今、読んでいるのは『里山資本主義』藻谷浩介とNHK広島取材班の共著ですが、いちばん驚いたことは、現在のエネルギーは石油あるいは原視力発電が殆どの時代に、岡山県の真庭市は昔から材木の産地、市内には30ほどの製材業者が存在するが、ご承知のように材木は斜陽産業の代表みたいな存在だった。
ところが発想を転換して製材木の途中出てくる木くずはこれまで産業廃棄物として取扱っていたものを利用して木質バイオマス発電をはじめた、これにより年間4億円の利益が出るようになったという、じらい真庭市もこの産業を応援するようになった。
細かくはお伝えできないのが残念ですがこれまで見捨てられていたものが、すっかり地場に定着しこれからさらに雇用もふくめて真庭市が発展していくだろうという予測がでています、私たちは石油を中心とするエネルギーしか考えてこなかったが、意外なことが起こり始めています。
こんなことを知り得るのも読書のおかげです。