ツモ爺のひとり言~アートフラワー~

人生を少し長く生きた一人としての”私のひとり言”を聞いてください。

どうしても聞いて欲しいこと

2006年11月10日 17時31分56秒 | ツモ爺のひとり言
孫のえみちゃんの母親、つまり、私の娘が中学3年生と時の事を今でもありありと思い出すことが一つあります。
その日は娘が帰宅すると私が机に向かっているそばをウロウロするでするではありませんか、不思議に思って「何かあったの?」と尋ねました。
「お父さん、今日私のパスで勝ったのよ」と興奮ぎみで訴えてきます。
私は「いったいどうしたの?」と尋ねたのです。
すると、バスケットボールの対外試合の最終場面で彼女がパスした一投が勝利に結びついたのです。
彼女はバスケットボール部に所属していましたが万年補欠で晴れ舞台の試合には出してもらえませんでした。
3年生も最後の試合に先生も可哀そうに思ったのか「よし、津本交代しろ」と最後の土壇場で試合に出してもらったのです。
そして、彼女の一投が運よくバスケットの中に入ったのです、それが勝利に結びついたのですから、興奮するのも無理ありません。
だから、帰宅するや否や私にどうしても聞いてほしかったのです。
人はここ一番どうしても人に聞いて欲しい時があると、強く感じました