ぼやき、ぼやき、ぼやき(^^;)

元助監督で映画キャスティングマンの

角替さん、またね(^^)

2019年01月31日 | こらむ
角替さん、またね(^^)

キャスティングの立場として、申し訳ないが、困ったら角替さんをいつも提案していた(^^;) なんとかしてくれるし、ギャラだって相談に乗ってくれるし、面倒な事絶対言わないし、スタッフの受けも最高だし、こんな都合のいい女優は、彼女しかいなかった。有り難い存在でした。でも、残念です。お別れの時が来てしまった・・・キャスティングに困ったら、これから誰を提案すればいいのよ、私の最高の隠し球、もういなくなってしまった。赤い喫茶店の前を通りかかると、「ヨシカワさーん」って呼ばれた。御夫妻がいた。あの赤い喫茶店に行くのが今は辛いと、柄本さんは言っていた・・・・いかん、涙涙涙

帝銀事件

2019年01月30日 | こらむ
1月26日は、「帝銀事件」が発生した日です。若い頃はいつも気にしていましたが、今日がその26日という事をすっかり忘れたまま、明治大学・生田校舎で行われた、「帝銀事件と登戸研究所」という講演会に行ってきました。熊井啓監督の映画「帝銀事件・死刑囚」の16ミリフィルムを借りに、阿佐ヶ谷にあった、平沢貞道氏を救う会の森川家に行ったのが最初でした。温かい森川家のみなさんはステキでした。病気でむくんだ顔をしていた森川さん。小柄で細身で美人の奥さん。お母さん以上の美人で女優だった娘さん、まだ中学生だった武彦くん。ステキな御家族でした。よく夕飯をごちそうになりました。本当にありがとうございました。田舎から出てきて、東京で一人暮らしていた私にとって、唯一の親戚みたいでした。それから、もう、40年以上たってしまいました。武彦くんが亡くなった事も、数年後知ったというしまつ・・・・懐かしい青春の思い出と、いくつかの後悔が・・・・

舞台3 「俺ずっと光ってるボーイ、健之助」 桃尻犬@下北沢オフオフシアター

2019年01月29日 | そんなご舞台な2019
舞台3 「俺ずっと光ってるボーイ、健之助」 桃尻犬@下北沢オフオフシアター

新年早々に見た、傑作でした。フライヤーが気に入って見ることにしました。大当たりでした。だいたい、フライヤーに惹かれて見に行くときは外す事が多かったのですが、今回はドンピシャ。ラストで「俺」が光る時、泣きそうになりました。「若い」っていいなぁ、俺もあんなだったかなかぁ?俺、光った事あったかなぁ、「桃尻犬」これから見逃せない。選曲で、面影ラッキーホール(OLH)を使っていたのも、気に入った。映画では絶対味わえない感動だ。これだから、観劇は止められない!ビデオが出たら絶対買う!

舞台2 「飛んで孫悟空」 東京乾電池本公演@スズナリ

2019年01月24日 | そんなご舞台な2019
舞台2 「飛んで孫悟空」 東京乾電池本公演@スズナリ

作:別役実 演出:柄本明 このコンビで何本か見たことあるけれども、今回はとても軽やかで、ステキに仕上がっていた感触でした。若手メンバーばかりでしたが、みんないい感じでした。そろそろ若手が先輩を超える時が来なくてはなりませんね。

舞台1「深沢ハイツ302」 @サンモールスタジオ

2019年01月22日 | そんなご舞台な2019
舞台1「深沢ハイツ302」 @サンモールスタジオ

セットや照明のバージョンアップがすごかったですね。佐山さんのこだわりが満載でした。その分、少し説明が過剰だったかもしれません。でも、その説明をしないと、この物語を理解できないからなぁ・・・(笑)難しいところです。正月早々、いい物を見た感じです(^^)

録画DVDで鑑賞 「黄金のアデーレ 名画の帰還」

2019年01月17日 | 映画の光と影
録画DVDで鑑賞 「黄金のアデーレ 名画の帰還」

グスタフ・クリムトが描いた「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像 I」(通称:「黄金のアデーレ」)を巡る裁判の顛末の映画でした。とんとんと話が進み、見ていてとてもわかりやすかった。そのせいで、あまりひっかかりがない後味でした。主人公のマリア役のヘレン・ミレンがよかった。上品で素敵な老婦人でした。あんな風に年を取れたらいいなぁ

