みんな大笑い。昼食をはさんで撮影は進み、午後3時過ぎ終了。すべての撮影がアップした。モロさん、監督のスタンドインをした所クンに、監督から花束を渡され、監督には森社長から花束を渡されて、拍手で終了する。7月初旬からの撮影は、やっと終了した(^_^;)



監督・ばんざい!撮影日誌4

2007年07月19日 | 撮影日誌
2006年8月27日(日)
今日は日活撮影所のセットで、合成部分の撮影する。江守さん、岸本さんらが続々セットインするが、監督が体調不良で午前中はNGとなる。まぁ、合成部分なので、なんとか監督不在で撮影する。岸本加世子さんは、大笑い。なんとか午後監督はインして無事、合成部分を撮影終了する。内田有紀さんの部分のストーリーが、大幅に変更となり、その打ち合わせを会議室で行う。

2006年8月28日(月)
午前8時出発する。今日は「菊次郎の夏」以来の、井手らっきょさん登場となる。おかしな博士の役で、スタッフを大笑いさせる。内田有紀さん部分の、恋愛映画編の連絡を取り合う。

2006年8月29日(火)
新宿を午前6時30分出発で、天竜川のライン下りのシーンを撮影に行く。片道3時間30分の行程。午前6時30分に出発して、10時着。そこからスタンバイして監督の到着を待つ。お客さんの便の合間を縫って撮影。船に乗るのは、岸本さんと鈴木杏ちゃん。監督は人形となる。11時過ぎから撮影を始めて、午後2時過ぎまで昼食食べずに撮影を続行。3時間車に揺られ、今度は船に揺られる岸本さんと、杏ちゃん。岸に上がった時は、「まだフラフラするね」と話していた。俯瞰のロングショットを撮影する予定だったが、監督のなしでOKの一言で、本日の撮影は終了。お弁当を食べて帰京する。午後3時過ぎに出て、新宿へ着いたのは、午後6時30分を過ぎていた。

2006年8月30日(水)
新宿午前8時出発で、朝霧高原ロケ。名前の通り、霧が多くすぐ側にある富士山が、雲や霧でなかなか見えない。主人公の実家の設定で、父親と母親が出てくるが、母親のメークを突然白ぬりにしたりして、スタッフを慌てさせる。次々に新しいアイディアを持ち出して、撮影が進む。ナイターロケも無事に終了し、ホテルに着いたのが22時30分。

2006年8月31日(木)
朝霧高原ロケ。天気もよく絶好の撮影びより。空には、ハングライダーが飛び交っている。井手らっきょさんのシーンもあり、「8年ぶりだよ、うちゅーじんだよ」とスタッフを笑わせる。ナイトロケは猛烈に寒くなり、なんと白い息が出るほどに冷え込む。すべて順調に終了し、朝霧高原ロケ終了する。

2006年9月1日(金)
朝霧高原から帰京する。メンスタッフはロケハンのため、そのまま長野県へ向かう。

2006年9月2日(土)
藤沢市役所表を、警察署の表という設定で撮影する。渋谷から、1時間半たっぷりかかって移動する。市役所が見事に警察署に変身している。監督の到着も遅れたが、なんとか無事に撮影は始まり、夕方には終了。日差しが暑くて、岸本さん達は、カットがかかると日陰にすぐ移動するほど。夏の終わりの晴天でした。


「監督・ばんざい!」撮影日誌3

2007年07月18日 | 撮影日誌
2006年3月13日(日)
午前8時30分出発。恵比寿で、喫茶店の撮影。台本にないウエイトレスを用意していたら、なんと彼女のアップから始まったりして、ハプニングの連続。最後は、ウエイトレスがテーブルの上で、腕立て伏せしているという状況になる。まぁ、すごい(^_^)

2006年8月14日(月)
鎌倉ロケで、お盆で、道路は大混雑と思って、スタッフみんながとても心配していたが、意外と順調に現場に着いた。今日もハプニングが起きる。ビートたけし扮する吉祥寺が、一度ずっこけてフレームアウトするが、再びインする時は人形となる。この発想には、スタッフも唖然大笑い。もうすごいの一言。今回は、このようなイメージの飛躍が、ピッタリはまっていて、トータルの作品ですごい事になりそうな予感がする。

2006年8月15日(火)
今日も鎌倉ロケ。そして人形が大活躍。8時に準備開始して、午後3時には終了する。とても順調に撮影は進む。午前中、雨にやられたが、少し待って雨はやむ。ラッキーだった。

2006年8月16日(水)
今日も鎌倉ロケ。午前中は小雨が続くが室内の撮影なので大丈夫。まず、江守徹さんが、亀にエサをやるシーンから始まる。すぐに終了し、結納のシーンの撮影が始まる。ここも江守さんの独壇場。もうテストの時から、スタッフ大爆笑!

