ツモ爺のひとり言~アートフラワー~

人生を少し長く生きた一人としての”私のひとり言”を聞いてください。

読書は違った世界へ連れて行ってくれる

2013年09月30日 16時29分18秒 | ツモ爺のひとり言

 今、読んでいるのは『里山資本主義』藻谷浩介とNHK広島取材班の共著ですが、いちばん驚いたことは、現在のエネルギーは石油あるいは原視力発電が殆どの時代に、岡山県の真庭市は昔から材木の産地、市内には30ほどの製材業者が存在するが、ご承知のように材木は斜陽産業の代表みたいな存在だった。

 ところが発想を転換して製材木の途中出てくる木くずはこれまで産業廃棄物として取扱っていたものを利用して木質バイオマス発電をはじめた、これにより年間4億円の利益が出るようになったという、じらい真庭市もこの産業を応援するようになった。

 細かくはお伝えできないのが残念ですがこれまで見捨てられていたものが、すっかり地場に定着しこれからさらに雇用もふくめて真庭市が発展していくだろうという予測がでています、私たちは石油を中心とするエネルギーしか考えてこなかったが、意外なことが起こり始めています。

 こんなことを知り得るのも読書のおかげです。


大人の雰囲気アートフラワー

2013年09月29日 15時16分28秒 | アートフラワー

花器が模様入りでかなり個性があり、それに負けないインパクトのあるアレンジを試みたアートフラワー

「大前研一の『稼ぐ力』を読み終えました」

 読み終えて厳しいと感じたツモ爺でした、特に最後のページにこれからの時代を象徴するような言葉で、重要な点のみをピックアップしてみました。

 大前氏いわく、会社に「稼ぐ力」があれば、個人に「稼ぐ力」は要求されなかった、真面目に働けば大過なく定年を迎えられた、だが、この前提条件が180度変わり、個々人に稼ぐ力がなければ、会社も時代の変化に応じて生まれ変われない、会社や産業さえも”突然死”を迎える時代になってきた。

 ビジネスにおいてもスポーツや音楽と同じように個人の力が大きな影響力を持つようになってきた、これからの人は組織に属していても1人でいても「自分ならこうする」という意見と変化を起こすスキルを持ち合わせていないとうまくいかないと思う、言われたことだけをやる人は、賃金の安い途上国の人に淘汰される、つまり、その人々と同じ賃金になってしまう。

 このためにはどうするかも書いてあるが、これからの厳しい時代をうかがわせる文言でした


脳は慣れたことがやりたい

2013年09月28日 16時36分49秒 | ツモ爺のひとり言

 脳は慣れた、いつものことをやりたがる、特に齢をとるとその傾向は著しく出てきます、妻があそこに行こう、ここへ行ってみようと、日々お誘いがあっても、おいそれとすぐには返事ができません。

 色々と状況を頭の中で巡らせて、可能性が70%位あれば同意します、昔ならすぐにOKするのですが、いちばん考えることは歩く距離のことを考えます、あるいは駐車場の有無を考えます。

 ついつい自分の慣れたことはやりたいのですが新しい場所、新しい出来事には躊躇(ちゅうちょ)してしまいます、でも、思い切って出かけると新しい発見があり、楽しいことも見つかるのですが、どうしても慣れたことをやりたがるのです。


可憐なアートフラワー

2013年09月27日 14時24分38秒 | アートフラワー製作日記

 上に咲くピンクの花、いかにも可憐に見える、反対に下部はボリュームたっぷりと対照的なアートフラワーに仕上がりました

「安倍首相の広報力」

 アメリカ訪問中の安倍首相は八面六臂の広報活動ぶり、シンクタンクのハドソン研究所では、日本の防衛費の伸びは中国の十分の一、それでも右翼の軍国主義と呼びたいならどうぞ、また、集団的自衛権の内容を説明、目前でアメリカの艦船が攻撃を受けても手出しできない日本の自衛隊が日本の現在の立場。

 またニューヨーク証券取引所では、日本の超伝導リニア技術も紹介、自動車向けのリチュウムイオン電池は世界の7割が日本製、日本をベンチャー精神にあふれる企業大国にしたい、などぬかりなく日本の広報をする。

 昨日は国連本部で安倍首相は演説、シリア問題の化学兵器廃棄に対して出来るかぎり協力、6千万ドルを人道支援として拠出、積極的平和主義でいく、北朝鮮の核問題、拉致家族は全員帰国、さらには女性の活躍にふれ、あらんかぎりの機会と場所で日本の立場と貢献を広報。

 最初にも書いたように八面六臂の安倍首相の活躍は、ほんとにたのもしい、こんなに世界にアピール出来た首相はこれまでなかった。「トラスト ミー」と言った首相とは大違い。


JR北海道、貨物列車の脱線事故

2013年09月26日 14時57分47秒 | ツモ爺のひとり言

 整備不良はJR北海道が責められても仕方がないが線路の不良個所の多さ、車両の故障が多発とある、もう少しJR北海道の経営環境、背景と根源を見つめなおす必要があるのではないか、聞くところによると慢性的赤字経営とある。

 日本航空の破たんと似ているような気がする、赤字続きの地方空港の路線を放置したのが主な原因と聞く、JR北海道は民営である、赤字の垂れ流しは破たんをきたす、北海道内の路線別の採算をまず出すべきだ。

 その採算割れのひどい路線を俎上に載せて議論すべきだ、列車に変わりバスの運営もあるだろう、どうしても残したい路線であれば沿線の地方自治体と協議の上、第三セクターの運営という手段もある。

