早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

rakuten

悲しみの体験が人を優しく...!

2015年12月19日 04時42分41秒 | 読書







 20世紀の初頭、

ナイチンゲールは看護婦の学生たちに向かって、

感性の必要性を説いています。


感性のあるなしが

コミニケーションの能力にかかわるからです。

「我が子を失うというような、

あなたには経験のない悲しみにも

共感できなければならない。

その感性がないのなら、

看護婦になるのはやめなさい」


という意味の言葉を語っています。

厳しいまでの助言です。

  「生き方上手」
          日野原 重明 著
     







ナイチンゲールは、

感性はあくまでも遺伝的な資質であって

後天的には獲得できない

と考えていたようだが、日野原先生は

だれでも感性がゼロということはない

磨けば育つとおっしゃっている


でも今のこの世の中、

便利快適な暮らしの中に

憂う日々などなかなか少ないけれど


そんな暮らしの中で

悲しみに共感できるような

感性を磨くなどとても難しいこと...!

いっとき気の毒と

思うことがあったとしても

それは一瞬の感情、

次の瞬間にはもう忘れてしまっている


暮らしの中では難しくても読書の世界で

十分感性を磨くことは可能だと思う

どんどん、いろんな本を読んで

特に歴史に学ぶという姿勢が大切だと僕は思う


お医者さんや看護士さんたち

どうぞ豊かな感性を磨いていただきたい


     早起き鳥




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