ぼやき、ぼやき、ぼやき(^^;)

元助監督で映画キャスティングマンの

舞台45 「危険なララバイ」 劇団マカリスター@シアター711

2019年06月28日 | そんなご舞台な2019
舞台45 「危険なララバイ」 劇団マカリスター@シアター711

おばかな話を、いい大人が真面目にやっている。なんか妙にすがすがしい(笑) 本来なら、なにやってんだよーと言いたいところだけど、役者達がうまいから、妙に納得してしまう。この劇団の次、見たくなったよ。

舞台44 「2.8次元」 ラッパ屋第45回公演@紀伊國屋ホール

2019年06月21日 | そんなご舞台な2019
舞台44 「2.8次元」 ラッパ屋第45回公演@紀伊國屋ホール

台本が完成したのが、公演1週間前だったらしい。それは、ドキドキでしたね。歌って踊ってですからねぇ(笑)だから、さえない貧乏劇団が、だんだんと2.5次元の舞台公演にはまっていく様子が、もう少し丁寧に組み立てられていてほしかった。おじさん、おばさん俳優が、突飛なアニメ衣装を着てほしかった。でも、台本が1週間前じゃ無理でしたね。
これはおもしろかったんで、ぜひ再演してほしいです。もったいなかったです。その時は、きっちり衣装を決めてくださいね(笑)

舞台41「唇に聞いてみる」 南河内万歳一座@下北沢ザ・スズナリ

2019年06月19日 | そんなご舞台な2019
舞台41「唇に聞いてみる」 南河内万歳一座@下北沢ザ・スズナリ

久しぶりに見た南河内万歳一座。大坂のコテコテお笑いテイスト満載と言ったイメージがあったが、あれ、今回はなんと東京のアングラ満載でした。まるで寺山修司か、唐十郎、月食歌劇団を思わせる展開で、驚きました。玉入れ楽しかったです。たくさん返しました(笑)超絶の空き缶の海。本当にアングラワールドでした。ブラックホールに吸い込まれるようでした(^^)

舞台42「ビューティフル・ワールド」 モダンスイマーズ20周年記念公演@東京芸術E館

2019年06月17日 | そんなご舞台な2019
舞台42「ビューティフル・ワールド」 モダンスイマーズ20周年記念公演@東京芸術E館

前半後半ほぼ1時間ずつの、休憩をはさんだ2部構成でした。結果的には、モダンスイマーズが「ビューティフル・ワールド」にたどり着くわけはなく、まるで、ブラックホールに吸い込まれるようでした。前半の1部が、かなり慎重な滑り出しで、主人公の津村君が、センターで引きこもって続くのが、かなり無理があったかもしれません。でも、変わった2部では、津村君が起き上がってから、怒濤の展開で、「ビューティフル・ワールド」というより、「アクション・ワールド」という感じで進みます。その展開には、もう爆風に巻き込まれるという感じで、最高に笑い、おもしろかった。そのために1部があったんだと思います。その前ふりを感じるかどうかで、見方が変わるでしょうね。2度見る方法もありますね(笑)

舞台40 「バクステ」 @赤坂レッドシアター

2019年06月14日 | そんなご舞台な2019
舞台40 「バクステ」 @赤坂レッドシアター

今回も、とてもよい入門演劇だと思いました。いろんなパートの人達の力の結晶という後味が、とても気持ちよく、さわやかな感動でした。お客さんの反応もとてもよかったように感じました。これは、ずっと続けていくべき作品だと思いました。気になるのは、この舞台の演出家はいないのですね(笑) 舞台監督さんが演出家と思われたお客さんも多いのではないでしょうか(笑)

録画DVDで鑑賞 「コニャックの男」 1971年 フランス映画

2019年06月12日 | 映画の光と影
録画DVDで鑑賞 「コニャックの男」 1971年 ふランス映画

ジャン・ポール・ベルモンドー主演。これも私が大学生の頃評判になった映画でした。まぁ、ノー天気な映画で、とても最後まで見る事は出来ず、途中で挫折しました。ただ、ノー天気なのは、その頃のベルモンドーの得意技でした。真面目な私は、なかなかそれを楽しむ余裕のない、つまらない若者だったと思います(笑) だってその後、私は熊井啓監督の弟子になる訳ですから(笑) でも、今になって振り返ると、私の本質はノー天気であって、それを認める事が出来ない、堅いバカな青年だったなぁという思いです(笑)

舞台39「らぶゆ」 KAKUTA@本多劇場

2019年06月11日 | そんなご舞台な2019
舞台39「らぶゆ」 KAKUTA@本多劇場

みのすけさん、私がこれまで見たみのすけさんで最高だった。松金よね子さん、最高にかっこいいパチンコ好きのおばちゃんでした。班長もよかったよ。福島をからませたので、すこし図式的になったと感じたのは、私のへそまがりのせいかな(笑)