 いずれにしてもJR北海道はこれを機に大改革が必要に思えてならない、問題は単なる線路の不良だけではない。


いたってシンプルなアートフラワー

2013年09月25日 15時51分40秒 | アートフラワー

 ご覧通りいたってシンプルなつくりになっています、その中に少しでも味わいが出せればいいなあと思って作りました。

「病を抱えて生きるということ」

 いまや百歳以上の高齢者が4万人を超える時代となった、この数字は、今後ますます増えていくでしょう、と言うことは何らかの病気を抱えつつ生きる人が大半を占めるようになってくるのだ、これは五木寛之さんが『下山の思想』という本に書かれている言葉だ。

 まったく、歯、目、耳、の老化は激しい、一つづつ治せるものは根気よくお医者さんに通って治している、やはり現代の医学、薬学のおかげである、しかし治らない部分もあるが、それは高齢のためその部分がくたびれてきているのだろう。

 でも高齢化と言うことは何らか身体に不自由なところと折り合いをつけて生きるということだ、身体のどの部品も耐用年数は過ぎているに違いない、無理は言うまい。


妻にニュース解説

2013年09月24日 15時53分07秒 | ツモ爺のひとり言

 ニュースに山本沖縄、北方担当大臣が北方四島を初めて視察「粘り強く北方四島の返還を迫らなければならない」というシーンが出てきます、妻は「どういう意味?」と尋ねてくる、そこでツモ爺の知る限りの解説をする。

 そこで物事の発端から話をはじめる、今アメリカでシェールガスが大量に採れるようになり、従来中東からの輸入が必要なくなり、輸出先に困った中東はヨーロッパに輸出をするようになり、これまでロシヤがヨーロッパの大半の国に輸出していたのが、量が減りさらに価格も下落するようになってきた。

 そこで困ったロシヤは天然ガスを日本に売りたいのだが、日本はロシアが北方四島の返還がなければ和平条約は結べない、従って日本はガスの輸入は出来ない、という状況下にある、ロシアは北方四島を返還すべきかどうかで今悩んでいるところ。

 ロシアのジレンマを話すのでした。


カトレアのアートフラワー

2013年09月23日 16時06分11秒 | アートフラワー

 写真のアートフラワーは花器も大人テースト(大人の好み)それにふさわしくカトレアの花を配してみずみずしさを表現してみました

「世界に進出する日本企業」

 大前健一の『稼ぐ力』をもっか一生懸命読んでいますが、その中でも日本の企業は海外への進出する覚悟を固めていることがわかります、将来の日本国内の人口減と高齢化、それに反してアジアでは若い人口がこれから増えていきます。

 大前氏はたとえ1ドルが120円という輸出が有利となっても日本企業は戻ってこないだろう、と言っています、ツモ爺も同感です、この言葉を裏付けるのがシャープが必死になって増資した資金を借金の返済に使うのかと思いきや、インドネシヤに工場建設の資金とすると発表

 まず、稼ぐ方に増資資金を使いその利益で返済する意図がありありと見えます、このように日本企業は海外へ進出していく意欲が強く感じられます、従って会社に要求される学生も、それに適合する人材が優先されるでしょう。


冷やさない

2013年09月22日 16時10分45秒 | ツモ爺のひとり言

 ツモ爺ぐらいの年頃になると、たとえば朝これまで何となく開けていた窓から冷気が膝から下に襲いかかってくる、体の上半身はこの冷気が心地良いのだが足元は冷たくなり、それがやがて腰痛になる、真に厄介です。

 妻はこの頃の朝の気温は窓を開けてちょうど良いと言い、ツモ爺はそれを我慢していると腰痛につながるから窓をしめる、僅かの年齢差でも冷えに対する感度は違ってくるのです、話は変わるのですが先日膀胱がんの検査は面白かったです。

 何時ものカメラ検査(尿道を通じてカメラを入れて膀胱内を検査)とCT検査、レントゲンと血液の4つ行いましたが異常が無く、医師が半信半疑です、と言うのは、抗がん剤の注入でこれほどきれいになることが珍しい様子でした。

 ツモ爺は毎日びわ灸とコウケントーを足腰にあてているついでに膀胱あたりにも入念に熱と光を患部にあてています、これも冷やさないという自然療法です、とにかく高齢者に冷えは禁物と考えています。


華やかに飾られたアートフラワー

2013年09月21日 14時34分44秒 | アートフラワー

 写真はオレンジ系の花が中心ですが空色、黄色、濃いエンジ色と多彩な色の花で構成しています、花器の白にもよく映えているアートフラワーです、

「内定が得られない学生」

 大前研一『稼ぐ力』を読んでいる最中ですが、その中でテーマーの「内定が得られない学生」は読んでなるほどと感じます、内定の得られない学生はたぶん20社以上エントリーして断られた人だろう、どんな人だろう?大前氏は、ひと言で言えば「特徴のない人」と言っている。

 何故なら人事部の採用担当者が最近とくに重要視しているのは「うちの会社であなたしか出来ないことが何かありますか?」という類の質問、それに即答が出来ない人や「協調性です」といった返事しかできない人は採用されない。

 内定が得られない大学生は、就職情報会社のサイトで企業の知名度や条件だけを見て選択し、その会社が置かれた状況や今後の重点戦略などを綿密に調査、研究しないまま面接を受けていることが多い。

 今、多くの会社が求めているのは、自分で稼ぐ仕事を見つけてくるような社員であり、その危機感を共有できるか否かが、一つの「採用基準」になっていると言ってよい。

 つまり、今はどの会社も経営が厳しくなっており、事前の会社研究が通り一遍であったり、ほんとうに受験する会社の内部事情を知らない甘ちゃん、とツモ爺は感じるのです。