2006年8月17日(木)
今日も、江守徹さんのワンマンショーだった。こんなに大笑いした事は久しぶり。80人の新しい制服を作り、政治団体の入学式のシーンの撮影。あの江守さんが、パンストとブリーフで大暴れ。終了後、見送りした時、「こんなキャラ、初めてだったよ」とニヤリとして満足そうにお帰りになった。我々も、大満足の一日だった。

2006年8月18日(金)
今日のゲストは、六平直政さん。監督は昨日の江守さんのように、大暴れのシーンにしようと、あれこれと設定を変え撮影を進める。単に練習生だった、つまみ枝豆さんを、太鼓をたたくおかしな練習生にして、いろんなネタを作って撮影する。六平さんも、その流れに巻き込まれて、監督と二人コントをやるはめになる。

2006年8月19日(土)
午前7時15分新宿出発で、秋葉原にある地下駐車場で撮影。本番のたびに空調を切るので、もう蒸し風呂状態。スタッフも俳優陣も、この暑さで体力を消耗していく。しかし、監督だけはテンション高く、あれこれ台本にない部分のアイディアを出していく。それも「お笑い」方向で。監督自身も「江守さんから、この映画は変わったな」と言うように、この先のストーリーは「江守」さんを、強く意識した展開になっていくような気がする。

監督・ばんざい!撮影日誌2

2007年07月17日 | 撮影日誌
「オーパス19/31」第2節

2006年7月30日(日)
衣裳・メーク先発、午前7時渋谷出発。今日は、ベンツの紳士役の宝田明さんが、ホームレスの当たり屋にあい、金をめぐんでやるというシーン。先週の天気予報は雨だったが、どんどん回復して今日は晴れで暑い。宝田さんは、自分でいろいろ芝居を組み立てて、ホームレス役の田村元治さんと打ち合わせしている。映画で映っている芝居は、宝田さんのアイディア満載となっている。ホームレス役の田村さんは、「その男、凶暴につき」のファーストシーンのホームレス役を演じてもらっている。そして岸本加世子さん、鈴木杏さん、江守徹さん初登場の日でした。

2006年7月31日(月)
午前7時新宿出発。ぐんま天文台ロケ。移動2時間30分かかる。今日は、北野組レギュラー大杉漣さんの出演。大杉さんも今回は、今日1日だけの出演。大杉さんと、ゆっくり現場をすごせて楽しい1日でした。まち時間はサッカー談義で盛り上がりました(^_^;)

2006年8月1日(火)
新宿12時30分出発で、長野県上田市に向かう。3時間の移動。少し疲れる。上田城でのナイトロケーション。ビートたけし扮する忍者が、城内で網にかかりつかまるシーンと、井戸に投げ込まれるシーンの撮影。夜中の12時過ぎに終了。ふううう。上田駅側のホテルに宿泊。

2006年8月2日(水)
午前8時30分準備開始で、井戸から脱出する忍者の撮影。急に日差しがきつくなり暑い。侍役の谷本さん新納さんは大変だ。床山さんも、暑さの汗などでかつらがはがれてしまうので、何度も直しが入り時間もかかる。しかたがない。差し入れのおいしいカレーを昼食にいただいて、午後3時過ぎに終了。これから、また3時間の移動して東京に帰る。

2006年8月3日(木)
午前11時衣裳・メーク出発で、「母娘のマンション」の撮影。サラ金の男2人が、取り立てに来るシーン。岸本さんはなんだか前作のキャラを思い出すような感じでした。今日は、楽に夕方には終了。しかし、だんだん暑くなってきた。
2006年8月4日(金)
午前6時15分新宿出発。朝から、猛烈な暑さとなる。埼玉県幸手市へ向かう。今日は営業してないラーメン屋を撮影用に借りている。新日本プロレスの蝶野さん以下7人が、ラーメン屋で大暴れするシーン。暑いので汗だくの撮影となる。撮影途中で、覆面レスラーの人が、表に止まっていた車に激突するカットがあり、本当にマジにぶつかって、額が赤く腫れてしまった。すぐ氷で冷やしてもらう。そんな無茶苦茶な撮影を延々続けていく。監督のカットも細かく、粘る粘る。監督の撮影スタイルも変わってきた事を実感した一日でした。

