ぼやき、ぼやき、ぼやき(^^;)

元助監督で映画キャスティングマンの

星屑たち

2007年08月30日 | こらむ
「星屑たち」 川端康生  双葉社

副題が「それからのアトランタ組物語」です。そうあのアトランタの奇跡を起こした、オリンピック代表選手達のその後を追ったレポートです。最近このほんの作者、川端康生さんにはまっています。なぜなら、彼には、サッカーと選手達に対して、決してリスペクトを怠らないからです。著名なスポーツライターの中には、自分はすべてを見通した神のような目で、書き下ろした作品があり、あまりにも傲慢さがみえます。たしかにおもしろい物や、すばらしい視線と分析によるレポートだったりするのですが、その中に絶対忘れてはならない、「サッカーというスポーツに対するリスペクト」の事が、どこかに置き去りにされてたりするのです。この作者の一連の著作には、きっちりとその事は守られています。だから私は信用してます。それに、この表紙はステキです。
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「だてっこき」  ふくふくや公演

2007年08月29日 | そんなご舞台な2008
「だてっこき」  ふくふくや公演

考えたら、チラシに私の推薦文が載ってるからねぇ。こんな事初めてだし。

強烈な個性の山野海と、とぼけた落語味の清水伸、軽妙な大阪弁で安心して見ていられる福島まり子で、とても笑わしてもらえました。特に「バラの包みの高島屋」が一番笑いました。脚本もしっかりと人間の底をつついていて、よかったと思います。しいて言えば、この設定が、普通の人間ではリアリティーの薄い大衆演劇の舞台裏という事で、裏切りのない着地点が見えているところでしょうか。とはいえ、下手にやったら目も当てられない世界を見事に演じた出演者は見事でした。

山野 海 強烈個性爆裂、思い出すとうなされそう
清水 伸 どんどん3枚目が板についてきた。この路線が向いてるかもね
福島まり子 安心して見ていられる
原田佳奈 初舞台で頑張ったが、看板役者のオーラが足りない
荻野みかん 難しい役で頑張ったが、真面目すぎたか・・・
塚原大介 難しい役でした。オーバー演技だったかもなぁ・・・
賀屋直子 安定していた。他の役でどう芝居するのか見てみたい
木幡 竜 難しい役を、うまくやってました。刺された後、もっと3枚目になってよかったかもしれないね。
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2007年8月13日(月)から

2007年08月26日 | ぼやき日誌2007
2007年8月13日(月)
午前中は事務所で仕事。午後からN組の撮影現場に行く。久しぶりに会った、石橋蓮司さんと、昨夜見たドラマの話をする。夜は、D3のワークショップに顔を出し、終了後いつものように飲み会に・・・

2007年8月14日(火)
7時に起き、シャワーを浴びて家を出る。もう9時には事務所に着いていた。自分でも早すぎるかなと思う。午後からの映画の打ち合わせ資料整理をする。
夕方、監督と初めて対面。日本側の一部のキャスティングを担当する事になった。そうです、海外の映画なんです。アジアです。

2007年8月15日(水)
昨日の打ち合わせをかねて、ちょっと勉強しようと思って、先方の国の映画事情をあまり知らないので、本屋に行って2冊資料を買ってしまいました。高いーーぃ!2冊で5000円を超える(^_^;) 夜は、新感線の舞台「犬顔家の一族の陰謀」を見に行く。

2007年8月16日(木)
今年の夏は暑い。ものすごく暑い。日本最高記録40.9℃を記録したそうだ。朝から事務所で、10月末イン予定の海外映画の香盤表を作る。複雑な話で、誰が日本人なのかよくわからない部分もある。N組の外人モデルのオーディションの仕込みなどして、夕方までびっちり仕事。

2007年8月17日(金)
朝9時30分には事務所にいる。みんな11時30分頃来るから、それまでの時間はなかなか貴重。海外映画の通し香磐表を作る。これは、けっこう時間がかかる作業で、集中して作らないといけない。午後から、外人の面接をする。夜は、ラッキーリバーのマネージャーのHさんと下北沢で痛飲。
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「売春捜査官2007」