録画DVDで鑑賞 「カンヌ、伝説が生まれる街」

2019年01月16日 | 映画の光と影
録画DVDで鑑賞 「カンヌ、伝説が生まれる街」

パルムドールを獲得した監督達にインタビューをして、構成されたドキュメンタリーでした。一気に人生が変わった監督達。それがよい方向であればいいけど、マイナスに向かった場合もあって・・・でもそれもこれも、それがカンヌ映画祭。私もたった1回だけ見物できた経験は、ありがたかった・・・

録画DVDで鑑賞 「3月のライオン」

2019年01月15日 | 映画の光と影
録画DVDで鑑賞 「3月のライオン」

前編、後編会わせると5時間ぐらいになる大作。将棋の映画で、これだけ長尺な映画になるのも、とても不思議なんだけど、これがさくさく見られる(笑)なぜだろう(笑) 主人公の、神木隆之介だけにフォーカスせず、有村架純、倉科カナらの周囲にもドラマがあり、それもうまく成立していると感じました。あと、対局者の人達って、対局中にあんなに激しくアクションするんだとびっくりしました。普段はあまり見ない光景だったので、驚きました。そして、将棋界にはこんなにもユニークな人達がいるのかと・・・(笑) 加瀬亮がほとんどセリフをしゃべらないのも、すごく威圧感があってよかった。

舞台107 「色は匂えど散りぬるをジョリージョリーに花は咲く乙女の姿しばしとどめむ」ナ・ポリプロビレン年末恒例行事2018

2019年01月11日 | そんなご舞台な2018年
舞台107 「色は匂えど散りぬるをジョリージョリーに花は咲く乙女の姿しばしとどめむ」ナ・ポリプロビレン年末恒例行事2018 @下北沢駅前劇場

宣伝効果を全く無視したチラシとタイトル(笑) 2018年の最後に見た舞台です。くだらさすぎて、かなり笑いました。いい大人が、こんなバカを(笑)それも粋と理解しましょう。お疲れ様でした。

舞台104 「アトムが来た日」 シリアルナンバー#1@下北沢スズナリ

2019年01月10日 | そんなご舞台な2018年
舞台104 「アトムが来た日」 シリアルナンバー#1@下北沢スズナリ

難しいテーマに挑戦。これはすばらしい企画です。よくぞやってくれました。かなり調べ尽くして、演劇に必要と思われる部分を見極め、拾い集めて、見事に構成していると思いました。その情熱は、舞台を見れば誰もがそう思うでしょう。そこは、喝采と拍手を送りたいです。ただ、どうせ演劇でやるなら、もっと危ないところまで行ってもよかったんじゃないだろうか、とも思ったりもします。登場人物は、誰も死なないし悪い人が出てこない。開発・研究こそ男の情熱であり夢・・・う、まてまて、本当は悪い奴がどこかにいるんじゃないか?作者はそれがわかっているんじゃないか?そのあたりを、口を閉ざしてもいいのだろうか?いや作者は閉ざしてはいない、感じ取ってほしいという意図かもしれない。簡単に説明のつく問題ではないでしょう。いろんな考え方があるでしょう。だからといって、玉虫色的な解決方向は、けっして明るい未来にはならないと、私は思っているのです。私、過激なんでしょうか?
原子力の研究・開発をやめる事で、世界の軍事力のレベルから落ちこぼれてしまう事を憂えている方々の思惑が見え隠れします。その通りだと思います。平和を守る軍事力維持のための原発維持なのです。2011年の時、「死」を覚悟した恐怖の記憶を私は忘れない。それを伝える事が、未来への時間が少なくなった者から、後輩へ伝える死命だと、私は思っています。それを伝え切れたか、私個人は、この企画の勝負はそこだと思います。ともあれ、このようなテーマに真っ向勝負した心意気、見事でした。

録画DVDで鑑賞 「聖の青春」

2019年01月07日 | 映画の光と影
録画DVDで鑑賞 「聖の青春」

松山ケンイチのモンスターぶりには圧倒される。細身のイメージの松山ケンイチが20キロも増量したらしい。増量したからよい訳ではないけどね(笑) あれだけ増量すると、体に負担がかかる。動きのない将棋の世界を映像で表現するのは難しい。そこを人間村山聖という主人公にフォーカスをあてて作ったのは成功していると思う。