舞台38 「ざくろのような」 JACROW#26 @座・高円寺

2019年06月10日 | そんなご舞台な2019
舞台38 「ざくろのような」 JACROW#26 @座・高円寺

2015年にサンモールスタジオで見ていました。その時どう思ったか、読み返してみると、今回とほぼ同じ感情になりました。私の大好きな時事ネタです。前回より感動しました。技術流出している問題は、日本VS中国だけではなく、アメリカVS中国と拡大しています。後進国だった日本も、海外と交流する事により、技術を獲得し応用する事で国力・経済力は進歩しました。しかし、その中国の進歩が、看過出来ないほどの物量とスピードで、あっという間に、アメリカ・日本を追い越そうとしている。そういった意味では、4年たっているが、まだまだ解決出来ていないタイムリーな時事ネタには違いない。前回よりも、技術流出させた社員の苦しみがよくわかった。しかし、今の中国に技術を持ち帰った若者達は、そんな苦しみを持って帰国したのだろうか?そんなとこまで踏み込んでいける舞台だったと思います。それぐらい、私はシビレました。

舞台37 「ぼくのタネ 2019」 TAIYO MAGIC PRESENT‘S 第13回公演 @赤坂レッドシアター

2019年06月07日 | そんなご舞台な2019
舞台37 「ぼくのタネ 2019」 TAIYO MAGIC PRESENT‘S 第13回公演 @赤坂レッドシアター

初めて見た劇団でした。お祝い花が劇場の通路を埋め尽くしていました(^^) この劇場で私が見た最高量の花輪の数。思わず、これが全部アレだったらと思ってしまいました(笑) 登場人物が多い(^^) 23人ぐらい。その一人一人に気を配った展開に、作者のやさしさが見えました。でも、感情移入するべき対象に迷ってしまって、戸惑ったのも事実です。

舞台36 「A.A」 Weeds Labo #1 @下北沢OFF・OFFシアター

2019年06月06日 | そんなご舞台な2019
舞台36 「A.A」 Weeds Labo #1 @下北沢OFF・OFFシアター

ウェットになりそうな話を、ユーモアとウィットでドライな感じにもっていく展開は脚本アン山田さんの真骨頂ですね。劇団「ブラジル」に、強盗の集団がそれぞれの思いで、誰が裏切ったのか、疑心暗鬼になっていく、そんなストーリーがありましたね(^^)

ただ、タイトルが「AA」なんて、芸がない。もったいない。私が一番こだわる部分なんですが、ここをさりげなくするのが好きなんでしょうね(笑)

私が勝手に宣言している、「日本一手ぬぐいが似合う男優・林和義」さん、愛くるしいなあ(笑) 居酒屋の親父、漁師、昔やってた田舎の消防団員とか庭師とかイメージしちゃうんだよなぁ(笑) ベテラン刑事もいいなぁ(笑)

録画DVDで鑑賞 「愛すれど哀しく」 1971年 イタリア映画

2019年06月04日 | 映画の光と影
録画DVDで鑑賞 「愛すれど哀しく」 1971年 イタリア映画

この映画も、私が大学生の頃の映画です。当時は、外国映画のタイトルにロマンチックなものが多かった。この映画の原題は「ブブ」という恋人の名前。これではぱっとしない。それで考えられたのが、この「愛すれど哀しく」というタイトル。青春まっただ中の私は、気になってしかたがない映画でした。当時、見たかどうか忘れました。見たとしても、あまり理解出来なかったでしょう。20世紀の初頭のイタリア・ミラノの社会情勢など、その頃の私にはさっぱりだと思います(笑) オッタビア・ピッコロという女優さんは、とてもお気に入りでした(笑)

舞台35 「芸術家入門の件」 ブルドッキングヘッドロック@吉祥寺シアター

2019年06月03日 | そんなご舞台な2019
舞台35 「芸術家入門の件」 ブルドッキングヘッドロック@吉祥寺シアター

総勢24人の登場人物。主役の有馬自由さんがよかった。難しい役でしたが、彼の存在感なくしては成立しなかったでしょう。彼はこれからマスコミから獲得合戦になる予感がします。いろいろストーリーは展開するが、実は何もない(笑)たくさん振り回してくれるが、何もない(笑)それに気がついたとき、我に返る自分がいて、思わず作者の術中にはまった自分に気がつきました。あと天井の高い空間を、これほど見事に使いこなした事は記憶に残したいと思いました。