ぼやき、ぼやき、ぼやき(^^;)

元助監督で映画キャスティングマンの

舞台32「あなただけ元気」 箱庭演舞曲第23楽章@下北沢スズナリ

2016年09月25日 | そんなご舞台な2016年
舞台32「あなただけ元気」 箱庭演舞曲第23楽章@下北沢スズナリ

派遣会社の内幕を描きながら、現代社会を浮き彫りにしている。「志の高い」品の良い舞台でした。こういった現代社会の闇に潜り込んでいくテーマは、リサーチがしっかりしてないと絵空事のように感じてしまうが、そんな不安感は一切ない。かなり調べ抜いたか、実体験か、そんな手応えを感じる。これ以上突き進むと、現代の狂気にまで入っていく期待感と、いや、もう少し内容を柔らかくして、感じさせる難しさにいく方がいいとか、こっちが勝手に作者に思いをはせるほど魅力的な舞台でした。
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舞台31「うみ」 西瓜糖第5回公演@中野BONBON

2016年09月22日 | そんなご舞台な2016年
舞台31「うみ」 西瓜糖第5回公演@中野BONBON

全くノーマークで、逆にネガティブ要素を多く持って劇場に行きました。それは、予備知識として時代背景が戦争という物でした。戦争を背景にすると、必ず真面目な物になるし「死」とか「絶望」といった重い内容が見えるからでした。おまけに、太宰治的な登場人物。苦手なんです、太宰治。女性は、よくネタにしますね(笑)ところが、その不安要素を吹き飛ばすほどすばらしい舞台でした。セットも見事に作り込んであって、生きていました。俳優陣も上手い。そして、「前振り」でおいていた物をすべて拾って物語を展開している。見事に計算され尽くした舞台でした。こんな見事な舞台を中野地区で見た事がない。失礼ですが、中野には中野のレベルみたいなものがあるように感じていましたが、これはもうそのレベルをはるかに超えていました。しいて辛口に言うなら、ぜひこれを現代の背景でやってほしいです。時代物だと、何かと「足かせ」を使ってドラマを作りやすいからです。映画も演劇も、現代をうつす鏡であってほしいですね。
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舞台30「明るい家族、楽しいプロレス」 小松台東@下北沢駅前劇場

2016年09月13日 | そんなご舞台な2016年
舞台30「明るい家族、楽しいプロレス」 小松台東@下北沢駅前劇場

これまでの小松台東を見た中では、一番わかりやすく、おもしろく見ました。プロレスにはあまり興味がなかったんだけど、それとは関係なく舞台そのものに心にしみました。母の異儀田さんは出ずっぱりで頑張っていた。祖父の永山智啓さんの「自転車、何段?」の繰り返しもよかった。吉田電話のオカマキャラも爆笑もの。そんなドタバタでプロレスの中で「家族愛」がしみじみと感じられました。この前見た小松台東の舞台で、喫茶店を舞台にした物も、「愛」に満ちていました。この「家族愛」のテーマは貫いてあった。今後の松本哲也は、どんな愛を語るのだろう。彼と同郷の中島淳彦さんにも、どこか同じような「愛」を感じるんだなぁ。
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