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厳しい勤務評定

2011年08月08日 03時34分11秒 | 読書








古代では勤務評定のことを考課と言い、

その結果にもとづき

位階が授与されることを選叙と呼んだ。

「官僚」らは毎年、

それぞれが属する役所の長官による

勤務評定を受けた。

勤務評定の原案を考文と言ったが、

これを作成するのに

必要な費用は考料と呼ばれ、

勤務評定をうける本人が

負担することになっていた。

 「人事の日本史」 
       著 遠山美都男 関幸彦 山本博文










勤務評定を受ける費用を

本人が負担するなど、

とんだ受益者負担だ。

まるで試験を受けるようなモノ、

勤務評定は雇用者たる

管理監督者がすべき義務だと思う。

でもそれを受益者負担だとすると、

真面目に懸命に仕事するかもしれない。

これはひょっとしてすごい発想、

良いアイディアかもしれない。

それにしても古代の勤務評定は

厳しいモノだったのだろう。

人を評価することほど難しい仕事は無い!

    早起き鳥








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