20世紀の初頭、
ナイチンゲールは看護婦の学生たちに向かって、
感性の必要性を説いています。
感性のあるなしが
コミニケーションの能力にかかわるからです。
「我が子を失うというような、
あなたには経験のない悲しみにも
共感できなければならない。
その感性がないのなら、
看護婦になるのはやめなさい」
という意味の言葉を語っています。
厳しいまでの助言です。
「生き方上手」
日野原 重明 著
ナイチンゲールは、
感性はあくまでも遺伝的な資質であって
後天的には獲得できない
と考えていたようだが、日野原先生は
だれでも感性がゼロということはない
磨けば育つとおっしゃっている
でも今のこの世の中、
便利快適な暮らしの中に
憂う日々などなかなか少ないけれど
そんな暮らしの中で
悲しみに共感できるような
感性を磨くなどとても難しいこと...!
いっとき気の毒と
思うことがあったとしても
それは一瞬の感情、
次の瞬間にはもう忘れてしまっている
暮らしの中では難しくても読書の世界で
十分感性を磨くことは可能だと思う
どんどん、いろんな本を読んで
特に歴史に学ぶという姿勢が大切だと僕は思う
お医者さんや看護士さんたち
どうぞ豊かな感性を磨いていただきたい
早起き鳥
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