2006年8月5日(土)
今日はファーストシーンのヤクザ事務所の撮影で、13時過ぎに終了。脚本打ち合わせの頃からずっとこの下りから話をしていたので、監督もイメージがかたまっていたのか、順調に撮影が進む。夕方、監督の自宅でメインスタッフとの食事会がある。


監督・ばんざい!撮影日誌1

2007年07月16日 | 撮影日誌
注:このレポートを書いていた時はタイトルが以下のようなタイトルでした。

「オーパス19/31」第1節

2006年7月16日(日)
午前8時渋谷出発。曇り。晴海大橋で、ファーストシーンの歩きの撮影をする。監督自身が、人形を抱えながら歩いたり、一緒に腰掛けたりといったシーン。人形が出来上がった頃は、あまり気がつかなかったが、これは人間の表と裏を表していて、撮影していてとても意味深く感じた。食後は、小料理屋のシーンを撮影する。入江若葉さん、ワンシーンのみの登場でした。

2006年7月17日(月・祝日)
午前8時45分渋谷出発。朝から雨。しかし今日の撮影はすべて室内なので、何とか撮りきれる。午前中は、監督と寺島進さんの廊下の歩き。ここにメインタイトルが乗る予定。築地市場の建物の中で撮影。荒川区へ移動して、小津映画風の映画のシーンを撮影する。松坂慶子さん、木村佳乃さんという豪華な顔ぶれ。お二人とも、北野映画初体験なので、とても楽しそうだった。無事に終わってホッとする。

2006年7月18日(火)
雨。都内ロケ。監督が人形を持って歩くシーンの撮影。結局は、人形を海に投げ落とすシーンのみ撮影する。

2006年7月19日(水)
朝7時出発で北茨城へ出発する。2時間30分かかる。雨・・・・・俳優部は支度をしながら待機する。午前中は何も撮影できないまま。午後になって、雨が奇跡的にやみ、撮影が始まる。常磐炭田の古い社宅を使っての撮影。ナイターも含めスケジュールはすべて終了。よかった。夜ホテルの小さなラウンジで、藤田弓子さんと少し飲む。ここで驚くべき事を思い出した。このホテルは、「HANABI」のラストシーンの海岸を撮影に来た時、泊まったホテルで、その時、監督からラストシーンのセリフを、こんなふううにしようと、重大な発言があった。いやー懐かしい。とても懐かしい。あれからずいぶん時が経ったなぁ・・・宿泊。

2006年7月20日(木)
30年代風映画の最後の日。朝から雨。今日も午前中は待機。午後から撮影は再開する。子供達も最後まで頑張る。夜は、長屋で監督と妻役の藤田さんのケンカのシーンで終了。監督と藤田さんそして岸本加世子さんは、昔刑事ドラマで共演されていて、みなさん懐かしそうにその当時の事をはなしている。夜は監督と藤田さんの食事会に誘われて、監督から貴重なお話しをいろいろうかがう。大笑いしながら。宿泊

2006年7月21日(金)
恐怖映画の撮影のために、電車移動で撮影現場の最寄りの駅(高萩駅)に、渡辺哲さん他の出演者を駅に迎えに行く。残念ながら雨がしとしと降り続くあいにくの天気だが、室内シーンから撮影が始まる。撮影は午後からで、後はほとんどナイターの撮影。夜中の12時前には撮影終了するかと思っていたら、なんと夜中の3時過ぎまで撮影が続く。明日は実は朝の4時30分出発なのだ。結局ホテルに戻ったのが、午前4時。出発したのが午前4時45分。全く寝る間もなくシャワーだけ浴びて、ロケバスに乗る。宿泊?