2007年08月23日 | そんなご舞台な2008
「売春捜査官2007」

久しぶりに、つかさんの舞台を見ました。でも、どうしちゃったんだろうって・・・・・まるで、あの映画の名作「仁義なき戦い」を、舞台であらためて再現したかのよう・・・・・・
疲れました。役者は最初から最後まで、走りっぱなし、緩急もまるでなし。舞台を味わう事も出来ず、ただ、役者の超特急のセリフが耳の中を通り過ぎました。今、こういう芝居作りをする事に、申し訳ないが疑問に思ってしまいました。何かが、違う・・・・・何かが・・・・昔はつかさんの舞台に「現在」を見ました。しかし・・・・・ここには、残念ながらなかったように思いました。
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3トップは1トップ

2007年08月22日 | にわかサッカーファン
3トップは1トップ

今日は、日本代表VSカメルーン オリンピック最終予選第1試合日本VSベトナム U-17ワールドカップ日本代表VSナイジェリアと3つのカテゴリーの代表試合がある。これを生で見る事が出来なくて、とても残念ですが、今朝スポーツ新聞の日本代表の先発メンバーを見て、突然思いつきました。まず、

U-17日本代表は、1-2で負け
オリンピック代表は、3-1で勝ち
日本代表は、0-1で負け

と予想します。特に日本代表は一言あります。3トップで、大久保・前田・山瀬
とありますが、これはほとんど前田の1トップです。いつも外人に言われるのですが、「日本代表の1トップは全然怖くない」のです。ぜーんぜん。やめてくれ3トップ。でドリブルが出来る選手を入れろという世論に負けて(?)大久保と山瀬。
おいおいこの戦略はとこかで見たことがあるぞ。たしか、以前オシムがユーゴ(?)の代表監督していた時、有名選手を使わないオシムに世論が大反発。じゃ、有名選手をつかってやろうじゃないか、結果は知らないよ。といってわざと負けた試合があるよね。結局負けて、世論はオシムの言う通りに納得したという事が。
このメンツじゃ勝てないだろう!そしてこの先発3トップじゃ、勝てないだろう。
最初から勝てそうもないメンバーを選考して、そして負けて、「ドリブルだけで勝てないのは、みなさんわかったでしょう」というオシムのしたり顔が見えます。
このまま、まんまとオシムの戦略にはまってしまうような気がします。これでいいのか???

しかし、もし勝ったりしたら、さて、オシムはなんて言うでしょうね(^_^;)

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「アヒルと鴨のコインロッカー」

2007年08月21日 | 映画の光と影
「アヒルと鴨のコインロッカー」
すごくおもしろかったと思います。特に主役の濱田岳クンの自然な演技に、驚きました。カメラを意識しない、気をてらわない演技に共感しました。瑛太、松田龍平クンもよかったのですが、常に見られている事を意識した雰囲気があって、特殊な役のキャラクターのせいもあるのですが、なかなか彼らの中へ入っていけない自分がいました。キャスティングで、濱田クンを使う事は、けっこう冒険だったと思います。その勇気に乾杯です。
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「錦繍」

2007年08月20日 | そんなご舞台な2008
「錦繍」
重い舞台でした。でもその重さは、とても心地のよい重さでした。俳優陣がすばらしかった。これを下手な役者だったら、目も当てられない事になったでしょう。この原作を映画化するプロジェクトに、少しかかわった事があったので、とても気になっていました。とりたてて新しい部分がある舞台ではありませんでしたが、すごく手応えのある濃密な時間でした。見てよかったです
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「神童」

2007年08月18日 | 映画の光と影
「神童」
期待の松山ケンイチも、成海璃子もその他のキャストも、みんないい。しかしなかなかストーリーに入り込めない自分がいました。前半は、なぜかアオリの画が多く、成海璃子の鼻の穴に目がいったりして、なんでこのアングルなんだとか、集中出来ませんでした。で、やっぱりこの企画の難しさ、まさに「ピアノ」なんです。しょせん本人でワンカット撮影は出来ません。出来る限りは本人がやっていますが、松山ケンイチはピアノを弾いていません。どうしてもそこで醒めてしまいます。ラストの成海の演奏会は見事でした。こういった音楽ものは、俳優が実際に演奏して感動が倍増される事を再確認しました。そのことは「フラ・ガール」「スイング・ガールズ」がやはり証明してますね。
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2007年8月6日(月)から

