入社式の訓示でよく使われる、
世阿弥の「風姿花伝」の一節である。
室町時代の能楽大成者、世阿弥元清は、
日本中世が生んだ
最高の芸術的天才といえるだろう。
たとえば、祝言第一の能とされる「高砂」
神仏の人間との融和をあらわす。
その玄砂な世界には、600年の時を超え、
現代人をも陶然とされる芸術的な力がある。
「人事の日本史」
著 遠山美都男 関幸彦 山本博文
人それぞれ、
得意なものがあるだろうが、
芸術的な才能はことのほか憧れる。
歌でも踊りでも、
絵画でも書でもなんでも良い、
まるで持ち合わせていない自分には
うらやましくてしかたが無い。
そんな芸事というのか、
鑑賞することは大好きなのだが、
演じる側に人生一度くらいは立ってみたい、
人生、まだまだこれからと、
挑戦してみるのもこれ一興か
つぼみくらいになれば幸せである。
早起き鳥
読書普及協会創立8周年記念イベントのおしらせ!
何もない名所、
「一乗谷」の福井市で開催される、
読書普及協会創立8周年記念イベント
ひょっとして、おもしろいかも…!
早起き鳥
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◆◆現在10位◆◆
人々は「理想のリーダー像」を
歴史の中に探し求めてやまない。
よいリーダーが現代に
不足していると感じるからだろうか。
だが歴史が教えるのは、
むしろ、一人の突出したリーダーによって
組織が担われているのは
まれだと言うことのように思える。
「人事の日本史」
著 遠山美都男 関幸彦 山本博文
完璧な人というのが
存在するんだろうか…?
理想のリーダー像というのはいろいろある。
そしてそのリーダーに
名乗りを上げる人も沢山いよう。
投票で選ぶとなると、
なかなか名乗りを上げる人も
投票する人も難しかろう。
何も争点に考えればいいのか、
争点など無くして、
ただ名乗りを上げる人もいるかもしれない。
早起き鳥
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◆◆現在10位◆◆
宮仕えなら覚悟
しておかねばならない転勤辞令
家族と離れ、
たった一人、
見知らぬ地で会社のために
働くことを求められることもある。
ときには「元の場所」に
戻れる保証もなく…!
「人事の日本史」
著 遠山美都男 関幸彦 山本博文
単身赴任、
二重生活を強いることになり、
なかなか辛いモノがあるが、
頑張って勤め上げるしか無い
とはいえ、辛い事ばかりでもなく、
捜せば、良いことも楽しいことも
あるに違いない。
とはいえ、中世の時代に
単身赴任地は戦場だったはず、
戻れる保証などあるはずはなく、
命をかけて勤めるしかない。
まして、内心の不安や愚痴など
聞いてもらえる術も無い
彼等中世における普通の武士の
本音を聞いてみたいものだ。
早起き鳥
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◆◆現在12位◆◆
人事とは、しょせん
人間のすることだから、
間違いもあるだろう。
実際には間違いだらけかもしれない。
だが、よほどのことがない限り、
いったん発令された人事は取り消されず、
当人たちの異議申したては
認められないのが習いだ。
「人事の日本史」
著 遠山美都男 関幸彦 山本博文
人事異動の内示が出る頃
宮仕えの悲喜交々…、
桜の季節は、
酒の増える季節である。
「なぜ上司は自分の事を
評価してくれないのか、
これから上司のところに行って
直訴してやろう…!」
なんて思うけれど、
とても実行に移す勇気は無い。
せいぜい居酒屋で
憂さを晴らすがせきのやま、
葉桜の頃には
どことなく収まっているモノ。
早起き鳥
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◆◆現在16位◆◆
本来、退官官僚を
受け入れる側の人事的目的は、
彼らの実務能力に加え、
中央とのパイプを
獲得することであろう。
また「生え抜き」の
陥りがちな停滞を、
優秀な「異物」に
打ち破って欲しい
という期待もあるはずだ。
「人事の日本史」
著 遠山美都男 関幸彦 山本博文
「天下り」といえば、
官民の癒着や高額すぎる報酬を連想し、
イメージは非情に悪い。
そして本来の人事目的とは
かけ離れていることが多く、
評判が悪いのだろうが、
無くならない実情もある。
今、天下りを必要としているのは、
収益性の乏しい外郭団体、
行政の財政支援を得るために有利な
天下りが存在している。
しかし、そんな外郭団体も
整理統合、組織再編の渦の中、
官僚の天下り人事は
さぞや苦しいことだろう…!
早起き鳥
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◆◆現在16位◆◆