2006年7月22日(土)
バスの中で爆睡1時間。今日は忍者映画の撮影で、新宿から午前6時出発で忍者60人がロケバス3台に分乗して現場に来る。忍者衣裳60人分をセットし、到着を待つ。7時30分には到着するはずが、なかなか到着しない。その間、また爆睡する。午前8時過ぎにやっと到着。バタバタと忍者になってもらって、またロケ現場に移動する。スタッフも全然寝ていなくて、みな疲労困憊気味。ただ監督だけはテンション高い。それは、監督も寝てないせいか(^_^;)・・・無事5時30分には終了。また急いで着替えてもらって、新宿へ戻る。北野組では、久しぶりにしんどい撮影だった。今日で第一節の撮影は終了する。

2006年7月23日(日)
午後から、撮影用の「ちんぽこ踊り」の音楽録りのため、麻布十番のアオイ・スタジオへ行く。なかなか休めないなぁ・・・・
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「マクベス シアワセのレシピ」

2007年07月14日 | そんなご舞台な2008
「マクベス シアワセのレシピ」 THEATRE MOMENTS Vol.8

見終わってなかなか感想を書けないまま、一ヶ月たってたってしまいました。見終わった時の印象は、前回よりもすごくおもしろかった事です。それは、前回は、登場人物全員が「善人」だった事に比べて、今回はずいぶん工夫がなされていて、「善人ではない人」(悪人とは限らず)の深層心理まで追いかけようとする試みがされていた事です。あと、小道具の使い方がすばらしいアイディアに満ちていました。これはもっと大きな劇場であれば、すごい効果を出すでしょう。しいて問題点を述べれば、俳優陣達それぞれが、ストーリーを展開する将棋の駒になっているように思うのです。そこまで余裕がないように見えるのです。人気の「新感線」「大人計画」は、魅力的な俳優のキャラクターをうまく利用して、ストーリーを展開しているように思います。これが次のテーマでしょうか(^_^;)

カップラーメン「けやき」 札幌すすきの味噌ラーメン 

2007年07月13日 | こらむ
カップラーメン「けやき」 札幌すすきの味噌ラーメン サンクスK

札幌の有名店なんだろうけど、ちょっとイマイチでしたね。スープの素の封を切ってそそぐと、なんだかアルコールの匂いが強烈にきて、最後まで気になってしかたがなかった。10点満点で6ぐらいかな(^_^;)

「ファイナルファンタジックスーパーノーフラット」

2007年07月10日 | そんなご舞台な2008
「ファイナルファンタジックスーパーノーフラット」劇団本谷有希子第12回公演

最近とても話題になっている劇団です。そのとおりの勢いでした。ただ単に絵空事ではない現実を、うまく取り入れながらしっかりと人間の姿を見事に切り取っていました。そこには、絶対必要なユーモアもちゃんとあり余裕さえ見えました。自分たちのやりたい事を観客無視の舞台が多い中、そのバランス感覚は見事でした。複数の女性が同じスタイルで登場する不条理さの発送発想は、とてもおもしろいです。それに「現実へ逃げろ」という逆発想のオリジナル性。見事でした。高橋一生くんもギリギリの精神状態を痛くならない程度で、公演好演でした。あれ以上やるとやりすぎに感じたでしょう。そのバランスがよかったです。ノゾエ征爾くん、これまで見たノゾエくんの中で一番よかった。頭の悪い役はもういいかもね(^^;)

2007年6月18日(月)から

2007年07月04日 | ぼやき日誌2007
2007年6月18日(月)
横浜のスタジオまで、CFの立ち会いと出演をかねて行く。例のCFです。また出演を依頼されました。木村佳乃さんとの共演です。夜の9時前に終了しました。

2007年6月19日(火)
午前中銀行に行って年金を払う。けっこうな金額です・・・・一日キャスティング業務。返事をイライラと待つ時間は、長い・・・・ランチを映画村のFさんと一緒に食べる。「監督・ばんさい!」のチケットを20枚も売ってくれた。感謝感謝。その後、渋谷で爆発事故があり、その爆風は600メートルぐらい離れた、うちの事務所でも強く感じた。すごかった。

2007年6月20日(水)
午前中俳優さんの面会を受ける。午後中田組のロケハン前に監督とキャスティング打ち合わせをする。

2007年6月21日(木)
中田組のキャスティングがなかなか決まらない。こういう時がけっこうストレスがたまる。ベストを探しながら模索中。午後から「熊井監督の別れの会」の打ち合わせに参加する。

2007年6月22日(金)
今日もキャスティング作業に終始。

2007年6月23日(土)
夕方からCMのアフレコに立ち会う。

2007年6月24日(日)
滝田組「おくりびと」の打ち上げが新宿のホテルで行われる。急遽呼び出され参加した作品だが、きっといい作品になると予感する。こんな感じは久しぶり。来年の夏が勝負だ。