2007年08月17日 | ぼやき日誌2007
2007年8月6日(月)
午前中は、事務所で作業。午後から来年の映画の打ち合わせ。監督も参加してもらってイメージを聞いたりする。監督からは、「具体的なイメージはなくて、動物なら・・・」と珍妙な返事が(^_^;) 突然また映画の仕事の話が来て、製作会社に話を聞きに行く。夜はD3ワークショップの見学に。

2007年8月7日(火)
事務所でキャスティング作業。夜は、舞台「錦繍」を見に行く。これは、その昔助監督時代、熊井監督が映画化しようとした歴史があり、私も個人ロケハンとかしていた事を思い出しました。

2007年8月8日(水)
午前中は、N組の現場を見に行く。暑い中、みんな撮影している。当たり前か(^_^;) 午後は、事務所に入り来年の映画の準備をする。夜はかねてからお会いしようと約束していたMさんと食事。偶然Yプロデューサーと出会い、夜中まで痛飲・・・・たはァ・・・・

2007年8月9日(木)
猛暑!!!!事務所で仕事する。夜はおとなしく帰る(^_^;)

2007年8月10日(金)
猛暑!!!!事務所で仕事する。午後からY組のキャスティング打ち合わせ。もう来年準備を始める。夜は「売春捜査官」を見に行く。

2007年8月11日(土)
夕方から、吉川事務所テニス部。終了後は恒例の飲み会に突入。

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「モア」

2007年08月15日 | 映画の光と影
「モア」

1969年のルクセンブルグ映画です。私が少年の頃(^_^;)、とても印象に残っていて、女優の名前まで覚えています。ミムジー・ファーマーというとてもきれいな女の人でした。でもストーリーはすっかり忘れていて、でも、心の中にハッキリと覚えている映画です。それがなんとスカパーでオンエア。さっそくHDに落として見ました。音楽も美しかったような記憶が・・・30年以上も前の映画です。結果、たいした事ありませんでした。ラストも最低。なんでこれが脳裏に焼き付いていたんだろう。それは、きっと美しい、ミムジー・ファーマーの肢体にほかなりません。それに肝心な場所へのボカシ付き。若かった少年ボクは、その刺激に脳がスパークしたに違いありません。若いってすごいなぁ(^_^;)出演者達は、この頃20才だとしても、今は55才以上。映画ってすごいなぁ(^_^;)
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「葬られた夏 追跡 下山事件」 諸永裕司

2007年08月14日 | こらむ
「葬られた夏 追跡 下山事件」 諸永裕司 2006.7.30 第1刷 朝日文庫

私は、熊井監督作品の映画「謀殺下山事件・日本の熱い夏」という映画の助監督をしていました。ですから、私も重い下山病にかかっていた時期がありました。この作者も事件の一部の関係者に肉薄はしていますが、残念ながら明白な事実には迫り切れていない、歯がゆさを感じます。もう事件を解決する証拠を見つけ出す事は、不可能かもしれません。「ケネディー暗殺」ですら真相がわからないのですからね。私は、下山さんが自殺とするなら、なぜ「五反野」なのか。自殺する理由は?それも列車で自殺???自殺説はあまりにも不自然すぎると思っています。それらが証明出来なければ、やはり他殺説を採らざるを得ません。実際に死体を運んだという証言もあるのですから。でもそれさえも証明する事が出来ませんが・・・
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「ワセダ三畳間青春記」 高野秀行

2007年08月13日 | こらむ
「ワセダ三畳間青春記」 高野秀行 2006.10.22 第5刷 集英社文庫

まあアナグロな人達で、想像を絶する生活ですが、確かに青春ですね。私も浪人時代に、三畳間の下宿をした事があるので、その狭さはよくわかります。中ですごくショックな文章がありました。「行き詰まっているんだけど、何に行き詰まっているのかわからない」という下りです。見事な表現だと強く心うたれました。
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「衛星都市へのサウダージ」

