早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

rakuten

生活を見直し医者いらず...!

2015年12月26日 04時50分27秒 | 読書







 豊かな時代になって、

日本人が病む病気も変わりました。

結核のように貧困や劣悪な

生活環境が原因であった病気は

すっかり姿を消して


高血圧、動脈硬化、脳卒中、

心臓病、がんが大半になってきました。

動脈硬化などは20歳ごろから

始まることがわかっています。


だれが病気をつくっているかと言えば、

自分なのです。

食事、嗜好品、運動、仕事、睡眠、

そうした日常生活のありかたを

見直し改めれば

一生、発症せずにすむかもしれないのです。

かからなくてもすむ病気にまで

医療費を使うのは、

大きなロスです。


自分の健康は自分で守る

医者まかせ、他人まかせにしない

これは基本です。


  「生き方上手」
          日野原 重明 著
     







 僕が子供だった頃に

がんとか糖尿とか言う病気はしらなかったし

健康診断なんて聞いたことがなかった


家の人が具合が悪くなったら

お医者さんを呼びに行ったらすぐに来てくれた

「ちょっと無理しすぎですよ!」

すこしはゆっくり寝てなさい。

精密検査とか手術と聞けばもう相当重篤な状態


でもすこし時代が経過して

頭に浮かぶ言葉は「成人病」

老人になる前に消耗疲労による

補修整備というような病

高血圧だとか高血糖だとか肥満だとか

そんな成人病を叩くために

「成人病健診」というのが始まった


でも今では同じ成人病をいうのだろうが

「生活習慣病」という言葉に変わり始めた

きっと我々のような摩耗した肉体を持つ者だけじゃなく

若い人にも同様の症状が現れ始め

言葉が変わったのだろう


そして今、具合が悪くなって病院に行くのは子供

毎年の健康診断で見事にすっかり病人してくれ

以来、老化と病気がつるべ落とし


今、退職して久しい、

これからは具合が悪くなっても

病院にはいくまい

どんな高価な薬だろうと、

最先端の医療技術だろうと

そんなもので長生きしても苦しむだけ

60まで生かしてもらった体

重篤な病気になるはずがない

なったとすればそれは寿命

生活を改めて、きちんと暮らしていれば

おのずと医者いらず...!


     早起き鳥




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人生とは習慣である...!

2015年12月25日 04時15分49秒 | 読書







 人生は、ひと言で言えば習慣です。

アリストテレスは

「習慣とは繰り返された運動」であり

習慣が人間の性格や品性を

つくると言っています。


習慣に早くから配慮した者は、

おそらく人生の実りも大きく、

習慣をあなどった者の人生は

虚しいものに終わってしまいます。


習慣は日々の積み重ねですから

それが習い性になってしまえば、

その後はつらいとも面倒だとも

感じなくなります。

良い習慣をからだに

覚えこませればよいのです。


人間は生き方そ変えることができます。

それは人間だけが命に終末があることを

初めから知っているからです。


  「生き方上手」
          日野原 重明 著
     







 年々、からだは年とともに衰え

動きも鈍くなっていくけど

心の中までも衰える必要はさらさらなく

逆に心はますます豊かになることも

さらなる学びによって前進することもでき

今までにしたこともないような

新しいチャレンジも

勇気をだして挑戦することさえできる


あと20年足らずの命、どう生きようかと思うと

何かせねばと思わずにはいられない


でも一度たりとも、もうなにもするのがいや

もういつ死んでもいい

と思った瞬間から老いは襲い掛かってきて

老いた日常が習慣化されてしまう


身なりと整えるわけでなく

なんの楽しみもなく

日々なんとなく

ただ食って寝るだけの寂しい日々

考えただけでもゾッとする


からだが動けないくらいの

老いが訪れた時は

いさぎよく、食を絶って

ひっそりとお迎えが来るのを待つとして

それまでのからだが動く間は

何かをしていたい


最小限、本だけは読んでいたい

そして、この読書習慣だけは

誰にも奪うことはできない

自分が放棄しないかぎりは...!


     早起き鳥




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豊かでも生きることは困難

2015年12月24日 05時12分30秒 | 読書







 そもそも私たちは

過去20~30年のあいだに

大変な思い違いをしてしまいました。


経済的に豊かになって、

情報や技術を自在に駆使するうちに

なんだか人間としても

強くなったような気になりました。


欲しいものは望めば手に入るし、

自分で頭をひねらなくとも、

あふれるマニュアルに従っていれば

日常生活を難なく乗り切れる。


そうしていま、自分は一人で生きてきた、

一人で生きていけると

大きな錯覚をしています。


けれど、いつの世も、

人と人との関わり合い無くして

存在しえません。

人は本来ひ弱なものなのです。


  「生き方上手」
          日野原 重明 著
     







 豊かで便利快適な今の世の中

なに不自由なく過ごすことができる

電車の中で新聞を読む人は少なくなり、

老いも若きもケイタイ端末で情報収集

そしてSNSでコミニケーション


僕でさえ、新聞はケイタイサイト

日々の暮らしの中で今、一番大切なものは

この小さなケイタイ...!