2007年08月12日 | そんなご舞台な2008
「衛星都市へのサウダージ」 ヨーロッパ企画第24回公演

京都の大学の劇団で、出演者のほとんどが20代半の人達のようです。今回は「バックトゥ2000シリーズ」と銘打って、2000年当時の舞台の再演でした。私は、みな所見です初見です。で、この「衛星都市へのサウダージ」は今回3本上演された中で、最高の出来だったと思います。非常に計算されたストーリー展開で、全く飽きる事がありませんでした。で、なんとなくこの「ヨーロッパ企画」のテイストがわかってきました。これからどう発展していくか楽しみです。出演者達も、だんだん年をとって30代になっていくとどうなるのでしょうか?同じ京都の大学出身、劇団MONOの後を追いかけるのでしょうか?
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熊井啓監督お別れの会

2007年08月11日 | こらむ
熊井啓監督お別れの会 2007年7月11日(水)青山葬儀場

小雨降る青山葬儀場、午後1時から、もとキネマ旬報編集長植草信和さんの司会進行で始まりました。有志代表は、東宝(株)代表取締役会長、松岡功さん。

挨拶はまず松岡さん、そして日活(株)名誉顧問の中村雅哉さんが続き、俳優の加藤剛さんが、「浅草のほうづき市から、映画「忍ぶ川」はクランクインしました。今年もほうずき市は始まりました。ここで熊井監督にお別れを言うのは、まるで、映画のワンシーンのようにしか思えません」とスピーチされました。ついで、奥田瑛二さんは「昨夜いろいろ原稿を考えましたが、すべて今朝あきらめました。熊井監督の遺影を見て、私はホッとしました。というのは、監督の視線が私に向いていないのです。もしまっすぐ私の方を見ていたら、また怒られるのではないかとすくんでしまうのです」続いて、美術監督の木村威夫さんが、「クマちゃんを最初に見た印象は、背が高くて、目のギョロリとした感じで、見事にすばやくカチンコ打つ様は、こいつはただものではないなと、直感で思いました。ケンカした事はありません。一緒に過ごした50年はあっという間でした。本当に50年は、あっという間でした。もうすぐ、私もそちらに向かいます」最後に映画評論家の白井佳夫さんが「あなたをつれて鹿児島へ行ったときの、ホテルでの大騒ぎは大変でした。知覧へ行く、知覧へ行くと夜中ホテルのロビーで騒ぐあなたを納めるのは至難の業でした。そしてあなたは最後に「日本の黒い夏・冤罪」という傑作を撮って、社会派であり恋愛映画の名手として、名前を残されたと思います。

続いて、王監督、渡辺謙、日中友好協会からの手紙が披露されました。

このお別れの会に出席された俳優さんは、栗原小巻・香川京子・秋吉久美子・清水美砂・遠野凪子・寺尾聰・内藤武敏・宍戸錠さんらの顔を確認しました。相変わらず、小巻さん・美砂さんは美しかったです。秋吉さんは年相応なられていて、実は生秋吉さんは初めてだったんです。内藤さんは、本当に御老人に。宍戸錠さんも、足がおぼつかない感じに見受けられました。寺尾さんにもスピーチをお願いしたのですが、心の中で静かに手を合わせたいと、やんわり断られました。参加総数500人弱だったように思いました。最後まで雨はやみませんでした。撮影でなくてよかったです(^_^;)
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「オシムがまだ語っていないこと」 原島由美子  朝日新書

2007年08月10日 | にわかサッカーファン
「オシムがまだ語っていないこと」 原島由美子  朝日新書

何をまだ語っていないかは、明瞭にはわかりませんでした。逆に最近思うのは、オシムを盲目的に信じ切っていいのかという疑問です。ジーコの時もそうでした。トルシエ時代は、もっと冷静にトルシエを見る目を持っていたように思います。トルシエの先述戦術で、90分間走り続けられるのか、マンツーマンでいいのか、そんな疑問点を表に現せないこの現状は、逆におかしいと思うのは私だけだろうか? いや、オシムが間違っていると言っているのではありません。オシムが全部正しいと思わないだけです。
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