でも、現実は

なんとも凄まじいストレス社会

息苦しい人間関係のなかで

一人ひっそりと生きている


どんなに便利になっても

人と人との関わり合う上で、ぶつかったり、

多少の衝突や摩擦、

傷つくことはなにも変わらない


でも昔の人付き合いの方が温かみがあって

どうしようもない場合は別として

たいていは折り合いをつけて

うまく生き抜いてきた

それは本来、

人間が持っている人付き合いの術を

持ちああせていたのかもしれない


でも今はそれさえも省略するほどの

便利快適社会

隣にいる友達とも

ケイタイでコミニケーション


なにかが狂い始めているような気がしてならない


     早起き鳥




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ぬくもりを失った社会の心地わるさ...!

2015年12月23日 04時33分16秒 | 読書







 昔のほうがよかった、

などと言うつもりはありませんが、

一昔前とものがあふれるほど豊かな今とでは

居心地というか

生き心地が明らかに違います。


今の世の中を

早さ、豊富さ、効率性

という観点から見れば

さすがにこれらを必死で

追い求めただけのことはあって、

申し分のない状態と呼んでいいでしょう。


けれど、はたして居心地はどうかと言えば、

私には、とてもドライ過ぎるのです


人のぬくもりや息遣い、

手触り、肌触りがあまり感じられません。


  「生き方上手」
          日野原 重明 著
     







 もっともっと便利快適と

豊かな暮らしの今の暮らし

何かをすることの時間と労力を

最小限にして目的を達する


なんと素晴らしい科学の進歩と技術革新

今、福井から東京に出張

よくある仕事のケースである

僕でさえ以前は、

多いときは毎週東京に出張していた


でも20年も30年も前なら

東京出張となると二泊三日くらいの大変な旅行

時間もお金もかかったものだ


でも振り返ると、

昔の東京出張は同僚と

飲んで食っての楽しみもあった

夜は県の宿泊施設で枕を並べて

仕事の打ち合わせもした


でも今の東京出張は

日帰り一人旅、

朝一番の新幹線で福井をたてば

お昼前から夜の7時頃まで

しっかりと仕事ができる


帰りの新幹線で飲むビールも味気ない

いつも昔の出張を思い出し

「ああ、むかしはよかったな...!」


時間とお金などあらゆる無駄を排し

豊かで便利になった今の暮らし,そして仕事

でもなぜか、むかしの無駄が

ことのほか懐かしく

無駄も大切なのでは...!


人間のくらしに無駄という時間と仕事が

体を頑丈にして

人と人との絆をつくっていく上で大切なもの

最近、そんなふうに思うようになってきた



     早起き鳥




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老いてからの若い人との交わりは...?

2015年12月22日 04時48分34秒 | 読書







 どなたもいずれは

社会の第一線から遠ざかろうとも、

決して若い人との関わりを

なくしてはいけません。


どうかそれ以上に、

若い人と語り、ともにいること、

ともに楽しむことに

積極的であってください。


あふれるエネルギーの恩恵に

あずかることは確かです。

現に、若い人に数多く接する私は、

もっぱら「若い」と評判のようですから。


もちろんお察しかと思いますが、

若い人との付き合いには

体力維持というひそかな努力も必要です。


  「生き方上手」
          日野原 重明 著
     







 若い人と接することのメリット

それはもう絶大なるエネルギーを

吸収できるということ

それは自分自身も実感している


今の僕の仕事は

遠足でやってくる子供達のお世話

子供達の集団に身をおくと

むせかえるような熱気につつまれ

息苦しくなってくるけど

その空間がたまらなく好きで

これからもずっと子供達と接していたい


子供達にいつも高い好感度で接する秘訣は

やはり清潔、身だしなみ、格好よさ

そしてなによりも子供好きであること

老醜をさらすような老臭、小汚い服装

見るからにクサそうな爺さん


子供達は寄ってはこないし

見向きもしてくれない

子供の目線にまで自分の目線を下げ

笑顔で語りかける

子供達は「なんで、なんで」

と近寄ってきてくれる


別段疑問を解決しようなど考えているわけでなく

単なる大人との

コミニケーション言語ではないだろうか


これからは僕も若い人に

「なんでなんで」

と語りかけてみようと思う


     早起き鳥




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